※ポケモンSVネタバレ含みますので大丈夫の方次ページから読みますがネタバレ大丈夫という方もどうぞ
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「さて皆準備はいいか?」
『いつでも行けるぜ!』
フォックが自分の部屋にいた、もちろんオレンジアカデミーの寮部屋だ。
「だ、大丈夫なん?」
不安そうに一人の眼鏡をかけた者がいた、彼女の名はボタン、フォック達の親友でもありスター団のマジボス『カシオペア』の正体でもある。
「心配なのはわかるよボタン、でもこれはあくまで俺の組織とスター団との訓練という名の奉仕活動ってことでクラベル校長には許可を得たのだから」
と、ノートパソコンに映るスター団それぞれのアジトの画面が映っていた。
ことの発端は遡ること3日前。
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「う~ん」
ボタンは悩んでいた。
「あらどうしたの?」
そこにフォックが来た。
「あ、フォック、実はSTCのでよくはなってきたけど相手どうしようかと」
どうやら相手探しをしていたようだ。
「なるほどね、STC(スタートレーニングセンター)の活動も段々とよくなってきてるしみんな相手とかもそろそろ乏しい感じもあるってことね、あ、じゃあこういうのどうかしら?」
何かアイデアがあるようだ、フォックがボタンの耳元でアイデアを話す。
「え?いいの?」
「まあうちの組織の皆とやりたかったし、クラベル校長に話して許可得とかないとね」
そう言い校長室へと向かったのであった。
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そして今に至る。
「んじゃ皆!カチこんで目いっぱいバトルの相手してさしあげて頂戴!」
『アイアイサー!』
するとそれぞれのアジトからスカルドラゴ団の面々が突入してカチコミという名のダンラッシュ&ポケモンバトルが始まったのであった。
「ふむふむ、スター団の子達も段々強くなってるわね、色々と俺が課外授業での宝探し以降まとまっているね」
ノートパソコンの画面では接戦を繰り広げる互いのしたっぱ達が映っている。
スター団も元はいじめられた者達の集まりでもありバトルもそれなりに強い、しかしフォック達によってやられた数は多いがそれでも彼らなりにSTCの活動をしている。
「うわフォックのスカルドラゴ団の皆強いね」
「異世界などで色々特訓したりこれでも皆スター団と同じようなものよ、でも俺がリーダーになってこの組織を立てて以降皆それぞれのチームで活動しているもの、そう簡単に負けないよ」
そう言いサンドイッチを食していく、ちなみに。
「コランド、ほい」
『ありがとう♪』
ボタンだけでなくコランドも観ていた。
「またペロペロされそう」
と、不安がるボタン、補給班をやっていた時にまだコライドンという名前だったコランドはボタンをペロペロしていて遊んでいたようでボタンが不安がるのも無理なかった。
「そこは大丈夫、サンドイッチとか俺が手なずけているしモフモフすると喜ぶから」
そう言いフォックはコランドをモフモフする。
「流石、ドラゴン使い兼魔王でもあるね」
「まあ魔王とバレる前に言ったから驚きだろうけど俺はそこまで支配するとか全然考えていないし」
否定するフォック、魔王というのは一部の者達でしか話していないのでもちろん他の生徒達には言わない約束をしている。
ちなみにフォックが魔王と知ったのはボタンだけでなくこの場にいないペパー、ネモ、クラベル校長ぐらいである。
「さてそろそろかな、ピーニャ君BGM準備ボス達みんな出番だよ!」
するとBGMが流れてアジトの奥からボス達が現れた。
『んじゃいっちょやりますか!』
『フェアリータイプの可愛くないとこ見せてやる!』
『テメェ等がしたっぱ達をやった分返してやるぜ、爆ぜろや』
『いくでござる!』
『ウオォー!!』
それぞれのアジトのボス達がスカルドラゴ団のしたっぱ達を倒していく。
「んじゃこっちも、皆準備いい?」
『こっちはいつでもOK!』
『いつでもいける』
『大丈夫ですフォックさん、お願いします!』
そして画面に映っているアストル達が準備を済ませる。
「そんじゃいったれ!」
『おおー!』
アストル達もラッシュをかけながらボス達の元へ。
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「あんたの相手させてもらうぜビワ姉!」
「うん!全力で行こう!よろしくね蒼剣ちゃん!」
蒼剣はビワを相手に対峙する。
どちらも同タイプの使い手でもあるが蒼剣は格闘タイプ以外にも水タイプなども使っている。
「行くぜ!」
「ウオオォー!!」
蒼剣とビワがポケモンを繰り出す。
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「へえ~俺の相手はお前か」
「オルティガ君が相手だね」
アストルの相手はオルティガが相手のようだ。
「まっ、俺強いしお前に勝てるだろうから」
「どうでしょうか?僕もフォックさんから指導していただいていますし油断しない方がいいですよ?」
アストルはオルティガの挑発には乗らずにボールを構える。
「言ってくれるな!後悔するなよ?」
「そちらこそ僕も負けないですので」
アストルとオルティガのバトルが始まる。
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「へえ~あんたが相手なんだ」
「そのようだな」
雷黄はピーニャと対峙していた。
「君にレクイエムを聞かせてあげるよ」
「悪いがそうなるつもりはない、こちらも行かせてもらう」
雷黄とピーニャが互いにボールを投げていく。
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「あれ?メロちゃんとシュウメイの方にはボスがいないん?」
ふとボタンがスカルドラゴ団の2チームだけは何故かボスがいないことに気づく。
「あ~まあいないけどそれなりに十分バトルの強さはあるから」
スカルドラゴ団のチームはほぼ誰かがリーダーをしているのもいる、しかし2チームだけはリーダーがいない、団の中心なのはフォックだがそのフォックにはチーム『勇竜』のリーダーも勤めているが今回はバトルしないため遠くから指揮をしている。
だが『勇竜』は少数派でありながらもシュウメイ達を翻弄する、フォックがいない時に連携など指導しているため単独でも動けるようになった。
もう一方、リーダーのいない『レディドラ』はメロコ達の方だがバトルはまあまあなためそれなりに戦えてはいる。
「ホントだ、フォックのチームは少数派でも苦戦していない、メロちゃんの方のも少し押されているけど負けてない」
「俺らの団はそれなりの指導してるし今回訓練だからこそ得るものは得ておかないとね」
そう言い画面を観る、互いに接戦となっている、ちなみにアストル、蒼剣、雷黄はチャンピオンとなっていて他のボス達と楽しくバトルをしている。
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「そこまで!」
フォックの合図と共に画面にいた皆がバトルを終える。
「みんな中々だったよ、今回の事で皆色々励めるように」
そうフォックが言うと皆頷いた。
「さてそろそろ皆解散しましょう、スター団のボス達とアストル達の方も後でアカデミーに合流ね、ではみんな〆の挨拶するよ、せーの!」
『お疲れ様でスター!!』
挨拶をして皆解散となった。
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食堂でアストル達とスター団のボス達が食事をとっていてフォックとボタンも合流した。
「はあ~ドラゴン相手だと思って油断した」
「そう簡単にはいきませんでしたしまたバトルしたいのでしたら相手しますよ」
オルティガは悔しがり、アストルはオルティガを宥めてまたバトルしますよと言う。
「雷黄君も中々じゃん」
「そちらもな」
冷静であるピーニャと雷黄も互いに認め合っていた。
「蒼剣ちゃんも中々だったよ!」
「ビワ姉も強かったぜ、今度指導とかお願いするぜ」
ビワと蒼剣も互いに検討して指導の約束をする。
「まさかリーダーなしとはまあそれなりに楽しめたからいいけどな」
「フォック殿がいなくてもここまでやるとは流石でござるな」
メロコとシュウメイもリーダーいない2チームとのバトルは意外だったことなど賞賛する。
「まあね、また訓練とかお願いしていいかしらね?」
「もちろん!」
皆盛り上がったのであった。
なお後でクラベル校長に報告してその後からまた訓練という名の奉仕活動として二つの組織との合同の訓練が行われるようになったのだった。