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ダルメシアン夫人家畜堕ち

  「行ってくる」

  「行ってらっしゃい。」

  夫が仕事で家を出ると、とたんに家が寂しくなる。

  結婚してもうすぐ一年。新居に引っ越しして3か月経った。

  もうそろそろ子どもをつくる事も考える頃です。

  ごはんもちょっと多めに食べて我が子を迎える準備も整っています。…でも、ここ二週間しばらく、夫に抱かれてないの…。

  種を貰えなきゃ産むことも出来ない。

  夫はもう少し仕事が落ち着いたらって言ってるけど、新婚夫婦ってそんなものかしら?

  早くも倦怠期かしら?

  家の掃除を済ませて、買い物を出かけましょう。

  ちょっと節約に凝りすぎてたかもしれないから、今日は奮発して、今日は主人の好きなミートローフを作って迎えましょう!

  スーパーの特売情報をスマホで眺めながら道を歩いて行くと、いつも近道で通る裏路地の周りが静かすぎる事に気付けませんでした。

  スーパーで買う予定の物を予定通り買って、帰り道、また裏路地に入って近道をしようとしたその瞬間、後ろからワゴン車がやって来て、自分の隣に急停車してきます。

  [uploadedimage:239927]

  「え?」

  後部席ドアがばっと開かれ、頭で理解できる前に肩を掴まれ体を引かれて腰を曲げられてワゴン車に引き込まれます。

  「え?え?」

  目の前に見えるのは私に何かした雄達、短いマズル顔を覆面で隠して黒いジャケットを着ていて、何処を見ても真っ黒でした。

  「わぷ!?!?」

  鼻先に布切れを押しあてられたのを認識したのを最後に、私は訳が分からないまま意識を失いました。

  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

  〈―――――――――〉

  〈―――――――――!!ッ――――〉

  ぼんやりと頭に靄がかかったまま誰かの話し声で目が覚めました。

  腕は後ろに縛られ、足も椅子の足に括り付けられているようで、解けません。

  暗さに慣れ、目が覚めて視界が鮮明になりながら辺りを見回すと、部屋中赤さびだらけの寂れた倉庫のような部屋だという事が分かります。

  一体ここはどこで、私に何が起こったのでしょうか?

  ひんやりとした季節が近づいていたはずでしたが、今の周りの空気は生熱く、ねっとりとした湿気が体中を包んでいました。

  「っやだ!私ハダカだ!」

  上着も下着も何一つまとっていなかった事に気付いて、だらしなく開いていた足を慌てて閉じました。寝ている間に何をされたのか、嫌な想像をしています。

  裸だというのに寒くないこの環境、錆びのニオイに混ざった不可思議な匂いが鼻の中を漂うのが不快で、心臓の動きが早くなっていきます。

  私は誘拐されたのでしょう。こんなに簡単に人にさらわれるなんて、思ってもみませんでした。悪というのはとても身近にあるのですね。

  「あなた…」

  夫の事を思っていると、部屋の外からガチャガチャと音がして、扉が開きます。

  光の入らない部屋に黄色みの強い陽の光が入り、筋肉豊かな雄達が部屋に入り込んできました。

  〈こいつがさらってきた女か、なるほど上玉だ〉

  〈すでに買い手が見つかってる、ひと月で仕込まないといかん。味見も無しだ。〉

  話している言葉が全く分かりません。空気の臭いも全く違って、どうやら私はもう自分の国に居ないようです。

  「家に帰して…夫が待ってるの…」」

  〈?…この女は何を言っている?〉

  〈旦那の所に帰りたいとよ。〉

  〈何?雄がいる女を攫ってたのか、引き取り先でその雄の子供産んだらコトだぞ。足も付きやすいだろうが!〉

  〈俺に言われてもな。〉

  雄二人の後ろ、ドアの向こうを覗こうとしても、闇に慣れた目では陽の光が強すぎて眩しくて見えません。

  〈猶更早く飛ばした方がいい。早速調教するぞ。〉

  「こ…来ないで…!」

  雄達が手に持っていたチョーカーのようなものを私の首に巻き付けます。よく見ると、そのチョーカーには紐が付けられていました。

  後ろに回り込んだ雄たちは縛られた縄をほどき、新たに何か手袋のようなものを私の両手に取り付けました。

  縛られた足も縄をほどかれ、窮屈な状態から解放されました。

  〈来い!!〉

  「うっ!」

  ただ、つけられた首輪の紐は雄にもたれたままで、それを引っ張られると座っていた椅子から引き離されて地面に四つん這いで倒されます。

  手を見るとさっきつけられた手袋のようなものは、指が使えなくなる拘束具でした。これでは何も掴むことができません。

  「うぐっ」

  〈こっちだ!〉

  首輪を引っ張られ、怒鳴られながら部屋の外へと引っ張り出されます。

  光に慣れた目で外を見ると、ここが現実なのか問いたくなるほどの景色が広がっていました。

  大きく二つの役に分かれ、四つん這いで、雌も、雄もおチンチン丸出しの裸で、まるで奴隷のような扱いを受けてハイハイする側と、その側の首輪の紐を引っ張るちゃんと二本足で歩く側、ペアになって荒野のような砂だらけの広場を歩き回っています。

  たまに二本足の側がロープを引きあげ、何か呼びかけると、怯えた様に四本足の側はおかしなポーズをとります。まるで、何か月もそう教え込まれているようでした。

  〈お前はペットだ。他の連中と同じようにするんだ。〉

  「一体ここはどこなの…」

  私はそうつぶやきました。その瞬間、前に居る雄が起こった形相で、こちらに腕を伸ばしてきました。

  〈ヒトの言葉を使うな!!〉

  〈待て!!〉

  殴りかかって来る雄をもう一人の雄が止めます。

  〈傷をつけるのはダメだ。出荷までひと月無いんだ。〉

  〈ひと月で調教なんて仕置きの痛みを与えなきゃできないだろ!〉

  〈ああ、だが傷だらけのペットを売って得意先にヘソ曲げられちゃたまらん。〉

  〈…ならどうする。どうやって調教するんだ?〉

  〈…特別に躾ける。〉

  雄の手を止めた方の雄に私の首の縄が手渡されます。でもやはり、その雄も乱暴に縄を引っ張ります。

  「あうぅ…」

  地面に身体がこすれないように立ち上がって歩こうとすると、縄を引く雄がイヤな顔をして私の肩を抑え込んで膝を付かせてきました。

  「ヒザ、ツケ!」

  「え…?」

  その雄は、私と同じ言語を使って命令してきます。

  「アイツラ、オナジニヤレ!」

  雄が指さした方を見ると、裸の雄雌が四つん這いのまま悲しげな眼でこちらを見返してきました。

  とても嫌だけど、逆らったら死んでしまうかもしれない。私は慣れないハイハイで縄を引く雄に付いて行きました。

  そのまま自分がいた部屋、いえ、コンテナに戻るとオス達は入り口を塞ぐように立ちはだかり、四つん這いの私を見下ろします。

  「ペット!ハ、オマエ!オマエ!ペット!」

  「ぺ…ト?」

  「ハダカノミンナト!アー…オナジニヤル!ヤレ!!オマエラペット!」

  その「ぺっと」という言葉は分かりませんでしたが、私は外で四つん這いの裸たちと同じ身分である事は伝わります。

  まるで奴隷のように扱われているヒト達、よく思い出すと、そこに居た裸たちは皆が犬族で、紐を掴んでいるオス達は犬族以外の種族。

  途轍もなく種族差別のある国である事がうかがわれます。

  この世界共通でもっとも問題視されて解決に一番時間を割いている人種差別問題。

  こんな夢でも見ないような、異世界のような国が本当にあったのなら、その問題が一向に解決に向かわないのも納得です。

  「言葉!ツカウナ!タツナ!メイレイオボエロ!」

  今は、差別問題とか、そういった事は考えても無駄でしょう。とにかく、私は自分の身の安全と、何とかして家に帰る方法を見つけないといけません。

  「〈お手!〉コレイワレタラ!〈主人の手のひらに手を乗せる!〉ヤッテミロ!」

  話しかけて来るこの雄はこちらの国の言葉は分かるようです。返してもらうようにこのヒトを説得するしかありません。

  「お願い!帰して!帰りたい!」

  その瞬間、雄の手が首輪ごと私の首を掴みます。

  「うぅッうぐ!!」

  「コトバツカウナ!オマエ!オマエペット!コトバツカウナ!」

  ダメ…取り付く島もないみたいです。苦しくて口をパクパクさせると、手が首から離れます。

  「ゲホッエホッ!ゲッホッ!」

  「死ニタイ違ウナラ!〈お手!〉イワレタラ!〈飼イ主ノ手ノヒラ二手ヲノセル!〉ヤッテミロ!〈お手〉!!」

  雄は手を差し出します。

  帰してもらう方法はもう思いつきません。私は言われた命令通りにしないといけないようでした。

  〈Tay!〉の言葉は命令で、命令されたら飼い主の手のひらに手を乗せる。何かの儀式、その真似事でしょうか?

  「ヨシ!」

  どうやら満足したようで、男は手を放しました。

  「ツギ!〈伏せ〉トイワレタラ〈ムネトハラトマンコヲチニツケル〉!ヤレ!〈伏せ〉!!」

  痛い目に、苦しい目に遭いたくなければ従うしかありません。言葉の通りに、命令の通りに胸と、お腹とおまんこ…アソコを地面に付けます。

  「ワキヲトジロ!ソウダ〈伏せ〉トイワレタラソレヲヤレ!ツギダ!〈ちんちん〉トイワレタラニホンアシデシャガンデウデハマエニ、ヒジマゲテテノヒラヲマエニタラス!ソウダ!ノミコミガイイ!」

  私は言われた通り、ポーズをとって何のためか分からない練習をさせられました。

  一通りの命令を教え込まれ、雄は満足したのか再び部屋から私を出そうとしました。

  「ズットハイハイダ!タツコトハモウユルサナイ!」

  縄を引かれ、またコンテナの外に出ると、何か変な形の器と、そこの浅い器がセットになって円状に並んでいて、裸の犬族奴隷たちがそちらに集まっていました。

  誰も彼もが目はうつろで、体は土や砂で薄汚れ、毛並みもぼさぼさでした、ですが不思議な事に、この劣悪極まりない環境でもガリガリに痩せ細っている方はいないように思えます。

  謎の器一つにつき一人、犬族の裸の人たちが前につきます。皆一様に背中を丸めて四つん這いで、目の前の器を見つめています

  〈お前はこっちだ!〉

  首を引かれ、残っていた器セットの前に出されました。まるで他の犬族達の仲間入りをしたようでした。

  〈飯だ〉

  また一人、屈強な体の二本足で歩く馬族と牛族の雄が大きな紙袋を担いできました。その二人は紙袋の口を開け、変な形の器の方に紙袋を傾け、中身を注いでます。

  〈待てっ!!!〉

  誰かがそう叫んだ時、周りの犬族達はピシッと体を固くします。コレも命令のようです。それを観察しているうちに。私の目の前の器にも紙袋の中身が注がれました。

  ザラザラと粒状の何かが器に注がれています。香ばしい香りがするクッキーのような何かです。なんとなく食べ物である事は分かります。一番近いもので…栄養食…でしょうか?今度は底の浅い器の方に水が注がれました。どうやらこれは本当に食事のようです。

  こちらに来てから何も食べていないのと、この雲一つない炎天下の環境で。喉はカラカラでした。

  ですが、どれもそのクッキーのような食べ物にも、水にも口を付けません。ずっと動かずに。耐えるように身を固くしています。

  〈良し!!〉

  また誰かが叫びました。そうすると、周りの犬族達はまばらに動き始めました。

  器に顔を近づけ、手を使わずにクッキーのようなものに噛みつくように口に入れます。またある人は、器の水に舌を浸してから口に戻し、ついてきた水を飲んでいるようでした。

  これで分かりました。モノを食べる方法でさえ自由にしてくれない、手を使ってはいけない。およそ普通の人が普段するような歩き方も通常姿勢も、食べ方さえ、新しく塗り替えられてしまうようです。

  おそるおそる、目の前に盛られたクッキーに口を付けました。

  塩気があるような無いような、味があるような無いような…おいしいとは言えない、栄養価だけを重視したような味でした。

  こういう極限状態と言える環境だと、水が甘みを感じる事を初めて知りました。

  食べるモノを食べ、飲めるものを飲んだら、今度は出したくなってしまいます。

  四つん這いで歩き続ける練習をされている間に、膀胱に溜まってきてしまいました。

  あのコンテナ部屋にはトイレも排泄用のおまるもありませんでした。

  もしかして垂れ流せとでもいうのでしょうか?

  あの同じ言語を喋れる雄にトイレに行きたいと伝えられればいいのですが、最初にここがどういう場所なのかを教えられてから話そうとしてくれません。

  いま、私の首の紐を引いているのもその男ですが、私が言葉を使う度に首を締め上げてきます。同じ言語を使うだけで助けてはくれないようです。

  〈あっちに行くぞ。〉

  私はオシッコを我慢しながら紐を引く男に付いて行きました。

  そして…私は見てしまいました。

  (なに…してるの)

  私の前にはと同じように裸でハイハイしている犬族の雄の方が壁に近づいて…私が見ている前で片足を壁に向けて上げていました。お尻も、おチンチンもタマタマも丸見えで、見られていることにも気にしていないようでした。

  そして、その雄の方は、あろうことか壁に向かってオシッコをしたのです。

  おチンチンの先からほとばしる黄色味の強い液体が壁に引っかかって染みを作っていました。

  (そんな…もしかしてオシッコってああやってしないとだめなの…?)

  私をつなげている雄はオシッコをぼんやり見ている私の首を引いて、オシッコをしている雄のかたの横を通り過ぎます。

  雄のかたは人前でオシッコをしているのにも関わらず、さもそれが気持ちいいかのように恍惚とした笑みを浮かべていました。

  その先に居た犬族の方も、壁をオシッコにひっかけ、雌も大きくお股を広げてオシッコしてまるでシャワーのようでした。果てには…自分がオシッコをしたところに、お尻を突き出してウンチをしている方もいて、もう私だけトイレに行けるなんて考える方が心の負担になってしまうでしょう。

  コンテナの壁を見ます。所々に錆が走っていて、その壁は、ちょうど私の目線の辺りから下だけにあります。きっと、皆がオシッコして、錆びてしまっているのでしょう。

  首の縄を引く雄を見ながら、私は壁にお尻を近づけます。

  〈小便をしたいのか?見ててやる。〉

  私の使える言語を頑なに使わずに、男は私を見下ろします。

  多分私がオシッコをしたいのをわかってて。他の犬族達と同じようにできるか見ているのでしょう。

  (うぅ…)

  私は片足を上げました。我慢していたオシッコですが、慣れない体勢に恥ずかしさと、緊張が重なって、オシッコが出ません。

  〈しょうがねぇな。小便できない奴は何人も見てる。〉

  雄が私に近づいて、私のお腹を撫でます。

  (えっあっちょっとっ!!)

  ごつごつとした手が私の手が這いまわり、そしておへそからお股に差し掛かり、私のアソコに触れられるかとおもった瞬間。

  「ふぐぅうっ!」

  掌でお腹の下の方を思いっきり押し込まれました。

  膨らんだ膀胱が目いっぱい圧縮、オシッコが唯一の出口に押し出されます。

  「あっああぁあああ!!」

  まるで水鉄砲の様に、私のお股からオシッコが噴き出してしまいました。

  痛みを覚える程の猛烈な排尿で、ここに連れてこられて、異言語や明らかな種族差別によるストレスに囲まれたこの環境の中で久々に憶えた快感でした。

  ハイハイでの移動や手を使わない食事、排泄の方法を刷新され、それに慣れてしまいココに来てからの日数を数えなくなった頃です。

  私は寝っ転がるだけが精々の広さを持つ鉄檻に入れられました、狭い視界の中で外を見ると、今まで見た事が無いセレブな感じのスーツに身を包んだ肥満体、ふくよかな猪族の雄が札束を、これまで私のお世話をしていた雄に手渡していました。

  それを見たきり、私は目隠しをされて別の兎族の雄に檻ごと担がれて、トラックに似た車に入れられました。

  …この組織の仕組みがようやく分かってきました。

  外国から犬族のヒトを誘拐して、密輸させて、それをまた誰かに売って儲けを出しているのでしょう。

  それも。変な訓練をさせて貰い手先に服従させるようにしてから…

  手は何も掴めないように手袋をつけたまま。物をつかむ方法も忘れてしまったのではないでしょうか?

  目隠しの中で思い浮かぶのは私がいた懐かしい町、実家、お母さんお父さん、弟、…あなた。

  私の事を探しているのでしょうか。できるならせめて、もうひと目開いたかった。

  揺られる車の中で、一回寝て食事とオシッコ、その後もう一回寝て起きた頃に、車が止まりました。

  檻が担がれて。最後に嗅いだ外の空気のニオイが植物と水が多めのニオイに変わっています。

  荒野地帯からある程度水のある地域に変わったようです。

  〈檻を開けろ〉

  〈はっ〉

  ガチャリと鉄がこすれた音がして、人の気配が濃くなりました。檻が空いたようです。

  目隠しを外されると、ギラギラとした太陽の光に目がくらみます。

  慣れてきますと、目の前は生垣に囲まれた長めの雑草の庭でした。

  (うわ…!!)

  これまでの石と砂とコンテナだらけの環境とは違います。日の光は強いですが、それに反射する緑もまぶしいです。

  後ろを見ると、高そうなスーツをまとった太い猪族と、筋骨隆々な兎族がメイドが並んだ巨大な豪邸をバックに見下ろしています。

  〈うぅん、可愛いな、良い買い物をした。〉

  これは…私にとっては良い事なのでしょうか?

  明らかに住んでいた国では考えられないほど豪華な家で、巨大な庭…今の私ができる事、許される事は少ないでしょうが、どんな扱いを受けるかによっては、こちらの方が私と合っているのかも…

  ジャ…

  そう考えていると、草を分ける足跡と、濃厚なオスの香りがしました。

  鼻を向けると、そこに黒い毛並みの不思議な生物がこちらを見ていました。

  (え…え…?)

  ぐるるるる……

  その生き物は唸り声を上げながら、四つ足で軽快に放心した近づいてきます。

  (あ…な…た…?)

  そうです、その生物は、四つ足で歩く為の体つきをしていますが頭の形は犬族の私と同じで、なによりも、毛並みの配置が、そして匂いが夫ととても似ていたのです

  何よりも、その生き物の、生き物としての格が私なんかよりも、夫よりも高く強い事を、首の後ろがざわつく事で思い知りました。

  夫に似ている事よりも先に、勝てない、かなわないと悟ったのです。

  「あ!や!」

  その生き物が私に近づき、ふんふん匂いを嗅いできます。

  (そこは…あぁんっ!)

  〈おぉバトス、さっそく気に入ったようだな。〉

  私のお尻のニオイを嗅いでいます、まるでエッチな事をする夫のようです。

  「あ!…あぁん…ぁふっ!」

  アソコに鼻が当たると、ちょっとずつエッチな気分になってしまいます。

  ヴァフッ

  「うぁ…!?」

  その犬族っぽい生き物がハイハイしている私にのしかかってきました。

  〈早速種付けか、はははバトス、オマエのお嫁さんだから好きに孕ませなさい、〉

  ハッハッハッハッ……

  その生き物は、私の背中にぴったりとお腹をくっつけて、太ももをお尻にタンタンタンとリズムよく押し付けました。

  (こ、これって…エッチ…!?本当にエッチしたいの!?)

  夫と性愛に燃えていた頃がフラッシュバックします。

  全然違う生き物に見えるけれど、雌としてみてくれてる、雄らしくしてくれてる。

  その事実が私に期待をさせてくれます。

  ずぷっ!

  「ふきゃ!?」

  突然、アソコが広がって異物が中に食い込む感じがしました。

  紛れもなく、アレ、雄が持ってるエッチなおチンチンの感触です。

  夫に似た生き物が、私にのしかかって、おチンチンを私のアソコに差し込んでエッチをしているのです。

  (ああぁ!待ってっぇ!私!夫がいるのにぃ!)

  ズンズンズンズンと子気味の良いリズムでおチンチンを抜き差ししてきます。

  「あぁ❤あぁん❤あぁあん❤はぁ❤はぁはぁ❤」

  私から見れば異種族、カラダが合わない、あまり気持ちよくはない、犬族以外の雄とエッチしているようなもののハズなのに、この四つ足の生き物はまるで犬族のメスのアソコにピッタリ合うようなおチンチンをしていました。

  ハッキリと言って、夫に抱かれているよりも気持ちよくなってしまったのです。

  私は誰かに抱かれるのを思った以上に待ちわびていたのでしょう。アソコの中が喜んでいるようにおチンチンをキュンキュン締め付けてしまいました。

  「あぁ❤!ふぁああ❤!ああぁん❤!あぁん❤!」

  太くて固いおチンチンがアソコを行ったり来たり、奥の方の子宮の入り口がコリュっと 突かれるたびに声が出てしまいます。

  うっかりコトバを発してしまわないように必死でした。

  夫がいるのに他の雄に身を委ねてしまった罪悪感をエッチを楽しんでしまった背徳感が凌駕して、夫の顔がかすんできます。

  私を犯している生き物は、腰の動きをピタリと止めました。おチンチンを奥へ奥へ進ませると、ぷくりとアソコの入り口が入ってすぐのところが広がります。

  おチンチン抜けなくなってしまいました。

  「あ゛ぁ~~~…!!」

  そのおチンチンが引っかかる感じがとても心地よく、コレを気持ちよく感じるように私のアソコはできていると本能で感じ取りました。

  犬族に似た生き物は、私に乗っかって、おチンチンをあそこに突っ込んでエッチして、そのまま射精するのかと思っていましたが、するりと背中から下りてしまいました。

  「ふぇ?…あああ!」

  ですが、おチンチンにできていたコブがアソコに引っかかって彼に引きずられてしまいました。

  お尻を突き出しアソコを差し出した私と繋がった部分を支点にしてぐりんと彼は身体を半回転させて、お尻だけくっついた形になります。

  ドぷっ…!

  「あ❤」

  大きなおチンチンがドクンと脈打ち、お腹の奥に熱いモノが広がり染み込んできます。

  待ち望んでいた、彼からの精液でした。

  〈うむうむ、しっかり種付けできたようだな。あとは、仔が宿るのを待つのみだな。〉

  これだけ気持ちいいのなら、姿は違えど異種族では無いのでしょう。

  〈名前を付けねばいかんな…そうだな…〉

  猪さんはビスケットのようなお菓子を見ました。

  〈クッキー…クッキーにしよう。〉

  それだけ言って、猪さんは家の中に入っていきました。

  〈わしは疲れたから、後は頼むぞ、クッキーちゃんの家はバトスの隣に置いておきなさい。〉

  〈はっ旦那様、お疲れ様でございます。〉

  あぁあなた……ゴメンなさい。私はもうきっと、戻れない。

  こんなにエッチが気持ちいい雄と番になって、子供産んじゃう…!

  この方が新しい旦那様になっちゃう…!

  私はメスとしての新しい幸せを手に入れてしまいました。

  「わんわん!!」

  〈よしよし、クッキーちゃん散歩に行くぞ。〉

  それから手に入れた新しい生活、ご主人様と旦那様と一緒に街に出たり。

  ごはん食べたり、エッチしたりと、充実してました。

  たまにご主人様は外出の途中で道行く人と話し込み、私とご主人様を自慢したりします。

  〈これが新しいペットですな、〉

  〈その通りです、ヒノモト国産のペットです、訓練は浅いですが一目ぼれしましてな〉

  〈ふむ、これは不肖の商人の意見ですが、訓練はしっかりと、コトバを忘れるほどに受けさせるべきではないかと、ヒノモト国は美人揃いですが、同様に識字率も諸外国と比べて随一、何処にメッセージを送られたか分からないですぞ。ヒノモト言語はそういった暗号化に特化しているとも聞きます。〉

  〈あぁそれは聞いた事がありましたわ。なんでも、スパイとしてわざと捕まり、飲み込んだ発信機でメッセージを送られ、捕獲組織の一つがつぶれたとか。〉

  〈ふむ、バトスとの子を成しているから大丈夫だと思いましたが、そこまでですかな。〉〈なんと、原種との繁殖に適正があったのですな。〉

  〈適性があったというよりも、どうやら遺伝子が近い種族同士なら誰だろうと孕む

  というのが最近の研究で分かった事です。何よりウチのクッキーちゃんはとても旺盛なのですよ。〉

  相変わらず言葉は分かりませんが、なんだか旦那様との仲が悪い事を言われているみたいです。それなら、旦那様と仲がいいところをみんなに見せてあげましょう。

  私は旦那様の顔にチュっとキスをしてから、寝転がる旦那様のお股に顔を近づけます。 ツンとしたオシッコのニオイの奥、雄のニオイを放つおチンチンをペロペロ舐めてあげると、旦那様はぱっかりと股を開いて寝そべります。ムクムクと大きく固くなっていく旦那様のおチンチン、その毛皮の鞘を唇で剥くと赤黒いおチンチンをむき出させました。

  〈おぉ…なんとこの場でこのような淫行を行うとは。これは眼福か。〉

  〈ふ、不潔ですわ…!雄のアソコをなめるだなんて…〉

  〈このように、旺盛なのですよ。今では夫のバトスの方がまいっている様子で。〉

  ハァハァ、旦那様のおチンチン、とっても魅力的で、私のアソコもトロトロしてしまいます。もう、我慢できません!旦那様のおチンチン、私のアソコに下さい!!

  私は旦那様に馬乗りになって、上を向いてそそり立つおチンチンをアソコにあてがって一気に腰を落として沈めました。

  「わううぅぅううん!!❤❤❤」

  キャイン!キャイン!!!

  ジュッポジュッポと腰を上げ下げして、あつあつのおチンチンを出し入れします、アソコの肉がじゅろろ!ぬろろ!と擦れて、めくれて、押し広げられて、エッチな気持ちよさが腰に広がります。

  「わふん!❤わふん!❤」

  あぁ!旦那様!旦那様ぁ!すきい!!

  私、生理が止まったから、きっと旦那様の子供が宿ってるんですよ!!

  でも、もっと欲しい、もっとエッチして!もっと旦那様のおチンチンで孕みたいですぅ!!

  [uploadedimage:240021]

  〈こんなところで交尾するなんて!犬族ってのはこれだから…!!!〉

  〈ふーむ…シタバ殿、これは悪い傾向ですぞ〉

  〈…理由をお聞きしても?〉

  〈原種の犬族の交尾に騎乗位は存在しないのです。交尾は必ず後背位、それも雌がここまで積極的になる事はない。これはまだ、…クッキーでしたな?この雌がペットになり切れていないのです。いつ反逆されるか分からない。再調教をした方がよろしいですぞ。〉

  〈なんと…〉

  どぴゅっ!どぴゅっ!

  「あふ…❤はふ…❤」

  だんなさまが精子をたっぷり出してくれました❤ご主人様やご主人様のお友達がこちらを見て話しています。これで旦那様と仲良しだと分かってくれたでしょうか?

  それから数か月、私は赤ちゃんを無事に産み終え、赤ちゃんにおっぱいを与えていました。

  旦那様と同じ毛の色をしたかわいい女の子でした。

  旦那様は私と赤ちゃんを遠巻きに見ています。近づいてくれなくてちょっと悲しいです。そろそろ、二人目が欲しいのに…

  〈ふむ…グラスタ!!〉

  〈はっ!いかがなさいましたか?旦那様。〉

  〈子を産むまでクッキーちゃんを見ていた、そして他の原種のペットも見てしばらく比べていたが、確かに今のクッキーちゃんはペットとは程遠い。〉

  〈と、言いますと?〉

  〈仔の抱き方だ。原種のメスは腕を使って抱くことは無いのだ。我々と同じ子の抱き方をしていてはペットとは呼べん。そして異常な性欲。子育て中の原種は子育てに集中し交尾などしない、だがクッキーちゃんは…見ろ〉

  旦那様、もっと近づいて、ホラ、私のアソコ、旦那様を見ただけでこんなになってしまうのですよ❤

  「わんわん❤」

  〈私はクッキーちゃんが仔に乳をやりながらバトスに向けて股を開いて交尾をせがんでいるようにしか見えんのだ。アレは…ヒノモト国民特有なのか?〉

  〈…わかりかねますが…彼女だけなのではないでしょうか?さ、さすがにヒノモト国民のメスが皆アレではもっとそうだと諸外国に知らされている筈です。〉

  〈…とにかく、調教期間1ヶ月にしたのは失敗だった。そこで再教育も兼ね、クッキーちゃんに一つ仕事をさせる。若い原種の交尾訓練の教材役だ。そこで他のペットのメスも見て学んでもらう事にしよう。向こうへ取次ぎをしろ。〉

  〈承知しました。〉

  …それから数日後、私はまた車に乗せられ、地下に行くことになりました。

  そこで、黄色の毛並みの雌と、小さな小型犬種の雌と合う事になるのです。

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