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姉妹からのクリスマスプレゼント

  姉妹「じゃーん!メリークリスマース!」

  姉「どう?家族としかクリスマスを過ごせない可愛そうな弟のために、お姉ちゃんたちがサンタコスをしてあげた感想は」

  妹「あ、もう顔隠さないの。ふふ、恥ずかしがって可愛い。初だな」

  姉「まぁこんな際どいサンタ服なら仕方ないよね」

  妹「お店行ったらこれしかなかったもんね。探そうと思ったけど、めんどくさいからって結局」

  姉「でも、弟がこんなに可愛い反応してくれるなら、これを買ってよかったかもね」

  妹「そうだね。それじゃあ、家族でクリパしよ。まぁ残念ながらお父さんもお母さんも仕事で私たちだけなんだけどね」

  姉「ふふ、まるで漫画みたいな展開だよね」

  妹「んー?どうしたのそんな縮こまって……ねぇ、お姉ちゃんたちの方見てくれないの?」

  姉「寂しいなぁ。せっかくのクリスマスだし、楽しもうよ。あ、ちゃんとプレゼントも用意してるからね」

  妹「もちろん、そっちもお姉ちゃんたちのためにちゃんとプレゼント用意したんでしょ?」

  姉「ふふっ、そっか。用意してくれたんだ。それは楽しみだな」

  妹「それじゃあ、早速パーティー始めようか。料理はお姉ちゃんが作って、ケーキは私が作ったんだよ」

  姉「……ふふっ、そんなにいじけないの。別に何もしてないわけじゃないでしょ?部屋の飾り付けはちゃんとしてくれたじゃん。すっごく可愛い」

  妹「うん。あれとか、可愛いよね。100円ショップ?」

  姉「へー、ネットで見つけて可愛いからって?えー何それ。わざわざ買ってくれたの?ありがとう。ぎゅー」

  妹「あ、お姉ちゃんずるい!私もぎゅーしたい!!」

  姉「だーめ。今は私がぎゅーするの。その代わり、この子にあーんしてあげて」

  妹「え、いいの?やったー。どれ食べさせようかなぁ」

  姉「んー?遠慮しなくていいよ。今日は、姉ちゃんたちが料理全部食べさせてあげるから」

  姉「あ、飲み物は口移しね(耳元)

  姉「あはは、冗談だって。もう、可愛いなぁ」

  妹「ほら、食べさせてあげるから口開けて」

  妹「…‥うん、いい子。アーン…‥美味しい?」

  妹「ふふっ、お姉ちゃん、美味しいって。わー、可愛い」

  姉「ふふ、何しても可愛いっていう」

  妹「だって可愛いんだもん」

  姉「確かにね。それじゃあ、さっさとご飯食べて。お楽しみのプレゼント交換しましょ」

  妹「そうだね、楽しみだね」

  ※少し間をあけて、蛇口を止める音

  姉「よし、お片づけ完了っと」

  妹「ん?着替えないのかって、まだパーティーは終わってないんだから」

  姉「それじゃあ、プレゼント交換しようか。ちなみに、可愛い弟へのプレゼントは、私たち二人一緒に選んだから共通ね」

  妹「そうそう。せっかくならってね」

  姉「じゃあ、先に私から可愛い妹にプレゼントね。はい、前に欲しがってた服とイアリング」

  妹「わぁ〜、ありがとう。私、はい。お姉ちゃんが好きなブランドのバッグ。今月買えないって言ってたでしょ」

  姉「わ、嬉しい。ありがとう」

  妹「こちらこそ。今度のお出かけできるね」

  姉「私も使う」

  妹「ふふ。それじゃあ、可愛い弟からのプレゼントを期待しようかな」

  姉「どんなの準備してくれたのかな?」

  ※布の擦れる音

  姉「わ、可愛い……ぬいぐるみ」

  妹「しかもお姉ちゃんと色違いだ。可愛い!」

  姉「……こんなのって……そんなことないよ。十分可愛い」

  妹「うん。色違いっていうのがいいね。ありがとう」

  姉「ありがとう。つまりそうか……自分だと思って抱きしめて欲しくてくれたんでしょ」

  妹「あ、なるほどそういうことか。じゃあ、抱きしめる以外にもいっぱいしないとだね」

  姉「違う?ふふ、わかってる冗談だよ。すぐ間に受けて、本当に可愛い」

  妹「あ、恥ずかしいから話そらそうとした。まぁ別にいいけど。それじゃあ、私とお姉ちゃんから、世界一可愛い弟へのクリスマスプレゼントだよ」

  姉「開けてビックリ箱だよ」

  ※バイブ音がなる

  妹「あ!お姉ちゃん!答え出ちゃってる!」

  姉「あら、せっかく開けて顔を真っ赤にさせようと思ったのに」

  妹「ん?何って……ふふっ、わかってるくせに、お姉ちゃんたちの口から言わせようなんて酷いなぁ」

  姉「ね。本当に、悪い子だね」

  妹「悪い子は、サンタさんがいい子にしてあげないとだね」

  姉「こーら、逃げないの」

  妹「ねぇ知ってる?クリスマスはね、性格には24日の夕方から25日までの夕方までのことを言うんだよ?」

  姉「そう。つまり、今は聖なる夜。漢字を変えると……」

  妹「あ、想像した?ふふっ、今日さ、お母さんもお父さんもお仕事で帰ってこないでしょ?」

  姉「だから、今からサンタさん二人で、悪い子に、プレゼンを使っていい子にしようと思うの」

  妹「ちなみに拒否権はないからね。君はいい子になるまで、私たちがいっぱい教えてあげるから」

  姉「それじゃああ、私たちの部屋に行こうか。大丈夫、痛いことは一つもないから」

  妹「そうそう。絶対に忘れられないクリスマスにしてあげる」

  姉妹「それじゃあ今からは、良い子になる時間だよ」

  【完】

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