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「はぁ…道具の手入れってどうしてこんなにめんどくさいんだろ…」
とある神社で働くひとりの巫女。彼女は厳格な家庭の事情でこの神社で働くことになったのだが、当人には巫女として働く気はなくむしろ都会の方で仕事がしたいと思っていた。
「毎日毎日仕事ばかりでかったるいなぁ…食事も野菜ばっかりで朝は4時起きでしんどい、こんな事させて何になんだよ…まったく…」
悪態をつきながら言われた仕事をこなす。祭事に使う道具や書物の整理、1日でやることは多く大変に感じる。しかも休日はなし。毎日毎日同じことの繰り返しに退屈し、気づいたら不平不満が口からこぼれでていた。
ぶつくさと文句を言いながら巻物の片付けをしていると、内のひとつがするりと手からこぼれ、床に広がってしまった。
「あっ、いっけない!怒られる!!」
急いで拾い上げ、広がらないように巻物を巻きながら回収してゆく。しかし、紐が解けてしまい巻物の中身が見えてペラリとめくれてしまっていた。
「あーもう!またまき直しかよ…ちゃんと結んどけっての…ん?」
巻物を巻いている途中、彼女はそこに書かれてある文字に目を留める。普段の彼女であれば「ミミズがダンスしてる字だなぁ」程度にしか思わないのだが、今回は違った。この文字から目を離せない、いや「離してはいけない」と感じていたのだ。
(何これ…何だか見ていると惹き込まれるような…)
すると、文字が禍々しく光り、紫色の炎を浮かび上がらせる。
「な、なんなの!?」
『吾を呼び覚ましたのは貴様か?』
「声…?」
『ふむ、姿は見えぬか。巫女として成り立てのようだな。依代としては不便だが…しばらくは使ってやるか!』
「使う!?どういうことよ…んごっ!?」
ヒュッ!!と何かが彼女の体の中に入ってくる。
『吾は牛頭、忌まわしき巫女を憎み滅ぼす者なり!』
「うぐっ…!?」
牛頭と名乗る『見えないそれ』は強引に彼女の身体に入り込んできた。
「な、なんなのよもう…もぅ…モー…」
「っ!!?な、なんで…なんで牛みたいな声が…!!」
突然牛のような声を発したことに驚愕してしまう。しかし、変化はそれだけにとどまらない。牛のような声を出したことで身体に振動が走り、連動して体全体が異変を起こし始めていた。
「む、ムラムラする…!!乳首…乳首弄りたい…!!」
彼女は沸き起こる衝動に抗えず、ついに乳首に手を出してしまう。
むにゅっ、くりっ、くりっ…くりっ…
「も、もぉ…んもぉ〜…」
まるで牛のような鳴き声を出して乳を揉みながら乳首をぎゅっとつまむ。なぜかは分からない。しかし彼女は無性にそうしたかったのだ。
『いいぞ、もっとだ。』
「もっと…もぉっと…ぅもぉぉっと乳首いじる…❤❤」
牛頭に言われるがままに乳首を触り続ける。すると、胸のあたりがジンジンうずき、何かを出したくなる。
(な、なにか来る…!!)
『我慢するな、早く射乳せ。』
射乳?何故射乳を?と、考えている余裕なんてなかった。彼女は乳首をむぎゅっとつねり、ミルクを出そうと力を込めたその時だった。
「出したらマズイ」
残された理性が彼女を引き止める。
「ふーっ…!ふーっ!!」
寸前で止めて何とか耐え切ろうとする。しかし…
「もぉ…我慢できない!!」
乳首をぐいぃっ!!と思いっきりつねりあげた。その瞬間…
ぶしゅっ、ぶしゅうっ!!!!
しぶきと共に大量のミルクが乳首から溢れる。
「き、気持ちよすぎ…こんなに沢山出ちゃった…❤」
『ふむ、馴染んだようだな。』
「…え?」
どくん、と心臓が高鳴る。すると身体中から一気に汗が吹き出て、同時に身体中に異変が起こる。
「な、なにを…うぐっ、むっ、むぉぉ…」
『我の依代として相応しい体に作りかえてやるのだ。今の窮屈な体では満足できんからな。』
その瞬間、彼女の体がどくんと鳴り、徐々に変貌が起こり始める。体はまず、ぶくぶくと膨れ上がり筋肉や脂肪で覆われ、さらに膨らんだ部分から全体へと茶色い獣毛が生え始める。
「ぶ、も、もぉ…!!もお…!あ…え、」
やめて、と言おうとしたが言葉が上手く出ない。舌が長くなり口の中に収まらなくなる。声もどんどん低くなり、本当に牛の鳴き声を出しているみたいになってしまう。
『顔つきも我のようになってきたぞ、どうだ?このまま我に身を委ねよ。』
少しづつ変化が進み、半牛半人の怪物のような姿となる。巫女服がビリビリと破れ、筋肉質ではあるがどこか醜く膨らんだ体つきとなった体が顕になり、乳首からは白い液体を垂れ流し、まさしく牛の化け物と呼んで差し支えない姿となっていた。
『トドメだ、お主の人間を全て乳として吐き出せ』
牛頭の命令が頭に響く。そして、彼女の理性と意識は既に牛で塗りつぶされてしまっていた。
「人間を捨てる」
「人間やめて牛頭になる」
「ミルク全部出す」
そうなると、彼女のやることはただ1つ、この快楽に身を委ねるため、己の乳首をぎゅっ!とつねりあげた。
「ぶもぉぉぉぉ〜〜〜〜〜!!!」
霊力に耐性のない彼女はあっさり陥落し、牛の乳を乳首から吹き出してしまう。
そして、その場にぐったりと項垂れたかと思ったら、今度は頭を起こして邪悪な笑みをうかべる。
「美味かったぞ小娘、数百年ぶりに喰った人の魂とやらは実にうまい。」
先程まで声しか存在のなかった牛頭が、完全に彼女の体を乗っ取り蘇ったのだ。
「モォォォォ!!!力がたぎる!!かつては閻魔様に仕えたことのある偉大な我を封印し檻に閉じ込めたあの忌まわしき巫女達に復讐してやろうぞ!!だが、我1人では数百年前と変わらず返り討ちに遭うやもしれん。さて、人間界の牧場とやらにも、我の同胞が牛に化けているはずだ。そやつらにも呼びかけて、共に復讐しようではないか!!!」
牛頭は卓越した身体能力で書庫の壁を突き破り、ほかの巫女達の前に現れる。
「なっ、お前は…牛頭!!」
「巫女達か、久しくも相対するとはな…しかしあの頃と比べ質が落ちたものだ、手始めに貴様らを我が同胞に変えてやるとしよう…檻の中で得た新たなチカラ、その身で思い知れ!!」
牛頭がひとたび「モォォォォ!!!」も嘶くと同時に、巫女達の体に異変が起きる。
「もぉぉぉお!!!」
「ぶもぉぉぉぉ!!!」
角と白黒の毛皮が生え、脂肪がまとわりついて体がぶくぶくと肥え、次々と下級の牛妖怪に変えられる巫女達。
「な、なんだこれは!?」
騒ぎを聞き付けた神主の男はその異変に気がつき、牛の化け物だらけとなった神社を見て愕然とする。
「ふむ…人間の雄には効かぬか…まぁよい、これで巫女は使い物にならなくなったな、さて…忌まわしき巫女達への辱めとして、より多くの巫女を我のような牛へと変えてくれようぞ!!!」
「ま、待て!!」
神主が止められるはずもなく、牛頭は社を踏み荒らして去っていった。
その後、各地の神社で次々と霊力のある女性が牛の姿へと変えられてゆく怪事件が発生した。神主や耐性のある巫女を総出で牛頭の行方を探しているが、日本各地を逃げ回る牛頭の行方は未だに知られていない。
「もぉぉぉ!!!」
今日もまた1匹、雌牛が増えてゆく。
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