また来週

  学生時代からの友人と、自分で言うのもなんだが、かなり仲が良い。

  社会人になり一人暮らしを始めたそいつの家に、毎週のように泊まりに行き、よく遊んでいた。

  今回も前日から泊まり、朝から映画を観に行く。そのあと昼飯、服屋、電気屋といつものルーティン。

  日が暮れる前に帰路に着き、コンビニで買ったジュースとスナック菓子を片手にだらだらとゲーム。適当な時間に晩飯を食べ、風呂に入る。

  いつもと少し違うところを言えば、今日は久々に銭湯に行くことになっている。

  安いアパートの、お湯が安定しない手狭な風呂と違い、足の伸ばせる広々とした湯船に浸かれることに浮き足立ちながら、友人の運転する車に乗り込んだ。

  入泉券を購入し、さっそく脱衣所へ。

  サクサクと服を脱いでいくそいつを、思わず観察してしまう。

  ガッチリと太めの手足に走る綺麗な縞模様。そして学生の時よりかなり前に出てしまった腹。その下にある、剥けた普通サイズのモノも見逃さない。

  じっと見ているのに気づかれたので、誤魔化すために軽口を叩く。

  「そんなに腹、出てたっけ?」

  「うるせーな。幸せ太りだよ。」

  「いつの間に結婚してたんだ」

  「お前はもっと太れ!」

  「それは無理かなー。俺、少食だし。」

  とりとめもない会話をしながら、自分も脱いでいく。

  「少食とはいえ、肉ばっか食ってるのに全然細ぇよなー」

  「量が違うでしょ量が。健康的な量なの。」

  「やっぱ細ぇのは狐って種族柄なんかな」

  「関係ないよ。他の虎はそんなにお腹出ないでしょ。」

  「うるせ」

  風呂場への扉を開けると、暖かく湿った空気と温泉の香りにに包まれる。

  大抵の人はまず掛け湯をし湯船に入るのだが、俺たちは湯船に浸かる前に、先に身体を洗ってしまう派だ。備え付けの獣人用シャンプーで早くも全身モコモコになっている虎を横目に、自分も身体を洗う。

  「銭湯のシャンプーって、毛がキシキシになるんだよなー」

  「わかる。まぁタダで使えるヤツだしね。」

  「家の持ってくるのも荷物になるしなー。……うし、浸かりに行こうぜ!」

  泡を流し終え立ち上がる。キシつく全身の毛に少し違和感を感じながらも、湯船へと足を向かわせる。休日の銭湯はそれなりに人が多い。その中で比較的空いていた露天風呂に浸かることにした。

  「っあ゛〜〜〜。やっぱ広い風呂はいいなぁ〜〜。」

  「ね。足も伸ばせるし、最高。」

  「初めて来たけど、なかなか良いとこだよな。」

  「うん。家から近くて遅くまでやってるし、温泉の種類も多い。かなりいいとこ見つけたんじゃない?」

  「そうだな。はぁ〜〜、ホント最っ高。」

  その後は炭酸風呂やジェットバス、スチームサウナなどを楽しみ、風呂から上がって瓶の牛乳を飲んだ。銭湯の醍醐味を十二分に満喫した俺たちは、大満足で家路についた。

  玄関を上がり、机の上に広がる菓子類のゴミを片付け、布団を敷く場所を取るため部屋の隅へ。

  もはや俺専用となっている来客用の布団を押入れから出し、虎の万年床の隣に敷く。軽く談笑しながら歯を磨き、それぞれの布団の中へ。

  「そんじゃ、おやすみ。」

  「おやすみ。」

  電気が消え闇に包まれる。そのまま目を瞑り、眠りについた。

  [newpage]

  ふと眼が覚める。

  もう朝かと思ったが、カーテンの隙間から差す光の量を見るにどうやら違うようだ。

  枕の横で充電しているスマホを見ると、まだ3時過ぎだった。

  変な時間に起きちゃったな。

  寝直そうとスマホを置き、目を瞑ろうとしたとき、それが視界に入った。

  大きな腹を丸出しにして眠る虎の姿だ。

  布団を蹴飛ばし、寝返りでズレたのか寝間着がめくれ上がって無防備に腹を晒している。

  こいつ、なかなか寝相悪いんだよな。

  腹が冷えると思い布団をかけてやろうと手を伸ばしたとき、悪魔が囁いた。

  今なら触れる。

  伸ばした手が止まる。

  このまま下ろせば、虎の腹を触れる位置だ。

  目と鼻の先に、虎のイビキに合わせて上下する毛皮があった。白い、フカフカとしてそうなヘソ周り。でっぷりと脂肪を蓄えた腹は、きっと柔らかく気持ちいいのだろう。

  ゴクリと唾を飲み込む。これ以上ないほどに心臓の鼓動がドクドクと身体に響いている。

  意を決した俺は、腕を下ろす。

  指先に柔らかな毛が触れる。そしてそのままムニと脂肪の詰まった毛皮に沈む。

  柔らかくて、あったかい。

  暑がりな虎の高い体温が、手の平からじんわりと伝わってくる。

  毛並みに沿ってゆっくりと撫で、揉む。

  虎が起きないよう最大限に気を使いながら、己の欲望を満たしていく。

  しかし、そう簡単に済まないのが男の[[rb:性 > サガ]]で。

  下も触りたい。

  起きる素振りも見せない虎に気が大きくなった俺は、そのまま虎の下半身へと手を伸ばす。

  下はパンツ一枚で寝る虎に感謝。

  だが、指先がボクサーパンツの膨らみへと触れる寸前、俺の理性が働いた。

  待て、虎はノンケだぞ。

  そう、こいつはノンケだ。ホモネタで笑い合う事もあれば、知識のないこちらと違いAV女優やレーベルの名前をポンポンと言える。SNSでも人気の女性タレントやアイドルだったり、女の子のイラストを投稿する人をフォローしていた。

  そんな完全にノンケな虎が、もし起きてしまったらどんな反応をするだろうか。

  友人が、眠っていた自分の身体を、あまつさえチンポを触っていたら。

  きっと軽蔑される。

  この数年間築いてきた友人関係も壊れるだろう。

  最悪の考えが頭をよぎる。しかし、この状況も捨てがたい。比較的タイプの友人が、腹を出して無防備に隣で寝ていることなんて、なかなか無いだろう。

  俺の中の天使と悪魔が大乱闘を繰り広げている。まあ、簡単に決着はついてしまうのだが。

  気づかれなければ大丈夫。

  勝者、悪魔。というか性欲。

  あっさりと己に屈した俺は、虎の下半身へと触れた。

  萎えた状態のイチモツは柔らかく、腹と同じように指を受けとめてくれる。

  うわ。マジで触ってるよ俺。友達のチンポ。

  サオの輪郭をなぞり、玉を優しく撫でる。

  ボクサーパンツに浮き出るカタチに、俺の興奮は増していく。ずっと触っていたい。そう思えるほど至福の時間だった。

  そして、そんな所を触っていれば、誰だって反応するわけで。

  あ、勃ってきた……。

  少しずつ。だが確実に虎のチンポは大きさを増していく。サオに芯が入り、亀頭は膨らんでいく。触りやすくなったモノに布の上から刺激を与え続け、最大限になるまで持っていく。

  やがて、虎のパンツは大きくテントを張り、頂点にはシミが出来るほどになった。

  シミに触れるとヌルッとした感触と雄の匂いが鼻をつく。そのまま親指で鈴口を弄ってやると、どんどんと先走りが溢れてきた。

  先走り、多い方なんだな……

  シミの広がる早さに感心していたが、そろそろ我慢がきかなくなってきた。さあ、ここからが本番だ。

  パンツのゴムを持ち上げ、テントを支える逸物を露わにした。

  ズルンと飛び出たチンポは硬くそそり勃ち、竿には青く太い血管が絡み付いていた。赤く張った亀頭の先からは透明な汁が溢れ、いやらしく月明かりを反射している。

  うわ……えっろい……

  虎の鼓動に合わせピクン、ピクンと揺れるチンポをそっと掴んだ時だった。

  「お、おい……お前……」

  虎に声を掛けられたのは。

  [newpage]

  時が止まったように感じた。実際には、驚いた俺が動けなくなっていただけなのだが。

  何か言い訳をしなければ。でも、この状況でどう答える?チンポを握る手をガッツリ見られ、今は俺と目が合っている。

  困惑した表情の虎。きっとあいつの中では、恐怖や戸惑い、嫌悪感などいろいろな感情が入り交じっていることだろう。

  喉が一気に乾いていく。焦りがどんどん増し、嫌な汗が滲み出る。

  未だ動けない俺の腕を、虎が掴んだ。

  こんな状況、どうしようもない。

  謝らなければ。

  「……っ……ご……ごめ、ん……」

  震えた声が、やっと口から出た。

  ああ、終わった。終わらせてしまった。

  俺が我慢しなかったせいで、親友と呼べる人を失ってしまった。

  虎との思い出がフラッシュバックする。

  一緒に飯を食べたり、馬鹿な会話で笑いあったり。突発的に旅行へ行ったりもしたな。楽しかったな。楽しかったのにな。

  何してんだろ、俺。最低じゃん。

  思い出と罪悪感が一気に溢れる。

  涙も同じだった。

  後からどんどん溢れ出して、止まらなかった。

  「……ごめん。ごめん、なさい。ごめんなさい……!」

  「え…!ちょ、おい……」

  ぼたぼたと涙を流し謝り続ける俺に、虎は驚きながらも、落ち着くまで待ってくれた。

  「つまり、お前は同性愛者だったってことか。」

  「……うん……ごめん。ほんと、ごめん……」

  「そんな泣きながら謝るくらいだったら、やるなよ……」

  「……っ……ごめん、なさい」

  「…………」

  長い、沈黙が続く。

  俺の鼻をすする音だけが部屋に響いていた。

  「気持ち悪いよね……ほんと、ごめんなさい……俺、始発で帰るから……もう、こないから……」

  「……は?」

  虎の顔に怒りが滲む。それはそうだ、これだけでいいはずがない。

  「連絡も、しないようにする。LINEとかも、ブロックしてもらってかまわない……これから先、関わらないようにする。……ごめんなさい…」

  俺が言葉を紡ぐ度、虎の怒りの形相が増していく。そして、ついに吼えた。

  「なんでそうなるんだよ!友達の縁切ろうってか!?お前がホモだってだけで、関係を断つような奴に見えるのかよ!あぁ!?」

  「……ぇ…」

  「そんな軽い関係だったのかよ!俺たちは!!」

  両肩を掴まれ正面から吼えられる。思わず耳を伏せてしまった。

  「…ぅ……だって、イヤ、でしょ…?」

  大きな溜め息をつき、手を離される。

  「そりゃ驚いたけどよ、俺にお前の性癖決める権利なんてねぇだろ。」

  「……」

  「それに、男が好きなやつなんていっぱいいるだろ。テレビでもたくさん出てるじゃねえか。」

  「…でも、それが、こんな近くにいるなんて、その……」

  「イヤじゃねぇよ!べつに。お前がどんな奴だろうが、友達だろ……それとも、お前は縁切りてぇのかよ。」

  「っ!……切りたくない……友達で、いたい……!」

  「……じゃ、そのまんまだ。いや、お前の新しいとこ知れたから、より深くなったかもな。」

  虎はそう言って、ニッと歯を見せて笑った。

  「……っ……ありが、と……ありがとう……!」

  さきほどとは違う涙が溢れる。

  「まったく……お前、そんなに泣くやつだったか?」

  呆れながらも、虎はやさしく背中を撫でてくれた。

  時間も時間なので、改めて寝直すことになった。

  明日起きたらもう一度謝って、それからお礼を言おう。しっかりと。

  そう考えながら眠りに就こうとした時だった。

  「な、なぁ……まだ起きてるか……?」

  「うん……なに?」

  「あのさ、その」

  もぞもぞと虎が動く音がする。顔を向けると、目が合った。

  耳やヒゲがピクピクと動き、少し顔を赤らめている。恥ずかしがっているような表情で虎が続ける。

  「……俺、さ……1日2回は抜かないと治んなくてよ……お前が泊まりに来るとき、いっつも我慢してたんだよ……」

  虎が身体をグイッと寄せ、布団を剥いだ。

  そこには大きくテントを張り、先端のシミを先程よりも広げた虎の股間があった。

  「…さっきの思い出したら、その……こう、なっちまってよ……」

  まさかその状態のものを見せつけられるとは思わず、固まってしまう。

  「…俺はホモじゃねぇけど、その……さっきお前に触られてた時……そんなに嫌じゃなくてさ。……ここまでなっちまうと、もう、治んなくてよ。……だから、こうなった責任っつうか、めんどう見てくれというか……」

  目を泳がせ、しどろもどろになっている虎の意を汲み取った俺は、膨らみに手を伸ばす。

  「……ほんとに、いいの…?」

  顔を赤くしながらも、虎は頷いた。

  了承を得た俺は早速行動を開始する。

  布の上から優しく掴み、顔を近づける。期待からか、掴んだモノに、グッと力が入るのを感じた。先走りが広がる。思わずスンスンと鼻を鳴らしてしまう。

  「かっ、嗅ぐなよそんなとこ!」

  「ごめん、つい……さっきも思ったけど、先走り多いよね。」

  「えっ、そうか…?他の奴のなんて見たことないし…」

  「…多いよ、すごく……」

  亀頭を指でつまみ弄る。ぬちぬちと粘着質な音が聴こえる。

  「うっ…、ふ…っ、…ぁ、」

  「…気持ちいい?」

  こくこくと首を振る虎に、少し意地悪をしたくなった。

  「…気持ちいいかどうか、聞いてるんだけど?」

  「なっ……」

  亀頭を弄りながら、瞳を見つめる。

  しばらく視線での押し問答があったが、根負けした虎が目をそらした。

  「…き、……ぃ…。」

  「え?なに?」

  「……気持ち、いい…。」

  「…ふふ、よかった。」

  恥ずかしがる虎に満足した俺は、虎のパンツをずり下ろす。わざとゴムに引っかかるように下ろしたので、反り返ったチンポがベチンと腹を打った。

  「ぅおっ…」

  「…うわっ、ビンビン…。」

  濃い雄の匂いがムワッと広がる。ガチガチに勃起したチンポは、改めて見てもかなりエロい。ズッシリと種を溜め込んだ玉が鎮座し、血管の走る竿へと繋がる。パンパンに張った亀頭は先走りで濡れ、さらに新しい液を鈴口から垂らしていた。

  少し力を入れて握ってみる。

  「ぅぐ…」

  トロトロと我慢汁が垂れ、虎の腹へ繋がる。

  そのまま亀頭を腹へ押し付け、ぬるぬると擦り付けてやった。

  「あっ!…は、ぅ、…」

  鈴口から溢れる先走りをすくい、塗り広げる。やがて、虎のチンポと俺の手に我慢汁が行き渡り、くちゃくちゃと音が鳴りだした。

  「…こういうこと人にされるの、初めて?」

  「……そ、そうだよ…。人に触られんのも、勃った状態見られんのも、初めてだ…。」

  「そっか。」

  「…んだよ。悪いかよ…」

  「ううん……ちょっと嬉しい、かも…」

  「…なんだそれ……」

  2匹で顔を赤く染めながら、扱き続ける。

  少しづつ、扱くスピードを上げる。

  それだけではもの足りないので、垂れ下がる玉も揉んでやった。

  「んぁっ…それ、すご……はっ、うぁ…」

  どうやら気持ちよかったようで、脚をピンと伸ばし、顔を上に向けている。

  さらにスピードを上げ、亀頭を捻るように扱き上げる。

  「あっ、あぁっ!すげ、うぉ…!お…!」

  「…どう?気持ちいい?」

  「ぅうっ…き、気持ちいい…!やべぇ…!あぅ…!」

  快楽に集中してか、素直になっている。

  大口をあけ、端から少し涎を垂らし、虚ろな目で扱かれるチンポを見つめる虎。

  うわ、すっげぇエロい……

  このままラストスパートだ。一気にスピードを上げる。ぐちゃぐちゃと強い水音が響き、虎は大きく喘ぐ。

  「がっ、あっあっあぁ!ぁああやべぇっ!もうっ!」

  伸ばされた脚がガクガクと震える。玉はギュッと上がり、腰が引かれ身体がくの字になった。

  「ぅあっ!ああ!イクッ!イグゥゥ゛ゥ゛ッッッ!!!」

  握り締めたチンポは最大限に硬くなり、ゼリーのように濃い精液がビュルッと飛び出した。相当溜まっていたのか顔にまで飛び、さらに胸から腹にかけて何本もの白いスジを刻んでいく。チンポから精液を飛ばす度に全身をビクつかせる虎の顔は、気持ち良さげに惚けていた。

  やがて虎の射精は収まり、ゼェゼェと息を整える。

  「ハァッ……人にされるのって、こんなに、気持ちいいんだな…。」

  「それはよかった…にしても、すごい出たね……」

  「我慢してたから溜まってたんだよ。それに、手コキとかされたの初めてだから、その、すげぇ興奮したし……」

  「そ、そっか……」

  照れながらも、萎え始めた虎のチンポから尿道に残る精液を絞り出した。

  「ふ、拭かなきゃね……ウェットティッシュは…」

  「その前に。」

  伸ばされた虎の腕は俺の勃起したままのチンポを掴んだ。

  「あぅっ!?」

  「俺だけイかされるのは不公平だろ?」

  「わっ!ちょっと!」

  無理矢理ズボンを降ろされる。

  ブルンッと大きく膨張した俺のモノが虎の前に曝け出された。

  「うお、デケェ……」

  「お、俺はいいよ!無理してそんなことしなくていいって!」

  「だから、お前ならそんな嫌じゃねぇって言っただろ?」

  「えっ……」

  戸惑う俺を無視し、虎は俺のチンポを弄り出す。竿や亀頭をぐにぐにと揉み、感触を確かめているようだ。

  「人のチンポってこんな感触なんだな。結構弾力あって、湿ってるような感じ…」

  「ぅうっ…まって、そんな…ぁっ…」

  「銭湯で見た時からまぁまぁでかいと思ってたけど、勃起するとやっぱデケェな。」

  竿を掴み上下に扱き始める。

  快感に素直な俺のモノは少しづつ透明な汁を出し始める。

  「くっ…は、あぅ…んっ…」

  「……確かに、あんま先走り出ねえのな。」

  「そ、そうだよ…そっちが多すぎるんだって。AVでもなかなかないよ……」

  「お、やっぱお前でもAVとか見るんだな。」

  「そりゃそうでしょ……うっ…」

  「いや、お前シモい話振ってもあんま反応なかったし、ちゃんと男なんだなって。…あーそっか。男好きならそんな入ってこれねぇか。」

  「う、うん…。」

  「じゃあ今度、お前がどんなので抜いてるのか見せて貰おうかな。」

  「や、やだよ!なんで見せなきゃいけないの!」

  「俺も知ったらそういう話できるだろ?いいじゃねえか別に。俺のとっておきも見せてやるからさ。ま、その前にこっち終わらせるか。」

  虎が俺の亀頭を掴み、親指でグリグリと鈴口を刺激する。

  「あっぐっ!ひぅ…!それ、つよすぎっ…!」

  「…んー。滑りが悪りぃな。ローションとかないし…、そうだ。」

  虎は自らの腹にへばりつく精液を掬い取り、手の平に拡げる。塊のような精液がぬちゃ…と指の間に糸を引いた。

  「え、ま、待って!それは…!」

  「……あー、流石に人の精液でされるのは嫌か…。すまん。」

  「ちが…、そうじゃなくて…」

  「………?」

  「そんなのでされたら、その、……興奮して…、すぐ、…イッちゃいそう……。」

  尻すぼみに小さくなっていく俺の声を聞き取った虎は、一瞬キョトンとした顔をした後ニヤリと笑った。あ、悪い顔だ。俺もさっき意地悪したときこんな顔してたのだろうか。

  虎の精液で塗れた手でチンポを包まれる。

  ヌルッとした感触と、独特な香りがする。

  「あ…」

  「…いくぞ?」

  ぐちゃぐちゃに扱かれる。白い粘液が俺のチンポに絡まり、滑りを良くした虎の手に強く刺激される。

  あああ、やばい。虎の精液が俺のチンポに擦り込まれてる。虎のザーメンが、俺のチンポをぐちゃぐちゃにしてる。虎のが、ああ、ああああ

  「うあっあぁぁあ゛あ゛っっ!ダメッ!も、出るっ!出ちゃ、ぁぁああっっ!!」

  「オラ!出せ!イッちまえ!!」

  「ぐ、んぐぅぅぅゥゥゥッッッッ!!!!」

  頭が真っ白になる。何も考えられない。ただ、掴まれたチンポからビュルビュルと射精するのが、気持ちよかった。

  射精から落ち着いた俺は、息を荒げたまま虎を見つめる。

  「…へへ、お前もすげえ出るじゃん。」

  身体を見ると、大量の精液が飛び散っていた。こんなに出したの、初めてかもしれない…。

  「ハァ、ハァ、……すごい、興奮して、…気持ちよかったから……。」

  満足気に笑う虎と気怠げな狐の息遣いが部屋に響く。自身の精液に塗れたまま、しばらく休憩した。

  「俺のテクはすごかったろ?」

  「…ん、まぁ、テクというかシチュエーションというか、……凄かった。」

  「へへ……。」

  興奮からすっかり落ち着いた俺たちは、冷静になったからか、少し気まずい空気が漂っていた。

  「えっと…、片付け、しよっか。」

  「ああ…。………風呂、入るか。」

  「そ、そうだね。その方が拭くより早いし、先どうぞ。」

  「…………。」

  「どうした?」

  「……………ぞ。」

  「え?」

  「…一緒に入るぞ。」

  虎に腕を掴まれそのまま浴室へ連れて行かれる。強引に引っ張られたので転びかけた。

  「ちょ、まっ、待ってよ。なんで」

  浴室に立つ虎の背中は、何か必死そうに見える。フーッと大きく鼻を鳴らし、意を決したようにこちらに振り向く。

  ゆっくりと振り返った虎の股間は、大きく勃ち上がり汁を零していた。

  「えっ…、それ…」

  「……1日、2回は抜かねえとって言ったろ…。風呂なら、部屋が汚れる心配ねぇし、その、足りねぇんだ……頼むよ…。」

  照れながらも浴槽の縁に座り大股を開く虎は、見せつけるかのようにチンポをヒクつかせる。ゴクリと唾を飲み込んだ俺は、ゆっくりと虎のチンポへと手を伸ばし、掴んだ。

  この後、虎は3回、俺は2回も射精することとなった。汚れを流した後、疲れ切った俺たちは布団へ戻り泥のように眠った。

  翌日、いつもよりかなり遅い時間に起きた俺たちは、適当に飯を食べ、する事もなくダラダラ過ごすという、いつものルーティンへと戻っていた。

  俺は起きてすぐ、昨日の謝罪と感謝を述べたが、寝たりない虎に適当に流されて少しむくれた。まぁ、腹を揉みまくってやったので許してやる。

  「じゃ、そろそろ帰るかな。」

  「おう。」

  玄関で靴を履いていると、後ろから声を掛けられる。

  「なぁ、来週さ、あの映画公開するじゃん。」

  「そういやそうだね。もう公開か、早いなぁ。」

  「観に行こうぜ。だから、…泊まりに来いよ。遠慮とか、すんなよ。」

  「…うん。ありがとう。」

  靴を履き終わり立ち上がる。玄関に手を掛ける。

  「それと、さ…。」

  「………?」

  振り向くと、顔を赤くする虎がいた。

  「…また、しようぜ…。」

  「…………虎って、結構スケベだよね。」

  「先に夜這いしてきたのはそっちだろ!」

  「よばっ……まあそうだけど……。」

  「…っふふ」

  「…ははっ」

  しばらく2人で笑いあう。

  「それじゃ」

  「おう」

  「「また来週。」」