ここはどこかの世界、そしてこの世界には不思議な生き物『ポケットモンスター』縮めてポケモンと呼ばれるモンスター達が生息している。
そんなポケモンと人が生活している世界にフォック達が来ていた。
「ここがポケモンと呼ばれる世界か」
「うん、ディセンダーの俺も結構行ってるようで俺達もと思ってね」
しかし違うのはフォック達の姿が竜人の姿ではなかった。フォックは赤髪短髪で服装も前の世界と変わっていない。蒼剣の方は青い髪型でガチムチで見た目はゴツく少年と思えない姿だ。
「確かにな、俺も姿が変わっている」
雷黄に関しては黄色の服装をして金髪のツンツンとしている短髪に両目がツリ目をしている。
「ってかそれ以前に俺らは人間の姿になってるけどこいつだけ違うしな」
と、何故か一匹だけ違うの姿のモンスターがいた。深緑と赤が特徴的な頭部に水色の下半身をしている。
「あ~ガラル地方のポケモンでドラパルトというポケモンね、レイリュウの方はポケモンの姿だから手持ちになっちゃうわね」
「ヴォー…」
力が抜けた鳴き声を漏らすレイリュウ、まさか自分だけがポケモンになるとは思っていなかったようだ。
「まあポケモンの言葉に関してはわかるというかね、まあ教えてやればわかるようになるよ」
「そういうスキル確かに必要かもな」
「確かに、覚えておいて損はないだろう」
ということでフォックはポケモンの言葉がわかるようにその後二人に教えたのであった。
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「んで俺の手持ちはこいつか」
蒼剣の手持ちは亀のようなポケモンで少しまだ幼い、このポケモンはゼニガメと呼ばれるポケモンだ。
「俺の方はこのポケモンか」
雷黄は頭がコンセントのような黄色いポケモン、エレキッドだ。
「まあ俺はリザードンというポケモンになれるみたいだしスキルとか色々確認したらあった」
どうやらフォックのスキルにはポケモンへと姿が変わるのもあるようだ。
「んでこいつらをバトルして戦わせるとかもあるだろ?」
「その通り、まあ色々説明したりなどしないとね」
フォックはさらに色々説明したのであった。
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ポケモンと人が共生する世界に来て数か月。
「ふう~俺のポケモンかなり育ったな」
蒼剣の隣には一匹のでかい亀のようなポケモンがいた。このポケモンはカメックス、あのゼニガメの最終進化がこの姿である。
「俺もだな」
「レキブ!」
雷黄の隣にはゴツイポケモンが、目つきが悪く黒と黄色の体色をしたポケモン、エレキブルでエレキッドの最終進化でもある。
「さて、ここまで来たんだし新しい仲間や他にちょいと依頼があって何やらこの世界で事件があり智月達と合流するつもり」
「依頼か」
「んじゃあいつらと合流して行こうぜ」
「ヴォー!」
フォック達は彼らと合流するために合流場所へと向かった。この後その事件はフォックのブチギレや蒼剣達の活躍により解決したのであった。そして後にフォックは悪の組織から恐れられる存在となりそしてこう呼ばれるようになった。
『煉獄の竜魔王』と、後に悪の組織がフォックの怒りを買うことをやらかしてしまったのが原因でそう呼ばれることになってしまったのだった。
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Pチェンジバルーン事件、フォック達が事件を解決した最初の事件の後フォックと蒼剣はここガラル地方にあるワイルドエリアにいて一匹のポケモンと対峙していた。
「これでどうだ!」
蒼剣がモンスターボールと投げると一匹のポケモンはそのままボールの中に入りボールは激しく動いたりしたが最終的には収まり音が鳴った。
「おしっ!これで仲間が増えたぜ!」
ポケモンを捕まえたことを喜ぶ蒼剣。
「そうね、さてどうせならいい感じにあれもできるな」
「あれって?」
あれが気になる蒼剣。
「パジオに行くよ、そこでしかできないものだし」
「あ~確か人工の島だったな、行こうぜ」
そのままパジオへと向かった。
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「似合ってるか?」
「うんばっちり」
蒼剣は衣装など色々と変わっているが相変わらず腹は出ていてごついのは変わらない。
「またあの事件ので智月達が突き止めてくれてるからそこで合流よ、アローラに行くわ」
「うわ移動しまくりだなこりゃ」
すぐに二人はアローラへと向かっていった。後に蒼剣はマジコスというこの衣装で捕まえたガラルサンダーの力を発揮するということを本人は知る由もなかったのだった。
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その後基地をほぼ壊滅してさらに解散したスカル団の団員達はフォックについていくことになりスカル団改め新たな組織『スカルドラゴ団』が結成され彼らはフォックの指示で色々とほぼ壊滅している基地で作業をしている。
そしてフォックの方はというと。
「さてそろそろ変化が来るわね」
基地の奥の部屋で捕まえたブレイク団という組織の二人に薬を飲ませた、フォックの声に反応するように彼らの姿が段々と変わり始めてきた。
「ンゴッ、ングギッ!?」
「ンギッ、グガゲァ!?」
まず二人が変化したのが両手で何やら同じ顔の竜の顔へと変わり次に腹が段々と服を破きながら膨らみ出して青紫の体毛が生えてゆき背中には黒く広がっていない羽が6枚生えてくる。
そして顔のマズルも竜の顔となっていき姿が変わっていった。
二人いや二匹はサザンドラへと姿が変わった。
「ガ、ガボオォ!?」
「ギュ、ギュルアァ!?」
『ギャウギャウ!』
「まあポケモンの姿にはなるけどあの薬のようにずっとポケモン化しないから数分もすれば元に戻るわ、でもこれだけかと思ってるのかしら?」
サザンドラになってゆく彼らは自分の腕から声があがっていることに驚くのをにこやかな表情を見せていたフォックがフィンガースナップを聞かせると。
「ガブッブッ!?」
「ギュブッブブ!?」
突然今度は腹自体が段々と肉ついてきて太っていきだし両手の首と共に仰天する二匹のサザンドラ。
「ギュフッ…グガッ、ゲエェフ!」
「ガアァフ、グギュウゥ…プフ!」
段々と膨らんで最終的にはカビゴンみたいな体型となってしまったサザンドラ二匹を観ていたフォックがメモを取り始めていった。
「うんうん、薬の効果に関しては問題なし」
フォックは自分の作った薬の効果を確認していた。
とある会社内で肥満化方面の部署に所属している彼は色々と試したりなど効果を検証したりしておりこの『ポケモン化(時間制限付き)&肥満化の薬』の効力など色々と調べている状態なのである。
「さて数分もすれば元に戻るしそろそろやっちゃおうかな」
そう言うとフォックの目つきが変わり光だす。
「あ、ご愁傷様」
「ナムナム…」
ただポケモンの姿と肥満化にしただけではないのを蒼剣は察して莉音は念仏を唱え始めた。
その理由はフォック自体の能力だ、彼の能力は相手が敵である者に対して精気を吸ういわば吸血鬼みたいな能力を持っている。
そのためモフモフしたオスのドラゴンなどは某ボクシング漫画の主人公みたく真っ白に燃え尽きてしまうしまう事が多々ありそれに対する処理でレイリュウや雷黄がてんてこまいに成ることもしばしばあったそう。
「ブ、ブフル!?」
「ギュ、ギュルル!?」
「さて…お前らの気力など俺のモフモフでいただくわ♪モフモフじゃあ!!」
そのままフォックはサザンドラ二匹同時モフモフを開始し始めていった。
『ギュ、ギュアアアアァ!!!』
「あ~モフモフ♪このお腹がたまんねぇ~こうでないと俺のイライラが収まらねぇしな」
モフモフしてるフォック本人は満足しながら断末魔が響く二匹を気にせずモフモフしまくるのを苦笑いする莉音と蒼剣はここの座標を近くの警察に向けて送り始める。
「あーあ、ありゃ当分元に戻っても全身動かないと思うよ?」
「まああいつら甘く見すぎだな、それ以前にそれで煉獄の竜魔王という二つ名になるんだよ」
莉音はドンドンと干からびていってる二匹を見ながら蒼剣は満足になってゆくフォックを見ながら呟いた。
無論これにはダイエット効果みたいなのもあり元の体型に戻れるがその代償に色々と燃え尽きるためオスドラ相手にはもはやフェアリータイプの技みたいな何かに思えてしまうモノとなっているのである。
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「ふう、中々だったわ♪」
「あ、がが…」
「う、ごご…」
フォックがモフモフし終えた後二人の姿は元に戻り床に転がって燃え尽きていた。
「こりゃまた盛大にやってくれたね…」
警察無線から此処へ向けて偵察部隊を送る旨を傍聴していた莉音がその有り様に呟く。
「俺を甘く見たのと飛ばしたのが悪いのよ♪おかげで薬の成分など色々と試して参考になったわ」
今回わかったことをメモで色々と書き足し纏めてゆくフォックを尻目に莉音は蒼剣の方に向く。
「蒼剣、そっちの方はそろそろか?」
スカルドラゴ団の撤退準備の進み具合を聞きながらバックの中を確認し直してゆく。
「そろそろ大分なんとかなった、撤退できるぜ」
「フォックさん、そろそろ此処から出ましょう。警察の偵察に見られたら一大事だ」
蒼剣の報告を受けて莉音はフォックに撤退の旨を伝える。
「そうね、スカルドラゴ団撤退するわよ」
他の団員に連絡して撤退の合図を出した。
「おっ、撤退の合図か」
「さて、拠点は何処に成るのやら」
縛り終えたブレイク団の戦闘員を見ていた下っ端達が撤退を始めてゆく。
「んじゃ俺達も撤退っと」
「了解、とりあえず此処から出るか!」
「フォック、此処から何処に行くんだ?」
基地から出ることになったことを確認した龍狼は拠点となる所は何処になるかを聞いてきた。
「そうね、よっと」
フォックは魔法陣を展開して行き先を設定してゆく。
「な、なんだありゃ!?」
「ふ、普通のポケモンじゃないんだな本当に……」
慣れた手つきで魔法陣を出してきたフォックにスカルドラゴ団の下っ端がそう溢す。
「とりあえずこれでポータウンまで戻りましょ、拠点に関してはそこで話すわ」
フォックが皆を魔法陣の中へ集めて起動させる。すると魔法陣が輝きフォック達の姿は消えると同時に魔法陣も消えていった。
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「あ、戻ってきた。おかえり!」
魔法陣でポータウンへと戻ってきた皆に街の整理をしていた天馬と一部のポケモン達が声かけする。
「ありがと天馬さん、そっちどうだった?」
「どういたしまして、特に変わったことはないよ」
「これから拠点についてを屋敷の方で話し合います。天馬さんも来てくれますか?」
街の状態を確認する龍狼に異常が無い事を天馬が伝えると莉音がそう聞いてきた。
「んじゃ俺らも」
「そうね」
フォックと蒼剣は頷き合って先に行った。
「うん」
莉音のそれに頷いて天馬もついて行く。
「あの屋敷だね、把握」
「フォウクウゥ?(あの屋敷?)」
ナディムを頭に乗せながら龍狼も行く先は『いかがわしき屋敷』であった。
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皆が屋敷に集まり各々気に入ってる所に座ったり寄り立ったりしゃがんだり等してフォック達の話を聞く姿勢を見せる。
「んで拠点だけど俺の世界というか天馬さんや智月などがいる世界でもあるけどそこで何か拠点を建てる方がいいかなって」
それはスカルドラゴ団の皆をフォック達のいる世界に来させる意味であった。
「せ、世界に…?」
「ど、どういう事ですか?」
「理解不能理解不能」
スカルドラゴ団の団員達は困惑の表情を隠せておらずフォックのその言葉に疑問を見せる者もいた。
「あーフォック、それだと此処にいる人達に理解できないぞ?」
そんな有り様に龍狼がフォックにそう言い出す。
「あ、そうだったわね、簡単に言うと此処とは違う世界に事、まああっちは平和なのもあるけど色々な人達が住んでいるのよ」
「彼らふぁ僕らの世界に来るってこと?お互いに慣れが必要だね…」
天馬のその言葉に幾人かの団員が頷く。
「何日かは宿泊できる所を用意しないとな、それから着いた先での世界の事についてを教えて…あー常識についても必要だな…」
SFチックな話に半信半疑になってゆく団員達を尻目に龍狼が先のフォックの発言から思考し始めてゆく。
「まあここに残りたいメンバーはここを拠点にしていいわ、行くかはじっくり考えてね、無理や強制はしないわ」
拠点の二つのうち一つを団員達次第にしてどうするのかを考える時間を与えてフォックが辺りを見てゆく。
「とはいってもなぁー」
「正直此処に留まっても警察が残党の集まりを気にしない筈は無いだろうし」
「うーむ、気になるけど不安もある」
団員達が意見を出し合ってどうするのかを考えてゆく中で一人の青年が長く考え込んでいるのをフォックが見かける。
「(彼だけは長く考えているけどどう考えているかしらね?)」
フォックはそんな彼らを見守っており考え方は自由で来るかどうかはまた別問題である。
「その世界って複数ある感じでしょうか?」
すると先ほどの青年がその疑問をフォックに出してきた。
「そうだね、色々あるよ、ポケモンがいない世界やポケモンだけの世界、他には平和だけど色んな種族が住んでいて宇宙うからの侵略者が来る時もあるけどそれを平和にする戦士がいる世界、ポケモンとは違う狂暴なモンスター狩ったりそのモンスターと仲良くする世界など色々あるよ」
それはフォックが色々な世界そしてその世界に住んでいる別の自分達の存在によって世界の何かを知ってしまったのだから。
「成る程、よし…皆、僕からの提案だが一纏めで行動していってたら目立つ可能性がある。此処は連絡手段ができてかつバラバラに世界に入ってみないか?」
フォックの色々な世界を聞き終えた青年は立ち上がってから皆の眼をひく所に着いてからその様なことを言ってきた。
「なるほど、でも君達がどう気に入るかによるけど、その世界がどういう理があるか、また色々と戦える術など色々としないとだけどね」
フォックは青年の言葉に更に自分の言葉を付け足した。
中には戦争や先ほど言ったモンスターが狂暴な世界でモンスターにやられる可能性までもあるのだから。
「その手があったか」
「けどその世界次第だけどアボンする可能性があるそうだろ?」
「比較的安全な所をピックアップしてもらうか?」
「人生楽しんだもの勝ちだろ、エクセントリックな所がいい」
団員それぞれの意見が飛び交っており中にはポケモンの世界にも他にあるのか聞いてくる者もいる。
「まぁ、安全な世界もあるのはあるし色々とそれは見てからになるけどね、更に付け足すけど一応戦う術などは俺が教えることはできるけど後は君達次第だね」
もちろん色んな世界でも戦う術も考えないといけないのだから護身術など色々身に着けることもあるようだ。
「成る程ねぇ」
「もしかしたらフォックが居た世界もありそうだな…そこに行ってみようかな?」
「おっ、それ良いかもな!」
「と、とりあえず本人に確認をとらないと…」
段々と話が纏まりだし何人かでその世界に入るかやその世界でのアクシデントの対応を聞きながら組分けたり薬を使って変化したり等をする中でその提案をした青年がフォックに近づく。
「ん?まだ何かあるかな?」
「あーもし宜しかったらで良いんですが…」
フォックが元からいた世界に行きたい旨を話してゆく。
「俺の元からいた世界にか?なんでまた?」
何故自分の世界を青年が選んだのか理解できなかった。確かに平和になってるのはなっているがそれは即ち刺激がないという意味でもあるのだ。
「貴方のそのお姿に惚れてしまいまして…その世界に行けば僕も同じくそうなるのではと」
頬を赤らめしつつリザードン姿であるフォックのお腹を見つめながらそう返してきた。
「まあ俺の姿はあくまでポケモンの姿に変わった姿、俺の姿は本来世界によって違うけどまあみんなに言うけど元は竜人であり魔王兼勇者でもあるから」
とりあえず自分の正体を青年に話してゆく。
「そうなのですか」
「うん、受け入れてくれるのは嬉しいけど君が竜好きというのは実感したよ」
「えぇ、ドラゴンタイプの子やそういうのに似ている子が好きで…いつかそういうのに成りたいんですよ」
そう言いながら青年が手を握ったり閉じたりしながらフォックを見てゆく。
「なるほど、まあポケモンや竜化とか教えてもいいけど?」
「良いんですか!?」
「えぇ、まあ、ちょいとかかるなど習得するのも君の頑張り次第だよ」
迫るように顔を近づける青年の頑張り次第ではポケモン化や竜化を習得でくることは可能なようだ。
「フォックさんの世界ではそれが出来るんですか?」
「まあ手段的にもあるけど世界によっては姿変わるとかあるけどまあ習得以外にも方法はあるし、まあ今の君だと俺の世界に行っても人間の姿のままだけどね」
ふと思ったことを青年が言ってくると今の彼では色んな世界に行っても人間のままの姿となるのと習得以外の手段もあるのをフォックが伝える。
「必ずものにして見せますよ…!」
青年の固い決心を見てフォックはあるパーティの事を思い出した。
「わかったわ、ならば君は俺がいた世界の方にね、ついでに君にドラゴンというよりオスドラの魅力も教えてあげるね」
「あ、ありがとうございます!」
お辞儀をして感謝の意を見せる青年を尻目に団員全員の行く世界の振り分けが決まったようだ。
「ふむ、それぞれこの世界に行くようね、とりあえず行く世界を魔法陣で割り振ったから後その世界に来た後にここに行くなどのメモを渡しておくわ」
それぞれの世界に行ける魔法陣が展開され団員達に行く世界の後にどうするかのメモを団員全員に渡した。
「はーい、此方の世界に入る方は僕らと一緒に!」
龍狼が自分達の世界へと行く団員を誘導する中でフォックは自分が元居た世界に行く方々を眺める。
「(色々とせばす達にも連絡入れないと、後蒼剣の仲間達にも協力しとかないとね?)」
自分の元居た世界の皆に連絡を入れるのと一応彼らがやっていけるのか不安も少しある中でふとフォックの肩を蒼剣は軽く叩いた。
「まああいつらが決めたことだろうしな、向こうにいるあいつらなら何とかしてくれるだろうし」
「そうね、少し不安軽くなったわありがとね」
「あの世界は俺とお前の戦いから平和になった世界だからな、あいつらなら心配ないかもだしな」
蒼剣にお礼を言う中であの青年と視線が合うとポケモンを撫でていた彼も力強く頷いた。
「さて、行く準備はできたかな?」
団員全員に行く準備ができたかを確認する。
「アイアイサー!」
「どんな世界なのか楽しみだ!」
「一生懸命頑張ります!」
それぞれが反応する中で青年は親指を立てる。
「では行ってらっしゃい、ちゃんと定期で連絡と後は出陣の時には連絡を入れるわ。そんじゃ頑張ってきてね」
フォックが声をかける中でフォックの元居た世界に青年達が入っていった。そして同時に他の団員達もそれぞれの世界へと旅立っていった。
[newpage]
それから数週間後。
「皆画面に集まってるわね?」
『アイアイサー!』
『こちら異常なしです!』
フォックの家で画面を通じて他の世界に行っているスカルドラゴ団の団員達と通信をしていて俗に言うリモートワークというものだ。
ちなみにここの世界にいる団員達や蒼剣、レイリュウ、雷黄もいてこの世界にいる団員達の方には寮が作られていた。
寮の方はフォックの家の隣に建てられていて家と寮の間には連絡路がある。
「みんな元気にしてるようね、さてアストルの方はどう?」
『はい!おかげ様で憧れの竜に慣れましたしフォックさんやこの世界の魔物の方々や蒼剣さんの元仲間の皆さんのおかげです』
画面には一匹の竜が出ていた。この竜はフォックに世界の事や団員達を色んな世界へとバラバラに行くように提案したあの青年だ。
彼はフォックの元いた世界に着いた後魔物達や元いた世界に戻りにフォックがわざわざ戻ってきて竜化やポケモン化できる術を教えたり慣れるようにしていきそのおかげか段々とその術を習得し、普段は竜の姿でいたりしている。
そして名前をアストルと名乗りさらにフォックから魔力をいただき魔法までも習得して魔王代理というフォックや元いた世界の魔物達にも認められその地位を与えられた、彼ほどの者ならこの世界を任せられるとフォックは判断したのだ。
もちろん彼の他に元いた世界に行ってる団員達も数人はいて彼のサポートなど色々と補助や手伝い、魔王城の改築などに貢献している。
「それはよかった、まあお腹も出ていて中々様になってるね」
「えへへ、膨らむ感覚が良くていいんです♪それにオスドラの魅力を教えていただいたのはフォックさんのご指導あってこそです!」
照れるアストル、彼のお腹は人間だった細かったのとは違い若干ぽっちゃり体型をしている。
彼自体はモフモフの耐性や膨らむ感覚が好きなため今いるフォック達の世界に来ては付き合って太ったり膨らんだりを堪能している。
『魔王様もアストル様を連れてきていただいたおかげで魔王様不在を埋めていただきこのせばす感謝いたします』
画面に出てきたせばすがフォックにお礼を言う。
「まあ長く不在にして押し付けて悪かったよ、でもこれで俺がいなくてもやれるから安心して俺もやれることやれるし」
と、フォックは安堵する。
「まあこいつたまにそっちに帰るから俺もだけど」
「そうですね、マスターや私達も行きますし」
蒼剣とレイリュウもそう言う、レイリュウに関してはポケモンの世界では喋れないがポケモンでない世界ではポケモンにならないため何とかなってはいる。
「っと話逸れてごめんねみんな、それで集まったのは智月から再び事件のでまた俺達が出ることになる。そのため皆は準備など作戦などを話し合うからいいね?」
『アイアイサー!』
彼らは再び動き出す。