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The Prologue

  御注意

  1.舞台は現実世界の並行世界です

  2.この作品による被害に対しての責任は負いかねます

  3.質問,意見,要望は是非宜しくお願いします

  4.「絶対○○」などの書き込みはしないでください[newpage]

  「逃がさない!」

  謎の男は魔物に追いつき、魔物に向かって鍵を投げた。

  「どこまで追ってくるんだよ...あっ」

  次の瞬間、魔物は人間に戻った。

  「よかった...これでさっきの人も元に戻るだろう」

  「すみません...心配になったのでついてきました」

  「松崎じゃないか。どうしたんだ」

  「あっ、さっきの人は数学の先生だったんですね。助けてくれてありがとうございます」

  「自分の学校の生徒だったとは...実は"選ばれし者"に選ばれたから、出勤と同時に魔物を人間に戻しているんだ」

  「そうなんですね。でもこのままだと学校に遅れるから急がないと」

  そうして2人は誰が無事なのか確認するため学校へ向けて出発した。

  30分くらい歩いたが、やはり移動中は人をほとんど見なかった。人間の99%はあのグリフォンになっているって聞いたが、おそらく本当なのだろう。

  特に魔物にも会わずに学校に着くと、校舎には誰もいなかった。学校には行かずに避難していたり、自宅待機していたりしているのだろうか。どちらにせよ、学校に行くことは難しいことは確かだ。

  「ここは休校宣言出して端末を使って授業をすることにしよう」

  「そうですね。無理矢理学校に行って危険な目に遭うのは嫌ですからね」

  「そういえば、家は近いのか?」

  「少し遠いですが、帰ることはできます」

  「そうか、気をつけて帰ってくれ」

  「わかりました。宿題出しておきます」

  「今出すのか...」

  松崎は30分ほど歩き、元いた場所に戻った。

  「地下鉄の駅に着いた。ここで災難に遭ったんだよな。早く家に帰ろう」

  しかし松崎は1つの可能性を忘れていた。

  「家族と友達は無事なのか...?」

  そのまま家に帰ると元々家族だった魔物に遭遇してしまうおそれがある。これは友達の家でも同じだ。

  「家に帰らずに鍵を手に入れよう。"選ばれし者"に選ばれる確率は1%だから家族全員の分を用意しないと足りない可能性が高い。だから両親,祖父母,弟の5人分を用意して、家に投げ込んで全員人間に戻るのを待とう」

  そうして松崎はあらゆるところで鍵を探した。自動販売機の下,道路,店の中も探した。

  「だめだ...いくら探しても1枚しか見つからない」

  それでも松崎は諦めず、家から少し遠いところも探した。結局少し遠いところを探すと3枚見つかった。そして最後の1枚は風に乗って松崎の目の前に落ちた。

  「よし、これで5人分だ。あとはこれを家の中に入れるだけだ。とりあえず家に帰ろう」

  松崎ら家に帰り、鍵を開け、静かに扉を開けた。そして、廊下に鍵をばら撒き、すぐに家を出た。

  「よし、これでしばらく待ってみよう」

  [newpage]

  第3話はこれで終わりです。

  毎回題名が"始まり"という意味になっていますが、これは次回で終了し、その次の回から普通の題名になるので安心してください。

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