ギルドに入った俺ことザドラと古水龍で今はサイズを小竜になっているエドアは受付に並ぶ、数分には俺達の番が来た。
「ようこそオーデラスギルドへ、今日は何か用でしょうか?」
「えっとギルドカードの期限切れで新たに申請と俺の従魔の登録をお願いします」
「わかりました、ではギルドカードの提示をお願いします」
そう言われ俺はギルドカードを受付嬢に渡す。
「ではギルドカード更新の間に従魔登録の用紙に書いてください」
俺は言われるがまま用紙に書いていく、でもエドアの種族をどうするかなんだよな…騒ぎとか起きないよな?でもいずれバレる可能性もあるからここは本当に古水龍と書いておくか。仕方なく古水龍と種族に書いていく。
「お待たせしました、こちらが新しいギルドカードです」
新しいギルドカードは俺の元はSランクのだが古く新しく始めたのでランクはEからになっている。
「用紙は回収しますね」
受付嬢は用紙を回収し詳細を見ている。
「えっ!?」
ん?なんか驚いている?
「す、すみません少々お待ちください!」
慌ただしくどこかへと行ってしまった、まさかエドアの書いたのがダメだったか?すると数分した後受付嬢が戻ってきた。
「ザドラさん、申し訳ないですがギルド長室に起こしいただけますか?」
「は、はぁ…」
やばっ…余計だったかもしれない、受付嬢は他の受付嬢にカウンターを任せて俺とエドアはそのままギルド長室へと向かった。
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ギルド長室に来た俺とエドア、受付嬢と共に俺達は中へと入っていった。中に入ると椅子やテーブルがあり恐らくここで話すだろうなとそう思っているとその先に資料を見ながら仕事している者がいた。
見た感じ頭には角が生えていて顔つきが…。
「ギルドマスター、お連れしました」
「ご苦労」
資料をまとめた後立ち上がったギルドマスターは竜人だった。
「お初にお目にかかりますザドラさん、そして古水龍様。私はオーデラスのギルドマスターシーエストと申します」
丁寧に挨拶した竜人のギルドマスターシーエストさん、ギルドマスターって大体ゴツいおっさんなどが多いイメージだがここのギルドマスターは竜人であってか律儀だ。そしてエドアには様付け…まあ古水龍だからだろうな。
「こ、こちらこそは、初めまして」
俺はおずおずと緊張しながら挨拶を返した。
「そんなに緊張しなくても大丈夫ですよ、ではおかけになってください」
「し、失礼します!」
とりあえず俺とエドアは椅子というよりは革が張った椅子へと腰をかけ、向かい側の椅子にシーエストさんが座る。受付嬢はシーエストさんにお辞儀をして部屋を出た。
「さてザドラさん、単刀直入にお聞きしますが…そちらにいる小竜こそ古水龍様でお間違えないでしょうか?」
俺は有無を言わずに頷いた、大丈夫かこれは?
「我は古水龍なのは間違いない、お主竜人であるのならわかるであろう?」
そこに付け足しでエドアが話に入ってくる。
「なるほど、間違いはないようですね…まさかあの古水龍様と従魔契約を結ぶ者が現れるとは」
シーエストさんも驚きがありまさか従魔契約するとは思ってもみなかったようだ。
「古水龍様、無礼も承知でお聞きいたしますが…何故この者と従魔契約を?」
続けてエドアにも質問をしてくる。
「この世界の食や細身である我が少し体型をよくしたいために契約した、我もこの者の体型が羨ましく思ってな」
エドアは理由を躊躇なく説明する、シーエストさんは目を丸くしたが一瞬で我に返った。
「そ、そうですか…古水龍様にも悩みがあるとは、これは失礼しました」
そのまま自分の無礼を詫びるシーエストさん。
「構わぬ、我もこの世界を回るのも悪くないのでな…」
「なるほど、ではこちらで古水龍様の事は我々だけの秘密で別として書類を渡しましょう」
そう言いシーエストさんは机から別の書類を取り出した、どうやら俺とエドアとオーデラスギルドでの契約書のようで内容はエドアの事や俺の事でむやみに模索しない事やオーデラスギルドが俺とエドアのバックとしてつくことになり保障してくれるようだ。
俺は書類に目を通してから契約書にサインした。
ついでにだがエドアの種族の方は普通の水龍として扱うことになり種族を書き換えたのだった、エドアが古水龍とバレたら大変なことになるためギルドと俺達との間の契約となった。
「ではこれで書類の方は完了です。そういえばここに来る前に盗賊団を捕らえたと報告がありました、そこでランクをEからCに変えようと思いますまさか盗賊団まで捕らえるとは」
盗賊団の件も言われそのままランク昇格の更新も加えて俺はCランクへと昇格してさらに報酬までも手に入れた。
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俺とエドアはギルドを出て街中を歩く、エドアのような龍は目立つのもありさすがに人目があるな…早めに宿を探さないと。
「お?」
ふと路地裏に入るとそこには宿が一つあった、宿の名前には『安龍』と書かれていた。入って確かめるか…っとその前に。
「エドア、とりあえず声は出さず念話で話した方がいいな」
「わかった」
そう話ながら俺は宿へと入っていった。
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宿に入ると割と少ない人もいる、俺はカウンターにいる若い女性に話す。
「すみません、泊まりたいのですが従魔も一緒に泊まることはできますでしょうか?」
「いらっしゃい安龍へ!はいここでは従魔も一緒に泊まれますよ」
どうやら泊まれるらしく何とかなりそうだ。
「それじゃあ従魔と一緒に泊まれる部屋をお願いします」
「わかりました!何泊されますか?」
「とりあえず一週間をお願いしたいです」
俺もここには長居するつもりはないので一週間だけにした、ギルドの依頼をこなしながらエドアと色々まわりたいと思っている。
「では一週間分だと銀貨12枚です」
俺は銀貨12枚を麻の袋から取り出して支払った、報酬が多かったのもあり一週間分は何とかなるが旅に出る時に色々必要にはなるため依頼で稼ぎながらやっていくしかない。
「ではお部屋は二階の奥の部屋となっております、夕食はここ一階の食堂で取れますので」
「ありがとう」
俺はお礼を言ってから部屋へと向かった。
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「あ~ようやく一息つけるぜ」
俺は部屋に入ってからすぐベットへと倒れこむ、ギシッと音が響いているが気にしない。
「ほお~これがベットというものか…ふむ、ふわふわとしていい」
エドアはベットが初めてなのか俺の隣に倒れこみベットの触感を堪能していく。あ~なんだか疲れて眠く……。