混沌探索編 第二十三話 レ・ミュウの育乳

  007-023

  ディーティルが進みたい方向を示した事でダインの動きは活性化して行く。

  先ず優先させたのは未だ性交で達していない身体を高みに導く事で、強烈な快楽を刻み込んで自分への依存心を芽生えさせるつもりだ。

  そしてその思惑は着実に進んでいる、多くの耳長を魔進化させたダインには耳長がよがり狂う物質の生成も容易い事で、肉槍から分泌されている滑りには当然その成分が含まれている。

  ディーティル 「なんだか身体が馴染んで来た様です、ダイン様が動いてくれないのがもどかしい・・・」

  ダイン 「身体が順応したという事ですね、蜜が溢れ出ていますので激しく動いても大丈夫の様です、ミュウも激しいのが大好きですからね」

  レ・ミュウ 「激しくされた方がより求められてるって思えるんですよ、耳長って性交にそれ程依存しないと思ってましたが、主知っちゃうと変えられちゃいます」

  ディーティル 「これ体験しちゃうと解ります、性交ってもっと緩やかだと聞いていたんですが・・・」

  ダイン 「雄の耳長が淡白なだけでしょう、私の女体への探究心は尽きる事が無いでしょうから、すかした顔の奥に有る淫欲を解放させて乱れさせるのは実に心躍る行為ですから」

  ディーティル 「そうやって自分色に染めて行くんですね・・・でもコレ知っちゃったら以前の私には戻れないって身体に刻み込まれてます、射乳も凄いんですけどコレは本当に新しい世界です」

  ダイン 「ディーティルが悦んでくれるのは何よりです、性交とは互いに快楽を得られた方がより深く通じ合えますから」

  レ・ミュウ 「主が強引でも溺れちゃいます、ミュウ無理矢理だったのに・・・」

  ダイン 「無理矢理なのはミュウの方ですよ、何せ私を食べて拉致したんですから」

  ディーティル 「とてもそうは見えませんけど、聞いた話から二人は長年連れ添った夫婦だと思ってました」

  ダイン 「まだ会って一ヶ月も経ってませんね、まぁ遊魔とは互いの距離をあっという間に埋めてしまうモノですから、ディーティルも直ぐに体感する事でしょう」

  ディーティル 「今でも十分に新しい世界が開けてしまいましたけど・・・」

  ダイン 「遊魔へと魔進化する事は今の変化とは比較になりません、個体としての変化だけで無く遊魔としての繋がりを得ますからね、ここで形成されている繋がりは小さなモノですが、人類大陸の遊魔達と繋がりと通じればこの世の真理さえ見出せるかも知れません」

  レ・ミュウ 「それ、ミュウには解ってます、主は生命全ての主です」

  ダイン 「それは持ち上げ過ぎです、現に私の理解を超える北方の守護者が存在してますから」

  その言葉にディーティルは下で眠るディセルトに眼を向ける、今のところ守護者はディセルトのみを介して接触して来ており、その明確な目的は謎のままだ。

  ディーティル 「ディセルトだけが知る何かですか・・・今まで私達に害は有りませんでしたけど・・・」

  レ・ミュウ 「たった三人の耳長じゃ大した事出来ませんよ、まぁ魔龍一匹でも無力でしたけど」

  ダイン 「私を食べて拉致したじゃ有りませんか、多分そのおかげで人類大陸遊魔はまだ荒れていますよ、混沌大陸への侵攻とかやるかも知れませんね」

  ダインは冗談じみて言ったが、実際ユーマでは混沌大陸でのダイン捜索計画は持ち上がっていた、だが、ダインを一番よく知る七実が無駄だと断じた為に計画自体は立ち消えている。

  レ・ミュウ 「北方にもちゃんと遊魔を根付かせないと行けませんよね、混沌大陸全域に本格的に侵攻するのは後方を確立してからですね」

  ダイン 「その通りです、だからこそ崇められる三人の耳長は使えるんですよ、三人の要望は無下にはされないですよね」

  ディーティル 「救世主という立場ですからね、それに魔獣や魔族から大陸を取り戻すのは耳長の願いでも有りますから・・・」

  レ・ミュウ 「難しい事ですけどね、特に魔獣は三百年でかなり溶け込んでしまってます、魔龍すら穢されてますから」

  ダイン 「魔力が増すという利益だけじゃ無いんですよね?」

  レ・ミュウ 「凶暴化するのは間違い無いです、ミュウは食べてませんけど、何か仕掛けが有るのかも知れません」

  ダイン 「やはり、リッポト湖畔の遺跡に何か秘密がありそうですね、後継者のルーフィンの記憶ではザキトスはこの大陸で魔族化した様ですから」

  レ・ミュウ 「遺跡の秘密は確かめないと行けませんよね、ミュウが耳長の時から禁断とされてましたけど」

  ダイン 「禁断ですか、それは全ての魔龍を敵に回す危険性がありますね」

  レ・ミュウ 「四対一なら楽勝ですよ、魔龍のミュウも強くなってますし」

  ディーティル 「それ魔龍化した私達も勘定に入れられてますよね?」

  レ・ミュウ 「勿論です、確実に勝てる戦いをするのが主ですから」

  ダイン 「私は勝敗よりも楽しさを重視してますけどね、楽しければ負けてもいい、ですが遊魔を失う事は最大の苦痛ですから、負けられませんね」

  レ・ミュウ 「なら新しい魔龍が必要ですね」

  ディーティル 「私達の魔進化は決まっていたんですよね」

  ダイン 「本当に嫌なら魔進化自体を止めますよ、ですが今止めると多くを失っただけですからお薦めしませんけど、それに遊魔の生活を体験しないのは損だと思います」

  ディーティル 「覚悟は決めてます、でも、不安を感じない事も無いんですよ」

  ダイン 「実際体験しないと解らないでしょう、少し激しくしますね」

  ディーティルの不安を掻き消す様にダインの動きが早くなる、既に熟れたディーティルの陰裂はその動きに大量の淫液を分泌させ、その時に備える、ディーティル自体は性交など初めての経験なのだが、牝の本能がダインの射精の兆候を感じ取っている様だ。

  ディーティル 「はぁっ、はぁっ、はぁっ、ダイン様の魔力が満ちて弾けそうですぅ、でもそれが変わる事だって感じちゃってますぅ」

  ディーティルの直感は正しい、レブナン島への潜入で耳長と関わると思っていなかったダインで有ったが、魔龍であったレ・ミュウを堕とした事でDコアによる魔力制御とは異なった耳長の魔進化を思い付いてそれをディーティルで実験しているのだ。

  その方法とはディーティルの魔力質を変化させるという試みであり、性器の交わりによって直に送られるダイン魔力でディーティルの魔力質を変化させる試みでディーティルの言った弾けるとは、許容限界を超えた魔力が文字通り弾ける事であり、ディーティルの魔力がダインの望むモノへと変化する証だ。

  ダイン 「もう限界の様ですね、これで終わりにします」

  長めに腰を引いてからの深く突き上げと同時に、ダインは堕液をディーティルの奥に放つ、その射精圧にディーティルは達して獣声を上げると、肉穴は震えながら堕液で満たされて行く、それは耳長ディーティルの終焉の始まりで、遊魔ディーティル誕生の第一歩でもある。

  ディーティル 「はぁ、はびぃ〜、弾けた魔力を埋める様にお腹に凄い感覚がぁ」

  ダイン 「圧縮堕液を少量ずつ射精しています、堕液連発でディーティルの胎内に普通ではあり得ない刺激を与えて、遊魔性交の虜にして上げますよ」

  ようやく性交に悦びを魅入だし始めたディーティルの身体にこの衝撃は強烈過ぎた、だが、遊魔の淫液と魔力に侵された身体はこの強烈な行為すら快楽を覚えて、それを望んでしまうのだ。

  そして、何度も打ち付ける堕液にディーティルの腹部は見る間に膨れ上がっていき、妊婦の様に腹を膨らませる。

  ダインの堕液連射はディーティル胎内の許容限界をも超えて放出され、結合部から流れ出た堕液はベッドの一部が変化した触手ポンプを使って、ディーティルの尻穴の中へも送られる、腕は力を失って上体が倒れ込むと声も段々と小さくなって行く。

  ディーティルは文字通りの堕液塗れになってうめき声も消えぐったりとしていると、その口に呼吸機が張り付いて、ディーティルの身体が下に飲み込まれて行く、ダインはディーティルとの結合を解いてベッドから退避すると、飲み込まれたディーティルがディセルトに覆い被さる様に沈むと、数本の触手が絡み付いて向きを変えさせ、ディセルトと並ぶ遊魔椅子を作り上げてディーティルの身体を拘束する。

  一連の悪夢じみた行動を見てもディーティエは逃げる事も出来なかった、尻穴に入り込んだレ・ミュウの尻尾がそれを許してくれそうに無く、ディーティエの身体機能の殆どが母乳の生成に費やされている様で動く事もままならない。

  レ・ミュウ 「主の方は終わりましたか、もうこの娘も良い身体になりましたよ、見てください耳長とは思えない様な大きな胸です」

  レ・ミュウが乳房に手を当てて軽く搾ると、乳首から母乳が水鉄砲の様に噴き上がる。

  ダイン 「私も大分体液を失いましたから補充しましょう、母乳は最高のエナジードリンクですからね」

  ダインはそう言ってディーティエの胸を鷲掴みにすると口を当てて吸い出して行く、ディーティエはその行為に恍惚な表情を浮かべて甘受している、そうダインに母乳を捧げる事に悦びを見出しているのだ。

  レ・ミュウ 「ミュウに感謝して下さいね、メファティを研究して耳長でも乳量を増やせる様に考えたんですよ」

  レ・ミュウの口振りに、授乳を中断したダインが言葉を返す。

  ダイン 「自分で試す前の実験台にしたんですよね、ですがこれは成功ですよ、ディーティエ乳には程よく魔力も含まれてますから、正に万能回復薬と言えるでしょう」

  レ・ミュウ 「母乳の素晴らしさは毎朝メファティで思い知らされてますから、主は自ら変わる事を推奨してますから研究していたんです、流石に自分に行うには不安が有ったのでディーティエは丁度良い実験台でした」

  ダイン 「ミュウも悪い娘ですね、ですが遊魔の身体の失敗は成功に上書き出来るので、色々考えて試してみて下さい、私も今ディーティルで色々と実験しましたから・・・」

  レ・ミュウ 「でも初めてを試されるって栄誉な事ですよ、主の創造を賜るなんて・・・でもミュウは初めての魔龍遊魔に誇りを持っていますから」

  ダイン 「なら、ディーティエにも何か新しい試みを施しましょうか、妹分のディーティルと比較して落ち込むのは可哀想ですからね」

  ダインの邪悪な笑みを間近で見たディーティエは全身に寒気を感じるが、それを口にする事を躊躇う、拒絶を示してダインの気分を害すると何をされるか解らないからだ。

  レ・ミュウ 「この素晴らしい乳房だけで無く、主からも何かを授けられるなんて幸せな娘です」

  ディーティエはレ・ミュウの言葉を余計なお世話だと思いながらも、一筋の巧妙を見出す、ダインに好き勝手に変な事をされるよりも、ダメ元で自分の望みを言ってみれば良いのだ。

  ディーティエ 「あの・・・私の希望って聞いて貰えますか?」

  ダイン 「勿論です、本人の希望に沿った方が喜ばれるに決まってますからね」

  ディーティエはダインの反応に好感触を覚えて、身体の不満を口にする。

  ディーティエ 「実はこの癖っ毛が嫌なんですよ、毎朝整えるのに凄く時間が掛かって」

  ディーティエは自身の不満を口にしてみたがダインの反応はイマイチの様だ。

  ダイン 「私は個性的なその髪型が好きですけどね、本人の感じる短所が他人から見れば長所となる事も有ります、そして遊魔と変わったディーティエは私が好む所を変えてしまった自分を後悔すると思います」

  ダインの否定的な言葉を受けて、ディーティエは複雑な心境になる。

  レ・ミュウ 「主の言葉通りだと思います、その耳長には珍しい髪はディーティエの存在を示すアピールポイントです、耳長の髪型ってストレートが多いですから」

  ディーティエ 「そうなんですか、私には悪いイメージしか無くて」

  ダイン 「見た目の個性が有った方が私の記憶に刻まれますよ、平凡が評価され難いのが遊魔社会ですから、凡人より変人の方が楽しいじゃ無いですか?」

  ダインの言葉に致命的な程の価値観の違いを感じてしまうディーティエだったが、ダインとレ・ミュウの価値観が一致している以上、これ以上言葉を返す事を諦める。

  この先自分がどう変えられてしまうのかも全く解らないので、今の価値観で進める事に不安を覚えたのだ、そして、例え今は全く共感出来ない事でさえダインが自らの好みに対して行った事ならば、後の自分に対して好ましい事なのではと思い始めていた。

  おまけ

  ディーティル 三天人の中で最年少の約六百歳で、騎士として東方への脱出に加われる資格も有ったが本人の意思で混沌化していく大陸に残った。

  この理由について本人は何も語らないが、本心ではない魔獣狩りを楽しんでいたからでもある、別段戦闘狂という訳ではないが、自身の能力を最大限に活かせる場を見出して正直に生きた結果でもある。

  そして魔獣狩りで培われた戦闘技能のお陰でディーティルは地の王との戦いで生き残る事が出来たのだ。

  三天人一の戦闘力を誇るが、生身の技術よりもクフィカール操縦技術に長けているが、個人戦闘力でもディーラル王国で一番の使い手とも言えるだろう、重い刀剣などは扱う事は出来ないが細身の剣を用いる素早い剣術は並の剣士ではその動きを捉える事すら叶わないだろう。

  高い戦闘力を持つディーティルではあるが、性格自体は好戦的ではなく、単に狩や戦闘力を楽しんでいるに過ぎない、そう、わざわざ危険な戦闘力を行うよりも安全な狩りを楽しむがディーティルであり、初めから敵わないと解っていたダインに対しては殆ど抵抗せずに負けを認めた。