第49手の▲4五桂が良かつたか。
△3六角と歩を取る筋を消しつつ、銀取りである。
後手の豊島九段は、仕方なく△4四銀とするが、
第51手目▲6三歩。
△同角には▲6四銀△5四角▲6三歩(※)△7二金に▲9七角が一例である。飛車を逃げれば5三の地點が受からず、即座にゲームセットだ。
棋士は長手數讀めるので、▲4五桂の局面からこの筋は見えてゐたであらう。後手は52手目に、△6三同金と取つた。
すぐに△7四角と、王手で歩を取れないのが辛いところである。
※二度目の▲6三歩に△同角は▲6四角が飛車と桂馬の両取りである。△8三飛などと守る手には、▲8四金とタダ捨てして、△同飛と取れば▲7三角成が飛車と角の両取りである。
A級は10名の棋士からなり、順位戦は総当たりである。
全九局のうち、今回の藤井vs豊島戰は第七局にあたる。
第八局は2月1日、最終局は3月2日に行はれる。
名人戰は毎年4月から6月に開催される。
次は第81期です。是非藤井くんに挑戦してもらひたいですね。