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偏頭痛の彼氏を看病する彼女

  ※雨の音

  あー、さっきよりもひどくなってるな……

  完全に梅雨入ってるな、これ……

  ん?あー、はいはい。今いくよ。

  ※少し駆け足

  どうした?お水?

  ……うん、頭痛いね。偏頭痛きついもんね。

  あー、もう泣かないの。大丈夫。お薬飲んだし、ちゃんと冷えピタも張ってるから大丈夫。すぐ良くなるから。

  私も今日お休みだからそばにいるし。ね。

  ……ふふっ、いいこ。

  ホント、体調悪くなると甘えん坊になるんだから。

  ……ううん、嫌じゃないよ。可愛くて好き。

  ふふっ、そうやって、私の手を両手で握ってほっぺたスリスリするのとかも可愛い。猫みたい。

  ……ふふっ、にゃーってなんですか?あれー?うちはいつの間にペット買ってたのかな?確かこの部屋、ペット禁止なんだけどなぁ。

  ……冗談だよ。そんなに拗ねないで。可愛いなぁ。

  暑くない?雨で湿気すごいし、ジメジメするでしょ?

  ふっ、頭痛いせいでそれどころじゃないか……。

  ホントこの時期最悪だよね。

  私は癖っ毛で髪の毛大変なことになるし、君は偏頭痛酷くなるし。

  梅雨は嫌だねー。

  ※布の擦れる音。

  ん、どうした?髪に手を伸ばしてきて。

  …‥癖っ毛好き?えー、でも手入れ大変。

  ふわふわして好き?んー、なんかそう言われるとなー。嬉しいようなーなんていうか…‥複雑な気分だな。

  ※雷混じりの雨。

  ……んー?なーに?

  ……頭?頭撫でて欲しいの?

  うん、いいよ。いっぱい撫でてあげる。

  よしよし、がんばれがんばれ…‥痛いのなんてすぐになくなるよー。

  だからもう少しがんばれー。

  ん、眠い?

  …‥なら、少し寝てな。寝てる方が、痛み感じなくていいでしょ?

  うん、お休み…‥ちゃんとそばにいるからね…‥

  【完】

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