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ハッピーエンドなんてきらいだ

  童話、昔から語り継がれてきた物語

  もしその結末が、変わったらどんな風に

  なるのだろうか?

  これは赤ずきんに登場する

  孤独なオオカミの物語

  

  第1章 ハッピーエンドなんてきらいだ

  

  ある小屋に一人の狩人と

  一人のオオカミ獣人がいた。

  オオカミ獣人の目の前には猟銃の銃口が

  向けられていた。

  オオカミ獣人は囁いた。

  「あぁ、またおれは死ぬんだな。」

  

  その囁きは狩人の手を止めた。

  狩人は疑問に思った。

  また?またとは何だ?

  しかし、その疑問もオオカミを殺すという

  意識によって掻き消された。

  オオカミは殺される事に怖さは微塵も

  感じなかった。

  

  「ハッピーエンドなんてきらいだ」

  

  その一言だけが今のオオカミの唯一の

  考えている事だった。

  

  オオカミは撃ち殺された。

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