お嬢様は獣の射精に酔い痴れ戻れなくなっていく

  『あ!麗華様ですわ!おはようございます!』

  『はぁ~麗華様はいつも可憐で素敵な淑女ですわよね~。勉学ではかの有名な外国の大学も合格確実、華道も全国に知名度がある実力なんですわよね~』

  『それでいて柔道にも長けていて、正に文武両道で凄すぎますわ~』

  【私は可憐でカッコよくて文武両道な淑女】

  それが古来から続くお家柄に生まれた私の宿命。

  周囲からの期待、お父様、お母様の多大なる期待、そして広まっていく私の実力に対する期待。

  それが私の生きる意味。

  だからか、幼い頃から娯楽の全てを禁じられてきた。

  それに触れようとも思わなかったが、私に近づく者は皆”一歩引いた立ち位置から見てくる”から、娯楽の話をしている彼女たちに少し嫉妬を感じる事はあった。

  私もお稽古を抜け出して、心の底から笑って彼女たちとお話合いをしてみたい。そんな事も考えた事があった。

  でもそんなのは幻想。気が付けば私も16歳。誘惑に流されないよう常に監視され家と学校を行き来するだけの日々。

  外部からの情報を遮断され、私はそれを考える事すら馬鹿馬鹿しいと思い、生きてきた。

  きっとこれからも・・・

  そう思っていた。

  「お嬢様、本日のお迎えですが定刻よりも30分程過ぎる予定となっております。来るまで校内の図書館で待って頂ければと思います」

  いつも学園への送迎を担当する運転手からそう言われた。こういう事は月に1度必ずある。所謂月例会議だ。それにお父様が運営する会社の全社員が出席するのだ。そういう日は決まって、迎えが遅れる。私は言われたままに図書館で読書しながら待つ。

  チャイムが鳴り、今日も例のごとく羨望の眼差しを向けられる。

  『麗華様~』

  『麗華様~』

  『麗華様~』

  ・・・

  チクっ

  ・・・悟られてはいけない

  最近感じるようになった周囲の声に対しての雑音。

  羨望の眼差しを私に向けるなら放って置いて、能天気に生きればいいのに。

  そう思うようになった。

  これが所謂”思春期”という物なのだろうか。

  煩わしい感情の芽生えは心の平穏を取り乱す。図書館で落ち着かなければ・・・

  そして誰も立ち入る事の出来ない私専用に作られた図書館に入る。お父様が学園に強制的に作らせた物だ。唯一平穏を感じられる場所だ。とても落ち着く。決して邪魔されることのない私だけの場所。

  そう思っていたのだが、

  「え、何これ・・・」

  机の上に見た事のない1冊の本が置いてあった。

  表紙には”でっぷりと太ったクマがもう一匹のクマに後ろから抱き着かれて興奮している絵”・・・

  「キャッ!気持ち悪い!」

  思わず目を背けてしまう。当たり前だ。置いてある筈のない本がある上に描いてあるのが”オス同士で抱き合っている絵”だ。そんな世界聞いた事もない。

  これまで恋愛に関しては彼女たちが話している内容を聞き流す程度しか知らなかった。男の人に関しても家の力でそもそも関わる事もなかった。その位恋愛も異性に対しても知識も免疫もない。

  そこにましてや・・・疎いとは言え保健体育で習った”性”が含まれて来る。

  「やだやだ・・・嫌ですわ・・・」

  背けたい現実。

  それを窓から投げ捨ててしまえばいい。

  投げ捨ててしまえばいい・・・

  なのにどうしてだろう。

  確かに嫌悪感はある。

  あるのに・・・

  欲望が渦巻いてくる。

  「・・・」

  恐らく二度とないだろう。

  俗世の誘惑に流されるのは。

  こんな本を見る事もないだろう。

  触れる事の出来ない世界。

  私の窮屈に押し込められた感情を逆撫でする。

  「・・・」

  私は

  ”オス熊同士で密着しながら濃密なキスをしてお互いに射精するシーン”を8回読み返してしまった。

  「お嬢様、遅くなりました。・・・どうされました?」

  「いえ、ホムンクルスの本がとても興味深く読み耽ってしまったのですわ。さぁ帰りましょう」

  あの本は知らぬ間に消えてしまった。あれは夢・・・幻だったのだろうか・・・

  でも、あの濃密なオスの射精が脳裏に焼き付いて離れない。

  ”自分もあんなに気持ち良く射精出来たら・・・”

  そんな事を思いながら私は夜を過ごしていった。

  消えなかった。

  朝起きても、入浴中も、食事中も、身支度を整えている時も、通学中も、授業中も

  【ぐぉおおおおおおん♡♡♡♡】どぼびゅりゅうううううううううううううううううううううううううううう

  あの絵のシーンが濃密に離れない。

  どんなに忘れ去ろうとしても付き纏ってくる。

  淑女たる私がはしたない事を考えてしまう。

  私は・・・!

  「な、何故私はまた図書館の前にいるんですの!?」

  私は下校の時間になっていつも通りに正門前に向かっていると思っていたら、何故か図書館の前に着いていた。

  「無意識にまたあの本に魅入られているんですの!?いや!いやですわ!!忘れ去りたいんですの!!」

  しかしそんな言葉とは裏腹に私の身体は吸い寄せられるように図書館に入っていく。

  そこにはまた見覚えのない物・・・いや人がいた。

  「だ、誰ですの!?」

  「ん・・・おやおや、アナタは昨日”クマの本”をお読みになった女性ではないですか」

  その人は70歳ほどの老父・・・インドの人が身に纏う白装束を着ていて、首元には象った首飾りが付けてあった。

  そんな老父は私を見るなりこんな事を言った。

  「ふむ・・・アナタ、クマの本を読んでこれまで抑圧されてきた”解放”が出てきているんですね」

  「な、何を言っているんですの?わ、私は帰りますので」

  「でも忘れられないんですよね?”昨日の事”」

  「だ、だから!」

  「もう一度味わわせてあげましょうか?」

  「へ?」

  「それも・・・アナタ自身が・・・ね」

  そう言って老父は後ろに隠していた布に覆われた物質を見せつけてきた。

  老父がその布を取ると、それは普通の姿見であった。

  「これはね、古来より伝わる呪術の類の姿見なんですよ。要は呪いの姿見なんですけどね。・・・あぁそんな怖がらなくても大丈夫ですよ。呪いとは言え使い道を誤らなければ問題はないので・・・それでこれはですね・・・まぁ論より証拠ですね。アナタ、この姿見の前に立って貰っても良いですか?」

  「た、立つ訳ないですわ!し、失礼します!」

  私はそうして足早に図書館を去って行った。

  もう振り返ってはいけない。そう思うほどに・・・

  家に着き、部屋に戻った。

  今日はとにかく疲れた。

  あの変なモヤモヤに図書館にいた謎の老父。私自身の内面が見透かされているような感じでドキッとした。

  「駄目ですわ・・・私はこれからの人生であんな下らない俗世の物に触れてはいけないの・・・忘れて明日からはいつも通りにやらないと・・・」

  そうして私は着替えをする為、部屋に置いてある姿見の前に立った。

  私はそこに映る自分の姿をまじまじと見つめる。

  サラサラとした黒髪ロング、凛として美しい顔立ち、より引き締まったプロポーション、大和撫子を想像させる物だとお父様より言われてきた。

  「・・・私は可憐で強い女性。汚らわしい物なんて考えちゃいけない」

  (でも濃密なキスが忘れられない)

  「っ!?やめなさい!」

  (恍惚な顔で思い切り射精するでっぷりとしたオス熊の顔が忘れられない)

  「やめっ!」

  浮かんでは消える事のないあの濃密なシーン

  そしてそれはすぐに現れた。

  ぶくんっ♡

  「え・・・」

  唐突に私のお腹が膨らみまるで妊婦のように前に突き出たお腹になった。また胸は弛み、ただの脂肪へと化していく。

  「え、ぶにゅっ!?」

  ぶにゅんっ♡

  次に顔に脂肪がつき、少し声が引っかかってしまう。

  「(にゃにがおきてるんですの???)」

  自身の変化に考えが追い付かない。

  その間にも足も少し短くなり、太ももや二の腕にも脂肪がついていく。

  そしてゾワゾワとした茶色の毛皮が付いてくる。

  「(ま、まさか・・・私あのオス熊になっているんですの!?)」

  姿見に映る私自身の姿を見て、今起きている変化を認識した。

  何とかしようと身体を動かすもモゾモゾとするだけでビクンっと跳ねてしまいとても気持ち良くなってしまう。

  「(んぁっ♡なんですのこれぇっ♡♡)」

  毛皮が全身だけでなく顔や頭皮にも及んでいくと、綺麗だった黒髪がサラサラと抜け落ちていく。

  「(いやっ!私の髪がぁ!)」

  そして耳も頭頂部にピョコンっと音を立てて生え揃う。目元や口もどこかオスのように感じさせる。

  鼻先もいつの間にか黒く染まっており、手足も爪が鋭利に尖った物になっていた。

  そうして変化が終わり、そこに映っているのはどこからどう見ても少しふっくらとした一匹のオス熊であった。

  「(はぁ・・・はぁ・・・)ぐぉん?」

  変化に疲れ切った私が発した言葉はヒトの物ではなく、化け物の言葉であった。

  声帯も野太く、力強さを感じさせるものであった。

  「(いやぁ・・・どうすればいいんですの・・・)」

  慌てふためく私はまた姿見を見てしまう。

  そこにはあのオス熊・・・

  私が脳裏に焼き付いて離れなかったあのオス熊になった私が映る・・・

  ムクッ♡

  「ぐぉん♡」

  私の脳内はあの時のシーンが再生されていた。

  後ろから抱き着く”つがいのオス熊”

  それに興奮してスリットからムクムクと勃起しながら生えて来るグロテスクなイチモツ。

  「ぐぉん♡♡♡♡」むくむくむくっ♡

  姿見にもはっきりと映る30cmを優に超える男性器が私の股間から生えてきていた。

  コブも太く、先端の亀頭もしっかりと赤く充血している。玉も大きく大量の精子が蓄えられているのが分かる。

  そして後ろからつがいが私の雄っぱいも揉みしだきながら、もう片手で私のチンポを扱いていく。

  しゅこしゅこしゅこ

  「ぐぉっ♡がぁっ♡がふっ♡♡♡」

  妄想に合わせて私の力強い手は勃起チンポを扱いていく。

  そしてそれは濃密なキスを想起させた瞬間に爆発した。

  「ぐぉおおおおおおおおおん♡♡♡♡♡♡♡」

  どぼぶりゅうううううううううううううううううううううううううううううううううううううう

  派手に飛ぶ白濁液は部屋の姿見をベチャベチャに汚していく。カーペットにもそして天井にもつく程の射精であった。

  そして長い時間の射精が終わり、私はもたれるように気を失ってしまった。

  気が付くと私は元の姿に戻っていた。それどころかあの白濁液も何もかもなかった事になっていた。

  夢・・・だったのだろうか?

  「お嬢様、お夕飯の支度が出来ましたので、お出で下さいませ」

  もう夕食の時間になったのか。

  私は居間へと向かって行った。

  「いただきます・・・あ・・・」

  その日の夕食の事はよく覚えていない。

  気付いたのは食べ終わってから、いくら何でも食べ過ぎたと分かる程にお腹は膨らんでいた事、それにお父様やお母様も驚いた表情で私を見ていた事、聞けば「一心不乱で目の前にある食べ物を手掴みで貪る私の姿」があったそうである。またテーブルに乗りかかり、四つん這いで頬張る姿はまるでクマを想起させたという。

  「クマ・・・あ・・・」

  ぐぅぅぅ

  あれだけ食べた筈なのにまだお腹が鳴っていた。

  今までこんな事はなかった。

  私はこっそりと給仕室に忍んで3kg程食べ物を食い散らかしてしまった。

  部屋に戻ってようやく我に戻った。またお腹が鳴る。

  ぐぅぅぅ

  「いや・・・私に何が起きているの・・・?」

  そんな時間が計5回も起きた。我慢できずまた給仕室に行くと気が付けば食事を貪り、また部屋に戻って来る。それの繰り返しであった。まるで狩りを終えて巣穴に戻って来るオス熊のような習性・・・

  「いや!!」

  私はベッドの布団に潜って目をつぶり、何もかも夢であってほしい、そう祈っていた。

  「へっ♡へっ♡」くちゅくちゅ♡

  「ぐぉん♡」くちゅくちゅ♡

  「ぐぉぉぉぉぉん♡」ぷしゃぁああああ♡

  『麗華様・・・最近ふっくらに・・・なられました?』

  『それにどこか元気もない様子・・・一体どうされたのかしら・・・』

  『あの可憐で文武両道の麗華様が・・・まるで醜いケダモノですわ・・・』

  バタンっ!

  「ふーふー♡もう我慢できない!!!」ばっ

  あれからまだ3日しか経っていない。

  しかしその3日間で私は学園を欠席して隠れて図書館に来る日々を送っていた。

  マントを身に纏い、誰にも姿を見せずに。それでも雰囲気で私だと悟られてしまい、何人かには気付かれている。

  でも私の今の正体に気付いている者はいない。

  私はオス熊に変身するようになってしまっていた。

  日常的に襲う空腹や終わった後の性的興奮が来ると、あの淫らでふくよかなオス熊に変身してしまうのだ。

  勿論もう給仕室を荒らす訳にはいかない為、空腹や性的興奮はこの図書館で発散するようにしている。食べ物はオス熊に変身している間に農家を襲い、食べ物を食い荒らしている。それでも人を殺さないように我慢しているが、最近は殺人衝動も湧いてくるようになってしまった。

  「ぐるぅっ♡がふっ♡」ビンビンっ♡

  既にビンビンのドスグロチンポを何のためらいもなく扱くようになっていた。

  何ならメスを襲って何も考えずひたすら交尾したい位だ。

  穴に入れたら気持ちいいし、つがいを孕ませて子を産ませる事もできる。

  「んぐるぅううっ♡♡♡♡」しゅこしゅこ♡

  図書館にあるあの姿見・・・その前に立って扱く。

  目の前に映る私の今の姿に興奮しながら自分にぶっかけるのが癖になっていた。

  まだ・・・3日しか経っていないのだ・・・

  「ぐるうぁああああああああ♡♡♡♡♡」ぶぼりゅうううううううううううううううううううううううう

  べちゃべちゃべちゃ

  またも姿見と床を汚していく。

  そしてそれは”消えない”。最初の時は消えたが、2回目、3回目と回数を重ねていく内にそれは現実に残るようになっていったのだ。

  しかし、一応射精まですれば・・・

  「ん・・・ふぅ・・・またやっちゃいましたのね・・・」

  元の自分の姿に戻れるのである。

  コンパクト手鏡で自分の姿を視認して安堵する。

  しかし濃厚なオス汁の臭いが詰まった図書館・・・オス熊に変身するようになってから敏感になった臭いが私をまた興奮させてしまうのだ。

  「っ早くでなきゃ!!」

  こうした日々が続き、ついに戻れなくなってしまった。

  「おやおや、部屋に籠ってどうされたんですか?」

  「ぐるぅ・・・がぅう・・・」

  「ん・・・オス熊になって元に戻れなくなってしまわれたんですねぇ。でもまだお嬢様の心は残っていると」

  「がぅぅ!!」

  「おっと、昨日農家を襲った事件がまたニュースになっていましたねぇ。アナタこれまで何件の農家を潰したんですか?」

  「ぐる・・・」

  「ただ食事を貪り、満足したら今度は性欲発散、そしていつしか殺人衝動まで芽生えて・・・はっきり言ってもうアナタは人間でも淑女で綺麗なお嬢様でもなく、人々に恐れられるただの1匹のオス熊なんですよ。」

  「ぐぁ!!」

  「違う?私は人間だ??ははっ抑圧された感情を抑えきれずに獣に身を委ねてしまったアナタの責任なんですけどねぇ・・・まぁまだヒトの心は残っていますし、最後のチャンスをあげましょうか。」

  「!」

  「簡単な事です。この変身・・・呪いはアナタの欲望によって発現している。よって獣欲を消す事で元の姿に戻れますよ。」

  「ぐぉん!?」

  「この姿見に淫らな欲望を一切思い浮かべずに”自分の姿をイメージし続ければ”一生その姿に定着します。」

  「・・・」

  「先程も言いましたが最後のチャンスでしてね、これでヒトに戻れたらもう二度とオス熊には変身しません。ですが一度でも飲まれた場合は・・・今度は心までも獣に落ちるでしょう」

  「・・・っ!」パァッ

  私は念じた。

  私自身が輝けるあの場所にまた戻る為に

  「・・・ん・・・」パァッ

  徐々に人の姿を取り戻していく。

  頭の中もスッキリとなっていく。

  手足もスラっとして毛皮も消えて、無駄な脂肪も消えていく。

  そして一度目を閉じて強く念じる。

  「(やっと戻れますわ・・・!私の輝けるあの場所に!!)」

  そうしてまた目を開いた。

  「大好きですよ♡オス熊さん♡」むぎゅううう

  私の後ろにあのクマの本の”つがいのオス”が抱き着いていた。

  「な・・・え・・・?」

  その後ろから感じるクマの体温、汗、濃密なオスのニオイ、何よりも私の事が大好きなんだと分かる鼓動。

  「駄目じゃないですかぁ、僕を置いてどこかに行っちゃうなんてぇ♡」むぎゅむぎゅっ♡

  甘えて来るつがいの本音に心臓がバクバク鳴ってしまう。

  さっきまで冷静に思い浮かべていた”人”の姿が消えていく。

  「ねっ僕ら永遠にオス同士仲良くしよ♡んちゅっ♡」

  それがトリガーとなってしまった。

  ゾワゾワとなり、戻りかけた人の姿は一瞬にしてブクンっと脂肪と毛皮に覆われ、ビビンッとスリットからドスグロチンポが生え揃ってしまった。

  んぢゅっ♡れろっ♡はむっ♡

  つがいとする濃密なキスが楽しい。今までずーっと1匹でやってきたんだ。やっと楽しみにしてたつがいとの交尾♡

  「ぷはぁ♡いいよ♡僕のケツ穴に入れて♡」

  むわぁ・・・

  全く手入れをしていないオス臭を感じるケツ穴の臭いに”俺”はもうすぐにまたつがいにバックから抱き着き挿入していった。

  ぱんぱんっ♡

  つがいのむっちりした雄っぱいと膨らんだお腹をむにゅむにゅ触りながら、より俺の興奮は増していく。

  つがいの顔を此方に向けさせ、また濃密なキスを交わす。

  そうしている間にピキピキッとあの姿見のガラスが割れていく。

  もう姿なんて見なくてもあるべき姿に定着するように・・・

  パンパンっ♡

  ぶくんっ♡

  「がぅっ♡がぅっ♡」

  根元が膨らんだのが分かった。

  もう出す。

  つがいにたっぷりと俺の愛を注いでやる。

  「がぅぅうううううううううううううううううううううううううう♡♡♡♡♡♡」

  どぼぶりゅうううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう

  それは永遠とも呼べるような時間の射精であった。

  そしてそれは同時に人としての麗華としてのお嬢様としての記憶、存在全てを外へ吐き出していくような感じであった。

  「がふぅ・・・♡」

  最後に俺は涙を流していた。この涙の意味なんて分からないが、とてもスッキリした。

  「たくさん出したね♡オスだけど僕孕んじゃうかも♡じゃ、今度は僕の番ね♡」

  またスッキリして人間襲って食べ物食べに行く♡

  そして2匹は巣穴でじっくりと愛し合って行ったのであった。

  「まさか、最後の最後でお嬢様の妄想の頂点が具現化するとはねぇ・・・流石に私も予期していなかった。ま、これまでの16年間の抑圧のツケという物ですねぇ。面白い物を見せて貰いましたよ。ではいついつまでも仲良く・・・」

  ~~~

  「きゃぁああああああ!!!」

  「がぅぅぅぅ!!!ぐぁあああ!!!」

  「クマですわ!きゃぁああああああああああ!!!」

  私は杉本春奈。名家の令嬢ですわ。この女学園に通う学生でもあるのですが、今朝登校すると学園内にクマが出没したとの事。私はあまりの怖さにビクビクして一生懸命に逃げて参りましたの!

  「はぁはぁ・・・ここは・・・どこですの?」

  入った所は薄暗くて臭いも嗅げた物ではない程の醜悪さ。

  扉の上には消えかかっている文字で【城之内麗華の図書館】と記してあった。

  「麗華様の図書館・・・!?でも何でこんなに汚らしい場所なんですの・・・?」

  そしてテーブルの上に一冊の本が置いてあった。

  そこには濃密なキスをするでっぷりとしたオス熊2匹が抱き合っている絵・・・

  ぎぃ・・・

  「(がぅ♡消えたと思ったつがい♡あそこにいたんだぁ♡またいつでも愛し合えるね♡)」がばっ

  「え・・・」

  その日女学園での被害は尋常なものじゃなく、閉校を余儀なくされた。また杉本春奈という生徒もビリビリに裂かれた制服が残されたまま行方不明となってしまった。

  先の城之内麗華と合わせていまだに発見には至っていない。

  ~fin~