偽アフリカ史

  

  最初のヒトは100萬年前に、コンゴ盆地へと降り立つた。

  

  既に東アフリカの大地溝帯で、類人猿から猿人に分化した者達が居た。

  

  彼らは進化を遂げ、出アフリカを果たした。

  

  最初のヒトとその一族も、前一萬年頃に、河の流域に移動する事にした。

  

  彼らが去つた後に、ナイル・サハラ語とバントゥー諸語の分化があつた。

  

  流域に移つたその一族は、ナイル・サハラ語を話した。

  

  一族の諸王がまとまつて、二つの王朝が立つた。

  

  そして片方の王朝がもう片方に勝利し、最初のヒトが鎮まる都を築いた。

  

  やがてセム語なるものが流入し、王もそれを話す樣になつた。

  

  アフリカ大陸を統一した王は、「皇帝」となつた。

  

  ここにおいて、この一族のアフリカ帝國は、「皇暦」てふ年號を用ゐ始めた。

  

  皇暦四世紀頃、ギリシア語が庶民に浸透して來た。

  これをコプト語といふ。

  

  或い頃から、アラビア語が國中を浸透した。

  皇帝も積極的にそれを勉強した。

  やがてアラビア語が公用語となるのだが、それは大英帝國やフランスとの戰爭の後になる。