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封印されていた少女は復讐のために解放された

  ※砕ける音

  んっ……あれ?人間がいる。こんにちは。

  貴方が私を解放したの?

  へぇ……この封印、当時の最高魔導師がしたものなんだけど、随分とあっさり砕けたね。あれから何年?

  ……ふーん。500ね。意外と短い。てっきり1000年は経ってるかと思ったよ。

  まぁ色々聞きたいこと、お願いしたいことなどなど色々あるだろうけど。

  まずは、服と食べ物をもらえないかしら。

  ※焚き火の音

  ふーん。復讐ね。いいんじゃない。

  ……どうして驚いているの?

  別に。復讐のために世界を滅ぼすなんて、大したことじゃないでしょ。誰でもできることだけど、誰にもできないことなんだから。

  だって、思うのはただでしょ?結局は、復讐できる人間ってのは、ちゃんと行動できる人間ってことだよ。上部じゃなくてね。

  つまり君は、本気て復讐しようとしてる。だからこそ、私の封印を解いたんでしょ?

  当時、人間でありながら魔王を倒した、勇者と呼ばれた少女である私を。

  今の人間の実力がどれほどか知らないけど、まぁ役にはたってあげるよ。

  服と食事ももらったしね。

  ん?魔法?いくつかは使えるよ。

  ……あぁうん、その魔法ね。使えるよ。

  ……え、あの魔法って今じゃ古代魔法なんて言われてるの?私の時代じゃ、結構使ってる人いたよ。

  はぁ、ギャップすごいなぁ……

  ん?イメージと違う?もっと怖い人想像してたりした?

  あはは、私だって人間だよ。でも、大きい力を持ちすぎると、人間でも化け物にもなるんだよ。

  世界のために戦って魔王を倒したはずなのに、気づけば封印されて……私がしたことってなんだったんだろうね……

  ま、そんなこと今考えても無駄か。

  とりあえず、君の復讐を手伝ってあげるよ。

  んー、私の封印を解いたし、君は私のご主人様だ。

  これからよろしくね、ご主人様(マスター)。

  【完】

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