曇が空を覆い、日の光が遮断され夜のように暗い正午。
山の中腹まで到達した時、少年はふと、歩いてきた道のりを振り返った。
針葉樹林が並ぶ山道に、山の麓の小さな村。迷宮のような樹海と、地下に広がる古代遺跡。広大な湖に、見晴らしの良い草原。そしてその向こうには、もう見えなくなってしまった自分の故郷の町がある。思い出すだけで、振り返るだけで、達成感と懐かしさがこみ上げてくる。
次いで、これから登る山を見上げる。
険しい急な山道は頂上に近づくにつれて草木は無くなり、水は枯れ果て、動物は逃げ魔物がひしめく。頂上は、黒雲が立ち込めて見えなくなってしまっている。見ているだけで、心が陰鬱になってしまう。
少年は沈んだ心を回復させるべく、視線をやや下方にずらして、自分の前を歩く仲間の後姿を眺めた。
自分に向かって突き出されているのは、巨大な尻だ。肉がぎっしりと詰まって丸々と膨れ上がった尻は、筋肉で引き締まりつつも、脂肪が乗ってたわわに実っている。弾力と柔らかなを兼ね備えた尻は、歩くたびに振動でバウンドしていた。
しかも尻を包んでいるのは、薄いスパッツのみだ。スパッツは汗で張り付き、尻の形がしっかりと浮かび上がっている。薄いスパッツは引き延ばされて皺が無く、今にも破れそうだ。そんな巨尻には、小さな尻尾がついている。
その尻を支えているのは、露出しているムッチリと脂がのった太腿だ。内側には柔軟な筋肉がしっかりと搭載されており、大きな尻を支え、山道を力強く歩いている。膝から下には脚に見合ったブーツが履かれており、地面に大きな足跡を作っていた。
「ふぅぅ。けっこう来たねぇ」
逞しい下半身の持ち主は、立ち止まって大きく背伸びをした。がっしりとした背中には、長刀ほどの間合いを誇るバトルアックスが背負われている。それを操る両腕は、筋肉で膨れ上がり、加えて脂も乗っているのでかなりの太さだ。胴体の横幅も相当だが、胸の高さの左右からは横乳がちらりと見えた。男顔負けの屈強な戦士は、女性であった。
「ねえラック、もうちょっと進んだら休憩しようか」
斧を背負った女戦士が、振り返って少年を見下ろした。彼女は、紅梅色の皮膚を持つ豚獣人だ。
頑丈な骨格には、高密度で実用的な筋肉が多量に搭載されている。積み重ねられた訓練と戦闘の日々により、それは過剰なまでに太く成長していた。さらにその上には、たっぷりと脂肪が乗っている。もともと太りやすい体質に加え、筋肉を求めて多くの食物を摂取し続けてきたために、太りすぎと言えるほどの脂肪が全身を包んでいた。
過酷な日常を送ってきたために表情は雄々しく、声は低めで、皮膚はやや日に焼けている。多数の男らしさを兼ね備えているのだが、正面から彼女を見れば、一目で女性であることが分かるだろう。
彼女の胸部はとてつもなく大きく膨れていた。非常に大きな乳房である。生まれつきの骨格により彼女の胴体は常人より分厚く、そして多量の大胸筋を備えている。さらに肥満体なのでその上にはどっさりと脂肪が乗っており、しかも彼女は生来の巨乳の持ち主だ。様々な要因が組み合わさった結果、彼女の乳房は牛獣人の娼婦や妊婦に負けないほどの大きさに成長した。
脂肪が大量につまった乳房は巨大で、そして過激な重量を誇る。加えて彼女は33歳、熟女の域に足を踏み入れかけている。しかし、身につけた筋肉によって乳房は持ち上げられ、ほとんど垂れていない。前方に向かって突き出ている、砲弾状の爆乳であった。
彼女は大斧を振り回すパワーファイターだが、スピードにも自信があり、比較的軽装だ。手甲とブーツ以外では、スポブラとスパッツしか身につけていない。スポブラは長年着用し続けている一張羅で、使い古されているため生地は薄い。しかも、買った時から彼女の筋肉と脂肪と乳房は成長を続けているので、サイズは小さい。そんなスポブラに無理矢理乳房を押し込んでいるので、乳房はぐにゃりと潰れて上へと逃げており、深い谷間が出来ている。それでもスポブラに負けず、生地を破ろうとしているかのように双乳は前に突き出ている。その結果、大きめの乳房と乳輪までもが浮かび上がっていた。
振り返った拍子に激しく揺れ動く魅惑の肉房に興奮しつつ、少年は元気よく答えた。
「はい、そうしましょう、ミントさん!」
豚の後を歩くローブを着て杖を持つ少年は、パンダの獣人だ。童顔で背は低く、声が高いので15にさえ到達していないかのように見えるが、一応、17歳である。背は低いが、肥満体で肉体の横幅は広く、俊敏そうにも馬力がありそうにも見えない。
しかし、パンダは豚の足を引っ張る重荷ではない。パンダは体力は劣るものの優秀な魔導士だ。属性付きの魔法はもちろん、自身や味方の能力を強化する補助魔法をも得意とする。知力も高く、敵の弱点の把握などが人一倍早い。
二人は付き合いも長く、互いのことをよく理解し合っており、コンビネーションも抜群である。だからこそ、ここまで来ることが出来た。
そして、ついに目的にの眼前にたどり着くことが出来た。魔王の本拠地である山頂へと。
世界は広大であり、神もいる手前、大勢の魔王たちが結集しても、その全てを支配することはできない。だが、局地を支配し、思いのままにすることはできる。故に数百年前から、奈落に住む魔王たちは、局地を攻撃するように支配形態を変えた。
世界各地で魔王たちが、あらゆる場所を支配し、神や勇者が抵抗する、そんな風潮が数十年前から続いている。神の力が強く及ぶ場は比較的安全だが、そうでない場は魔王の攻撃を受ける。地域によっては、短期間で魔王を撃退できることもあるのだが、一方で魔王の支配が長期に渡るケースもある。
パンダのラックと豚のミントもまた、自身の国が魔王の支配を受けたので、立ち上がった勇者である。旅の途中で合流し、仲間たちとともに魔王の配下を倒し、ついに本拠地の目前に到達した。
山頂にいる魔王は上級だが、隣の国を支配する魔王を救援を受けてそちらに向かい、そこで圧倒的な強さを誇る勇者によって手傷を負ったらしい。今が好機と、ラックたちは仲間とともに山頂へ向かった。
四名の仲間たちは二人一組となって山頂付近まで登り、そこで仲間の魔術師とラックが、退魔の能力を秘めたアイテムを使って魔法陣を描くことになっている。魔法陣で本拠地を包み込めば、魔王の力を奪うことが出来る。結構は、明日の満月。天候や日時を考えれば、それがベストの日である。別行動は少々危険だが、罠で全滅することを避けること、敵も戦力を分断せざるを得ないこと、そしてこの作戦の効率を考えた結果、相性がいい二人でペアを組んで山を登ることになった。
そして二人は、速いペースで山頂付近までやってきた。敵の力は低下し、味方は皆士気が上がっている。歩みは強く、どんどん登り詰めていった。
「ふうううううう・・・・・・」
ミントが斧を構え、全身に力を込める。両腕両脚が、一回り膨張した。
「どっせええええい!!!」
そして、渾身の力を込めて、斧をフルスイング。爆乳を、巨尻を、全身の脂肪を激しく揺らし波立たせつつ、強烈な一撃を放つ。
その一振りは、ガーゴイルの見事両断した。
「ふうっ。終わりましたね」
群がってきたガーゴイルを全て灰にしたラックは、周囲を確認してミントに笑いかけた。
「そうね。頂上に近いと、やっぱり多いわね」
ミントも斧を背負い、周囲を見渡して悪態をついた。
「でも、魔王の力は本当に落ちているみたいですね」
「ええ。私たちが強くなったっていうのもあるけどね」
ミントは笑って力こぶを作る。スポブラとスパッツは汗がしみ込み、肉体にピッチリと張り付いた。ラックはミントの笑顔を肉体を、心をときめかせながら見つめた。
「でも、油断はダメだよ!」
「勿論ですよ!」
二人はさらに頂上を目指す。不安を打ち消し、希望を胸に秘めて。
日が沈み、夜になる。二人は進軍を止めて、付近の岩陰で一夜を過ごすことにした。
魔物が侵入できない結界を張り、そこに腰を下ろして食事をとる。
「明日の満月までには、目的地につけそうですね」
「そうね。ラック、すごいわね。私の脚に付いてこれるなんて」
「ちょっとだけ、身体強化してるんです。わずかな強化なら、長時間維持しても問題ないようになりましたから」
「なるほど。成長率は私たちの中で一番ね」
豪快に肉を齧るミント。ラックは対照的に、少量の乾パンを食すだけだ。
「川があったらいいのになぁ。汗臭いでしょ、ごめんね」
ミントが周囲を眺めながらぼやく。確かに、長時間歩き続け、戦闘もこなしてきたので、二人はぐっしょりと汗をかいていた。
「いえ、気になりませんよ。ずっと一緒に戦って来たんですから」
「臭くても我慢できるの?」
「ああ、いえ、そうじゃなくて!臭いって思わないんです!」
「ふふっ。ありがと」
ミントはニカッと歯を見せて笑った。しぐさ一つ一つが豪快だ。
その笑顔に、ラックは見とれてしまう。
「明日、決着が、つくんですね」
ラックは、満月になる手前の、少し欠けた月を見上げた。
「そうね。終わらせるのは、私たちよ」
ミントも、決意と覚悟が籠った目で月を睨んだ。柔和な笑顔から一転、雄々しく、猛々しい表情だ。
魔王を倒すために、多くの苦難を乗り越えてきた。人々の希望を双肩に乗せて、戦い続けてきた。
みんなの、そして自分自身のためにも、勝たなければならない。
不安はあるが、それ以上に高揚していた。
魔王が不利ということもあるが、自身の成長と頼りになる仲間を思えば、不思議と力が湧いてくる。今は二人で行動しているが、別行動をとっている他のメンバーとも、一緒にいるような一体感があった。
「皆となら、勝てます」
確信を込めて、ラックは言った。
「ふむ、ラック、かっこよくなっちゃって」
ミントは、まだ幼さが残る少年の顔を見て呟いた。
「初めて会った時は、まだまだ未熟だったのに、いつの間にか強くなっちゃって」
「それこそ、皆の、特にミントさんのおかげですよ」
「私は何もしてないわよ。あなたが自分で強くなったの」
「いえいえ、一人で強くなれる人なんかいませんよ」
「そうね。それが分かってるんなら、大丈夫だわ」
自分を見るミントの目が、わが子の成長を喜ぶ母親のような優しさを携えた。ミントは何かとラックの世話を焼いてきたので、感慨深いものがあるのだろう。事実、ラックはミントのおかげで立派な魔導士に成長した。
雄々しい表情が、母性溢れる美しい顔に変わり、ラックは心臓を高鳴らせた。
「ま、明日は一緒に頑張りましょう!私は、特に頑張るからね!」
そう言って、ミントはドンと胸を叩く。巨大な乳房が、ブルンブルンと揺れ動いた。それを見たラックの心臓は、さらに高鳴った。
(ミントさん、いい顔してるな。かっこいいのに、美人だったり可愛かったりするし。しかもオッパイもお尻も大きいし。やっぱり、今日こそ伝えないと)
ミントの表情と肉体、そして心情を改めて見直したラックは、決意をより一層確固たるものにした。
今日、ミントに告白するという決意を。
いつからこの恋心が芽生えたのかは分からない。だが、気づいたら、ミントに惚れていた。
豪快だが包容力がある性格、一騎当千の実力、雄々しさと母性を兼ね備えた笑顔、そして頑強かつ豊満な肉体。全てが大好きだ。
考えてみれば、ミントとは気が合った。よく相談に乗ってくれたし、剣術の指導もしてくれた。心身ともに育ててくれた。だからこそ、憧れ、そして愛するようになったのかもしれない。
最も、心底惚れた今、理由などどうでもいいのだが。
「マジかよ!姉御にぃ!?」
「う、うん、まあ、そうなんです」
一月ほど前。比較的治安の良い大きな町の宿屋に宿泊した時、ラックは他の仲間に自身の思いを伝えていた。
ラックの本心を聞いて大声を上げたのは、左腰に日本刀を差した、飴色の体毛の犬獣人のセイだ。均整の取れた肉体の持ち主で、パーティーで最速を誇る斬り込み役である。また、補助魔法も扱えるため、魔法賢士として活躍している。
「まぁ、なんとなく、そんな気はしていましたけどね」
そう言って微笑んだのは、白い体毛の山羊獣人であるクロスだ。僧侶であるクロスは、主に回復系を担当している。また、軍師としても優れた素質の持ち主で、パーティーの行動や作戦の立案なども担当している。細身だが、ラックと違って意外と素早く体力もあるので、長旅でも疲れた様子はない。
「え、僕、そんなに分かりやすかったですか?」
「ええ。表情とか仕草とか、全然違いますよ」
「うわぁ。ミントさんにもばれてるのかな?」
「可能性はありますね」
途端に、ラックは恥ずかしさのあまり顔を赤く染めた。ただでさえ、恋の相談をすること自体恥ずかしいというのに、その感情がばれていたとは。
「まぁ、ああいうのが好みっていう奴もいるか。でもよぉ、歳の差、けっこうあるじゃん」
「そんなの関係ないですよ。愛さえあればね」
セイはひたすら驚いている。あれほど雄々しく、しかも肥満体な女性を好む者は少数に違いないからだ。そして、恋の成就については、不安そうだ。
一方クロスは、否定的な表情は一切見せず、嬉しそうにラックを眺めている。
「私も国に帰って、早く恋人に会いたいですよ。ああ、ゼーレ」
「ク、クロスさん、そう言えば、恋人いましたね」
「ええ。私は、愛さえあれば、問題ないと思います。だから、告白すべきですよ」
「こ、告白!?」
この時点では、思いを告げることなど考えていなかったラックは、固まってしまった。
「ミントもあなたのこと、悪く思ってはいないようですし」
「だけどよ、恋人になるかどうかとは別問題だろ」
「それでも、思いは伝えた方がよろしいと思いますが」
「そうか?・・・・・・まぁ、俺だって、別に否定はしねえよ。ただ、女にうつつを抜かして、失敗しなきゃそれでいいさ」
失恋の過去を持つセイも、不安そうだが一応は応援してくれるようだ。
「ありがとうございます。告白かぁ。考えたことなかったけど・・・・・・」
「恋しておきながら告白しないのは、矛盾していますよ。いつかは、伝えるべきですよ」
「そうですね」
仲間の言葉を受けて、ラックは告白を決意したのだった。
乗り込む前に告白など、不謹慎かもしれない。断られたら、士気や連携にも影響が及んでしまう。
だが、決戦の前には、この思いを伝えたかった。命が潰える可能性も、0ではない。それに、思い残すことなく戦いに挑みたかった。
ミントは、自分を弟か息子のように思っているのかもしれない。断られる可能性の方が高い。歳の差だってかなり離れているし、しっかり者のミントに自分は不釣り合いのように思える。だが、ミントの真っ直ぐな性格を考えれば、断られても気まずいことにはならないと半ば確信している。
今こそ、言うべきだ。
そう決意しているラックだが、いざ告白となると、流石に躊躇してしまう。気恥ずかしい気持ちを拭い去ることはできない。
(告白しようって決めたけど、難しいな・・・・・・このまま告白しないで行くのはなんか嫌だし、うーん・・・・・・)
タイミングが掴めず、とりあえず会話をするしかない。
「いやでも、本当に、水浴びしたいですね。あはは」
「そうね」
ラックは、一度だけミントの水浴びを覗き見たことがあった。ミントの一糸まとわぬ、生まれたままの姿は目に焼き付いている。雫が付着した豊満な肉体は、いつもより数倍も官能的だった。
裸の乳房は何物にも拘束されていないので、より一層大きく前に突き出ており、いつもより激しく揺れ動いていた。腕を少し動かしただけで、ブルブルと動き回る姿は、とてつもなく官能的だ。胸まで泉に浸かると、乳房は浮き輪のように浮いていた。
もしここに泉があったら、水浴びをしていただろう。それを、自分は覗いていたかもしれない。
(・・・・・・はっ、何を考えているんだ僕は!これから告白って時に、裸を想像するなんて!)
淫らな想像を頭から追い出して、ラックは再び話題を探す。すると。
「ラック、何か私に言いたいことがあるでしょ」
ミントが、ラックの目を真っ直ぐ見据えて聞いた。
「えっ!?な、何で・・・・・・」
確信を持って放たれた質問。ラックは隠さず、何故気付けたのかを聞きかえした。
「分かるわよ。あなたのことは。さっきから挙動不審だし。どれだけ付き合い長いと思ってるの」
ミントは勝ち誇ったように言った。
(ああ、そうだ。ミントさんには隠し事なんて、無理だよな)
自分から男らしく告白したかったが、うじうじしているうちに、ミントから図星を突かれてしまった。
「ミントさんは、僕のこと、すごくよく分かるんですね」
「当然でしょ。で、何なの?」
ミントはからからと笑い、ラックの顔を覗き込んできた。
「分かりました。もう、正直に言いますよ」
もう、逃れられない。でも、それでいい。逃げたくない。
「ずっと言いたかったことがあって。でも、言えなくて。でも、決戦前には言いたくて」
ラックは、ミントの顔を見つめて、勇気で羞恥をねじ伏せた。そして。
「僕、ずっとミントさんのことが好きでした。愛しています」
胸に秘めていた思いの全てを、短い言葉に詰め込んでミントへと送った。
「へ・・・・・・?」
自分がどんな顔をしているのか、ラックには分からない。凛々しい顔をしているつもりだが、出来ているかどうか。
ミントの方は、鳩が豆鉄砲をくらった様な表情だった。目を見開き、口をぽかんと開けて、自分を見つめ返してくる。弟か息子のような存在から予想外の告白をされたのだから、当然だ。
「この思いだけは伝えたかった。だから、告白しちゃいました。こんな時に、すいません」
ミントが何も言わないので、ラックは更に言葉を続けた。
このリアクションを見た限りでは、ミントは驚愕で何も言えないらしい。OKが返ってくるとは、思えない。
ああ、やっぱりだめか。もしかしたらと思ったんだけど。
ラックは既に、ほとんど諦めていた。ミントと恋人同士になることを。もしなれたら、どんなに幸福だろう。だが、告白前から半ば諦めていたのだから、ショックはそれほどでもなかった。無論、悲しいことは悲しいのだが。
「まぁ、ミントさんには、もっと他に・・・・・・」
「本当に?」
不意に、ミントが口を開いた。驚愕を顔に張り付けたまま。
「え、ええ。もちろんです。嘘で告白なんてしませんよ。でも・・・・・・」
「ラック、私が好きなの?」
「は、はい」
ミントが詰め寄ってくる。至近距離で見つめてくる。鼻息と吐息が顔にかかり、体臭も鼻に届いてきて、心臓が高鳴る。
「私でいいの?」
「いいに決まってるじゃないですか」
「おばさんだよ」
「歳の差なんて」
「マッチョだよ」
「かっこいいじゃないですか」
「デブだよ」
「でも、おっぱいもお尻も大きいし」
「・・・・・・」
ミントは再び固まった。
「ミ、ミントさん?」
ラックは困惑するばかりだ。ミントの思考が読めない。まさか自分は、とんでもないことをしてしまったのかと思い始めたころ、ミントの様子が変わった。
徐々に、表情が変わってゆく。ゆっくりと、笑顔が構築されてゆく。
「やった・・・・・・」
「え?」
「ぃやったああああああああ!!!!」
ミントは最大限の笑顔を作り、その場で跳びあがった。そして、魔法陣の中を駆けまわる。
「え、あ、あのー」
状況が把握できずラックが話しかけようとすると。
「ラックゥゥゥ!!」
ミントが跳びかかってきた。そして抱き着いて、その場に押し倒す。
「いっ!!!!」
今度はラックが固まった。
ミントと、密着している。
柔らかい肉体で、自分を包んでいる。
甘酸っぱい匂いがする。
特大のバストが、胸にぶつかって潰れてつつも、弾力によって押している。
「ラック!ありがとう!嬉しい!私なんかを!」
ミントはラックの顔を覗き込んで、ようやく自身の意志を語りだした。
「戦いの才能があった私は、強くなるしかなかったんだ。立派な戦士になるしか。だから女を捨てて、男以上に強く生きようとしてきたの」
「は、はい」
緊張しながらも、ラックはミントの声に耳を傾けた。
「恋愛とか、諦めていたの。自分には無縁だ、しょうがないんだって、割り切って。でも、そんな私も、一人の男に惚れちゃったの。恋しちゃいけないって思ったけど、女を捨てきれなくて、どうしようか悩んで。戦いが終わったら、決着をつけようって思ってたの」
「そ、そうだったんですか」
体臭と吐息を嗅ぎながら、ラックは必死にミントの発言を理解した。
「でも、まさか、その惚れた相手に、決戦前に告白されるなんて。嬉しいよ!本当にありがとう!私なんかを選んでくれて!恋は成就して、悩みもなくなって、もう最高!」
「は、はい。どういたしまし・・・・・・え?」
緊張した頭を何とか回転させて、ラックはミントの言葉を理解した。
惚れた相手に告白されて・・・・・・。
「じゃ、じゃあ、ミントさんも、僕のことが・・・・・・」
「うん、大好き!」
「・・・・・・ええええええ!!!」
今度はラックが驚愕した。まさか、ミントが自分に惚れているとは、夢にも思わなかった。
「ぼ、僕、子供だし、おっちょこちょいだし、デブだし、頼りないし・・・・・・」
「何言ってるの。この旅で、一番成長したじゃない。体型だって、可愛いわよ。まだまだ至らないところもあるけど、そこも、世話をしたくなっちゃうっていうか、可愛いし」
「は、はあ・・・・・・じゃあ、本当なんですね」
「ええ」
「本当に、僕のこと」
「大好き」
「じゃあ、告白の返事は」
「もちろん、OKよ!」
先ほどのミントと同じように、ラックの表情は驚愕から歓喜へと変わった。
「やった!じゃあ、僕たち、恋人同士になれたんですね!」
「そうよ!」
「す、すごい!OKされるなんて、思わなかった!好かれているなんて!」
「私もよ」
ミントは微笑むと、ラックの唇を奪った。
「んむっ」
唐突な口づけに驚くラック。ミントはラックに構わず、遠慮なく口内へ舌を侵入させた。
「んむぐううううう」
そして、徹底的に口内を舐め回し、吸い尽くした。上部、頬の内側、舌、歯茎を、肉厚な舌で蹂躙する。舌と唾液と吐息を口内に押し込まれたラックは、過去に味わったと子がない興奮に見舞われた。
(すっ!好きな人と!ミントさんと!キスしてる!!)
口と口の接合部から唾液を垂らしながら、ミントは口づけを止めない。ラックはミントにしがみつくように抱きかえし、口づけを味わった。
「ぷはっ」
「ふうっ」
数分かけて恋人の口を味わったミントは、ようやく顔を離した。
「ミ、ミントさん、情熱的ですね・・・・・・」
「よかったでしょ」
「は、はい!」
幸福を孕んだラックの顔を見たミントは、艶っぽく笑った。
「で、次なんだけど」
「え?次って・・・・・・うふうっ!」
意味を問おうとしたラックの股間を、ミントが掴んだ。そこには、大きな膨らみがあった。ズボンを内から盛り上げる、硬く大きな肉塊が。
「もちろん、これ」
「ええっ!?」
ラックは素っ頓狂な声を上げた。
自分もミントも、明日に決戦をひかえる身だ。にもかかわらず、ミントは行為に及ぼうとしている。
「い、いやでも、明日があるし、その・・・・・・」
「ここをこんなにしちゃってる人がそんなこと言っても、説得力無いんだけど」
ミントはそう言いながら、体を下へずらして、ラックの股間に顔を埋めた。
「うわ、すごい・・・・・・こんなに大きく硬くなってる・・・・・・」
「ああんっ」
恋が成就し、熱いキスをしたばかりで、股間は最大限に硬くなり、敏感になっている。そこを鼻先で擦られ、ラックは微弱な快感に身を震わせた。
「大丈夫。緊急用のエリクシル、まだあったでしょ」
エリクシルは、体力も魔力も瞬時に回復させてくれる薬だ。それを使えば、夜に体力を消耗しても、明日には即座に回復できる。
「でも、それ、非常用だし・・・・・・」
「今が非常時でしょ」
ミントはゆっくりと上半身を起こして、ラックを見下ろした。そしてミントは、スポブラの裾に手をかける。
「え、ちょ・・・・・・」
躊躇いなく、ミントはスポブラを脱ぎ去った。
衣服に引っかかった乳房は一度上に引き上げられ、支えを失った途端に落下し、盛大に全身を揺らした。
「ああ・・・・・・」
ラックは、露出した爆乳に、完全に見とれた。
余りにも大きすぎる爆乳だ。それは、二つとも砲弾状な形をして、前方に突き出ている。これほど大きく柔らかい肉塊なのに、大胸筋によってほとんど垂れていない。湯高な弾力を持ち、誇らしげに前に出つつも、しかし柔らかそうに実っている。先端には大粒の乳首が立っており、広い乳輪までも膨らんでいた。
「私、告白が叶ったその日に、その人に初夜を捧げようと、心に決めているの」
「え、初夜って・・・・・・」
爆乳の上のミントの表情は、艶を持ちながらも恥ずかし気だった。
「こんななりで、乙女っぽい誓いなんて、似合わないけど・・・・・・」
ミントは桃色に染めた顔を伏せて、弱々しく呟いた。
今まで見たことがない、ミントの女の一面だ。
その表情と露出した爆乳により、ラックの興奮はより一層増して、股間の剣が一回り膨張した。
恥を忍んで本心をさらけ出したミント。男は、応えなければならない。というより、ミントがあまりにも淫らすぎて、もう耐えられない。
「ぼ、僕も、ミントさんとしたいです!さ、させてください!」
ラックが自分を求めてくれた。行為に応じてくれた。ラックの必死な表情が、言葉が、ミントの心を満たした。
「ありがとう。それじゃあ、まずは、とりあえず」
ミントはラックのズボンに手を伸ばし、一気に下着ごと脱ぎ去った。
「あっ」
直後、ラックの強直が露わになり、起き上がって腹を叩いた。
「うわ・・・・・・」
視界に突如飛び出してきたそれを見て、ミントは言葉を失った。
ラックのイチモツは、童顔や小柄な体型に似合わず、長く太く立派な一振りだった。若さ故に生命力に溢れ、先走りをドクドクと流しながら、これからの行為に期待している。
「すごっ。男の人って、みんなこんなのを持ってるの?」
処女であるミントは、男性器を見たことがなく、比較対象が分からない。緊張と興奮が混じり、鼻息を荒くしてラックに聞いてみる。
「いや、その、僕のは特別大きいみたいで」
「あ、やっぱり?」
「っていうか、えーっと、そんな近くでマジマジと見られると恥ずかしいんですけど」
ラックは、羞恥のあまり消え入りそうな声で訴えた。
「あ、ごめんね。じゃ、じゃあ、その、するよ」
「な、何を・・・・・・はうっ!」
ミントは意を決し、ラックの肉棒を舐めあげた。根元から切っ先まで、ベロリと舌を這わせる。肉棒に熱とヌメリを感じ、快楽が全身を走り抜け、ラックは射精しそうになった。
「ミントさん、そんな、急に」
「ご、ごめん。気持ちよくしないといけないんだろうけど、やり方が分からなくて。とりあえず、その、手でするよりは、舐めた方が気持ちいいと思って。それにこれなら、舐めるだけで、技術とかいらないから」
普段の堂々とした態度はどこへやら。おどおどと不安そうに話すミント。弱気なその態度は、無性に愛らしく見えた。
「そうかもしれませんけど、無理はしなくてもいいんですよ」
ミントは確かに、直情的で突っ走る傾向がある。しかし、性行為にまでそんな性格を出さなくてもいいのだが。
「ごめん、気持ち良くなかった?気持ち悪かった?こういうやり方があるっていうのは、知ってたんだけど、やり方が違ってた?」
いきなり舌を這わせて、不快な感覚を味わわせたのか不安になるミント。
「いえ!とても気持ち良かったです!」
「そ、そっか!よかったぁ」
「でも急だったし、それに、汚いし・・・・・・」
「ふふっ。ラックのは汚くなんかないよ。それに私は、ラックを気持ちよくしたいって思ってるんだし」
「でも・・・・・・」
「いいから任せて。っていうか、もっと舐めさせてよ」
ラックの返答を待たず、ミントはラックの肉棒を頬張った。
「ぅあっ!!」
しっかりと巨大な肉塔を銜えこみ、舌で亀頭を嘗め回す。慣れていない舌の動きだったが、惚れた相手からもたらされる初体験の快楽は、ラックにとっては刺激が強すぎた。あっというまに射精へと導かれる。
「ミントさん、離して!もうでちゃう!」
ラックは訴えるが、気持ちを込めて愛撫を続けるミントは、一層下の動きを激しくして、肉棒を吸い上げた。
「うああああああっ!!」
ラックは耐えきれず、腰を突き出してミントの喉を突き、精液を放った。
「んぐっ!!」
濃厚な精液の塊が、ミントの喉に直撃した。
ラックは見た目に反して、勢力が強い。しかも、恋情が叶い、精神が昂り、興奮が増していたため、噴射力は上がっている。加えて、最近は戦闘が激しく抜く暇もなかった。故に、久方ぶりの射精は、噴火のような勢いだった。さらに量も多く、射精はなかなか止まらずミントの口は白濁液で満たされた。
ミントは口淫など初めてで、精液の感触も味も未体験だ。しかし、ここで負ければ女が廃るを思い、ゴクリと音を立てながら、必死に精液を飲み干した。
「あっさ、ああ・・・・・・はぁ・・・・・・」
「んんんん・・・・・・」
そして、1分に及ぶ射精の間、ミントは口を離さず、大量の精液を全て胃に収めた。
「ふうう・・・・・・凄い量だね」
ミントは平静を装って、ラックに微笑んだ。
「ご、ごめんなさい。我慢できなくて」
「いいの。私が欲しくて、離さなかったから」
ミントは羞恥心を抑え、そう告げた。ラックは嬉しくて、強張った顔がほころんだ。
「そ、それじゃあ、その、次は、どうしようか?」
ミントはラックの肉棒を見下ろして聞いてきた。あれだけの射精をした後にもかかわらず、ラックのイチモツは硬直を保っている。しかし、連続はきついということは、ミントも知っていた。
「じゃ、じゃあ、今度は、僕にさせてください。ミントさんを、気持ち良くしてあげたいです」
ミントはまだ行為に不慣れで、どうすればいいのか分からないでいる。こんな時こそ、男がリードしなければならないと、ラックは自分に言い聞かせた。
いつも自分は、ミントの指示に従ってきた。今は、それでは駄目だ。今こそ、成長した自分が、ミントを導かなければならない。
「まずは、ぬ、脱ぎます!」
ラックは立ち上がって、ブーツを脱ぎ去り、足に引っかかっていたズボンと下着も脱ぐ。そして、上着も全て脱ぎ去って、全裸になった。
筋肉量は少なく、脂肪で弛んだ肉体は、決して凛々しいとは言えない。しかし、股間の勃起は力強く、表情にも迷いがない。
「ミントさん、仰向けに寝転がってください」
「え、ええ」
ミントは困惑しながらも、言われたとおり横になった。砲弾状の爆乳は左右に流れ落ちながらも、未だ形を保ち、大きな山を形成していた。
ラックはまず、ミントのブーツを脱がす。そしてミントの股間にフィットしたスパッツに手を伸ばした。
「あっ」
ミントは小さく声を上げたが、ラックは止まらなかった。柔らかく盛り上がった腹肉に沈んだスパッツを掴み取る。その時、股間が濡れていることに、ラックは気づいた。
「ミントさん、腰、上げて」
興奮を抑えきれず、急かすラック。
「うん」
ミントは、いつもと違い雄々しいラックにドキドキしながら従った。
ラックは、ゆっくりとスパッツを脱がした。脂がのった太腿を通り、スパッツが体から離れる。
「おおっ」
ラックは思わず声に出していた。露わになったミントの股間。分厚い脂肪で微かしか見えないが、そこには確かに肉の割れ目があり、そこから透明な液体が流れ出ている。加えて、甘酸っぱい匂いが周囲に放たれ、更なる興奮がラックを刺激した。
ラックは無言で、ミントの太ももを掴み、股を広げた。途端に匂いが増し、ミントの膣が良く見えるようになる。
「ラック・・・・・・」
ミントは恥ずかしさのあまり、顔をそむけた。
「かわいいですよ、ミントさん」
ラックは、本心を告げた。羞恥と興奮で顔を赤く染めるミントは、今まで知らなかったミントだ。その姿は、年下の娘のように可愛らしい。筋肉と脂肪に包まれていても、その一点だけは変わらない。
「ラック、そんなこと・・・・・・」
かわいいと初めて言われて、心臓がより一層高鳴るミント。可愛らしい弟の様なラックが、今は勇ましく、頼りがいがある兄のように見えた。
「ひゃん!」
不意に股間に走った快楽で、ミントが叫んだ。山のように盛り上がった乳と腹で見えないが、感触で分かる。ラックは、ミントの股間に顔を埋めて、秘部を嘗め回したのだ。
ムッチリとした太腿を撫でて感触を楽しみつつ、淫らな液を垂らす膣を舐めあげる。興奮を誘う酸味をもっと味わいたくて、ラックは何度も舌を動かした。
ミントは先ほどのラックと同様に、初体験の快楽を享受した。それを与えてくれているのが愛する男だと思うと、より快楽が増してゆく。
ラックは膣の味と太腿の手触り、そして上下し揺れる腹と爆乳の光景、そしてミントを喘ぎ、全てを五感で味わい尽くした。そして、更なる興奮を求め、ラックは起き上がった。
「ミ、ミントさん、もう我慢できません!入れさせてください!」
ミントに覆いかぶさって、ラックは肉棒の先端を膣の先に当てた。ラックも童貞なので、詳しいやり方など分からない。本能に従い、ラックは行為に及ぼうとした。このまま腰を突き出せば、最上の快楽を味わえるはず。そして、ミントの心身共に繋がれると確信して。
「うん、いいよ。来て!」
ミントの答えは決まっていた。興奮と歓喜と期待、ほんの少しの恐怖が混ざった心で、愛しい人の挿入を許可する。
ラックは一度大きく息を吐き、膣の位置を確認し、狙いを定め、一気に腰を突き出した。
「うああああああ!」
「きゃあああああ!」
二人は同時に叫んだ。自慰での快楽や、さっき味わった口での快楽など比較できないほどの快楽が、二人を貫いた。性器を中心に発生した快楽は、全身に広がり、身と心を焼き尽くし、脳を溶かす。
ラックは、肉棒が柔らかい肉に包まれていた。しかしそれは精子を求めて蠢き、締め付けてくる。ミントは胎内に入り込んだ剛直により、肉体を内から犯された。肉棒は歓喜に震え、さらに膣に刺激を与えてくる。
二人は、どちらからとも言わず抱きしめ合った。ラックの顔は、ミントの双乳の間に入り込み、ミントはそれを抱える。愛しい人と密着し、その感触でさらに興奮が増幅され、動いてもいないのに絶頂へと突き進む。
「あ!もうっ!うああああああっ!!」
「ほおおおおおおおおっ!」
ラックは乳房で顔を挟まれ、限界に達し、腰を突き出す。ミントはそれに呼応するように、太い両脚をラックの体に巻き付けた。
その直後に、怒涛のような激流がラックの肉棒から放たれ、ミントの胎内へと流れ込んだ。2度目とは思えないほどの量と濃さの精液は、肉棒が振動するたびに、萎えることなく発射され、膣の奥へと入り込む。
「はあ・・・・・・はあ・・・・・・」
「くっふう・・・・・・」
ようやく快楽の波が引き、荒い呼吸を繰り返しながら二人は余韻に浸る。
「ごめんなさい、ミントさん。リードしたかったけど、気持ちよすぎて、出しちゃいました」
耐えきれず射精してしまったことを恥じるラック。しかしミントは、優しく微笑んだ。
「気にしなくていいの。初めてなんだから。私だって初めてで、上手くできないんだし。何より、気持ち良かったんだから。初めてがラックでよかった」
「ミントさん・・・・・・」
ミントの母性溢れる優しさに感動するラック。心が落ち着いてきて、そしてラックはようやくある事実に気づいた。
(あ、僕、ミントさんのオッパイに挟まれてる)
自身の顔の両面には、柔かく巨大な乳肉があった。
初めて出会った時からラックを魅了していた、ミントの爆乳。大きく膨れ上がり、衣服を突き破りそうなそれは、毎日ラックを楽しませてくれた。妄想の中で何度も裸の状態を想像し、揉みしだいていた。その乳房に、挟まれているのだ。
その事実を確認した途端、ミントの胎内で少し萎えていたラックの肉棒に、再び力が入った。
「ミントさんのオッパイ、柔かい」
ラックは両手を広げ、ラックの乳房に触れた。
「あん」
大きすぎる乳房は、ラックの手には収まらなかった。それはとても柔らかく、押してみるとどこまでも沈んでゆき、ぐにゃりと形を変える。ある程度沈むと、豊かな弾力が押し返してきた。
「すごい・・・・・・」
ラックは身を起こし、至近距離で乳房を眺めた。山の頂上には、乳首がそそり立っている。ラックはそれを撮んでみた。
「あぁん」
ミントが喘ぎ、体を震わせた。それが快感による反応だと察したラックは、左の乳首を撮んだまま、右の乳房を銜えた。そして、乳房に顔を押し付けて吸い上げた。
「あぁっ」
もっと乳を味わいたくて、喘ぐミントが見たくて、一心不乱に舌と指を動かす。爆乳が顔に密着し息苦しかったが、そんなことは気にならなかった。
やがて、ラックの肉棒は完全に力を取り戻した。
「ミントさん、今度は、後ろからしたいから、四つん這いになってください」
ラックは顔を上げて、新たな体位での行為を望んだ。
「分かったわ」
ミントは頷いて、言われた通りの体勢を取る。
「おぉ・・・・・・」
ラックに向かって、ミントの巨大な尻が突き出された。ラックが遠慮なく手を添えると、尻肉が手に吸い付く。脂肪により丸々と膨れ上がった肉色の桃は、弾力と柔らかさを兼ね備えた理想の尻と言えた。それが突き出され迫ってくる光景は、圧巻の一言に尽きる。
「お尻もすごいや」
「もう、恥ずかしいんだからね。ああん!」
先ほどの一発で慣れたラックは、手際よく挿入した。先ほどの同等の快楽に襲われるが、射精に耐えて腰を振る。
「ん!くっ!ふっ!んっ!」
「あっ!ああっ!ラック!すごいっ!」
肉と肉がぶつかって風船が爆ぜるような音が響き、性器同士が粘液を出しつつ擦れて粘着的な音が重なる。肉体が衝突するたびに、ミントの巨尻がブルブルと波打ち、下方に垂れた爆乳がブルンブルンと揺れ動く。
「すごいっ!ミントさんっ!」
膣内の肉が先ほどよりも収縮を繰り返し、肉棒に強い快楽が発生する。
「ラック!はあっ!もっと激しく!」
より深く胎内を抉られ、膣に快楽が叩き込まれる。
「ミントさん!もういくっ!」
「そのまま!中に出してえ!!」
ラックは腰を突き出して、再びミントに中出しする。未だ衰えぬ激流が、再びミントへと入り込んだ。
「はあ・・・・・・」
ラックはミントに覆いかぶさり、余韻に浸った。
「ミントさん、よかったですか?」
「ええ、もちろん」
振り返ってきたミントの満足げな顔を見て、ラックは安堵した。自分は、ちゃんとミントを満足させられたのだ。
「うっ」
落ち着いてきたラックは、小さく呻いた。急にミントの膣が閉まり、肉棒が締め付けられた。
「じゃあ、もう一回しましょう」
ミントが更なる行為を求めてきた。その表情は、先ほどのものから少し変わっていた。母性や恥じらいの中に、まるで戦闘前の様な、好戦的な色が混じっていた。
魔王の力が落ち、雲が減り、隙間から朝日が刺し込み山を照らす。
その中腹では、一組の男女が愛を交わしていた。
「んっ!!んんんんんん!!」
仰向けになったラックに覆いかぶさったミントが腰を振り、膣内のペニスを扱き上げる。乳房で顔を覆われたラックは、その爆乳を顔と手と舌で味わいながら何度も射精していた。
行為をもっと続けたかったラックは、自身とミントに肉体強化魔法を使用した。これにより、体力のみならず、精神力と精力までもが上昇し、一晩中行為を続けることが出来た。
とは言え、ラックはもう限界間近で、肉棒を勃起させることしか出来ない。
だが、ミントにはそれで十分だった。まだ体力に余裕があるミントは、恍惚の表情でラックの肉棒を胎内で味わい尽くしていた。ほぼ毎回膣内で精子を受け止めたため、腹の中では強化された精子が泳ぎ回っている。
「はあ・・・・・・ミ、ミントさん、もう・・・・・・」
心身の全てを吸い尽くされかけているラックは、流石にミントに終了を呼びかけた。
「ごめんね、最後に、もう一回だけ!」
ミントは状態を起こし、騎乗位で腰を上下し始めた。ラックは、強すぎる快楽に、声を上げることさえできず、上半身をのけぞらせて快楽に耐えた。一方のミントは、相変わらず硬く大きい肉棒の刺激に酔いしれる。
「はあ・・・・・・かはっ」
ラックは、再び射精した。勢いは魔法により衰えず、噴火のように発射する。
ドクドクと波打つ肉棒と精液の激流で、ミントの体を更なる快楽が襲う。
しかし、ラックと違ってミントは動きを止めない。快楽の虜になり野獣と化したミントは、更なる快楽を追い求めて体を動かし続ける。
「ああ、ミントさん・・・・・・」
ペニスに走る快楽が強すぎて、ラックは今にも気絶しそうだった。しかしラックは途切れそうな意識を何とか繋ぎ止め、ミントを見上げた。
肉厚な太腿に力を込め、ミントは何度も巨大を上下させている。その度に、砲弾状の爆乳がボインボインと激しく揺れていた。
その光景でさらに欲情したラックは、最後の力を振り絞って腰を突き上げ、渾身の射精を放った。
「き、きたっ!!ほおおおおおおおおおおおおおおおおああああああ!!!!」
ミントはその一撃で昇天し、のけ反って膣を締め上げた。
次の瞬間、二人の結合点から透明の飛沫が噴き上がった。ミントが、そして精液を出し尽くしたラックは、限界を突破して潮を同時に噴いたのだ。
透明な液体は朝日を浴びて煌き、ラックの体を濡らしてゆく。
「ミントさん・・・・・・」
愛しい相手の名を呼んで、ラックは気を失った。ミントも崩れ落ちるが、何とか意識は繋ぎ止めている。
「ラック」
ミントは膣から萎えた肉棒を抜くと、意識がなくなったラックにキスをした。触れるだけの、優しいキスを。
その後、体力魔力回復の薬を飲んだ二人は、所定の位置に移動して、別行動をとっていた仲間と共に魔法陣を描き、力を失った魔王を見事に討ち取った。
[newpage]
1ヶ月後。
平和が訪れた国の、とある山の中。
人里から離れた一軒家の庭で、ミントは一人、一糸まとわぬ全裸の姿で斧を振り下ろしていた。
「ふっ!!」
振り下ろされた刃は性格に薪を割ってゆく。その度に、ミントの豊満な肉体は揺れていた。たっぷり身に付いた全身の脂肪が波立つが、最も激しく揺れるのは、さらに一回り以上大きくなった爆乳だ。
「ふうう」
全身が汗まみれのミントは、斧を担いで汗をぬぐった。すると。
「ただいまー!」
茂みをかき分けて作った山道から、リュックサックを背負ったラックが現れた。
「おかえりー!」
ミントは笑顔でラックを迎えた。
ラックは家の中に入り、買ってきた食材を仕舞うと、自身も服を脱いで外に出て、ミントが両断して散らばった薪を拾い始めた。勃起した肉棒を揺らしながら。
「お腹の子供に響くんだから、控えてよね、そういうことは」
「分かってるって」
冒険が終わった後も、永遠の愛を誓い合った二人は、当然のように一緒に暮らし始めた。
そして、毎日何度も膣内射精をした結果、ついにミントはラックの子を身ごもった。
戦いは終わり、愛する人と結ばれ、子を成すことが出来て、二人は今、幸せの絶頂にいる。
「そんなことより、おかえりの一発をしようか」
ミントは跪いて、より大きくなった巨乳を持ち上げ、手を離してブルンと揺らした。
「うん!」
ラックは走ってミントに駆け寄り、腰を突き出した。ミントは躊躇いなく、爆乳で巨大な肉棒を挟み込んだ。
「ああっ!」
ラックが喘ぐのに構わず、乳房で肉棒を押しつぶす。大きなペニスは、それより大きなおっぱいで見えなくなった。そして、先走りをローションにして乳房を動かし始める。
「ああっ!やっぱり、ミントさん、最高!」
「ラックも、最高よ!大好きだからね!」
「僕も、好き!ああっ!あああ!」
肉体強化の魔法を使い、強烈な射精を行う。乳房から噴き上がった精液で、二人は白く染まってゆく。
いつまでも、二人は愛を確かめ合うように交わり続けた。