オレは冒険者エルッタ!
自分で言うのもナンだが、やがて英雄や勇者として世界に名を轟かせる者だ!
今まで請け負った討伐依頼では負け無し! どれだけデカく強い魔物だろうがブチのめしてきた!
無敗の理由は、もちろんオレ自身の腕が一番の要因だが、扱う武具が一級品なのもある。
赤雷の刃と黒雷の鎧……オレが生まれ育った村の古臭ぇ祭壇に祀ってあったシロモノだ。
「これは、やがて訪れる勇者様に使っていただくためのもの。触れてはいかん」
などと村長のジジイは堅苦しいこと言ってやがったが、村を出奔する時に一緒にぶんどってきてやった。
だいたいオレはあんな小さな村に収まる器じゃねぇってんだ。
それなのに、
「確かにおまえは力自慢で喧嘩も強いが、外の世界で冒険者になれるような器量ではない。荷が勝ちすぎる」
「この村は平和な方だ。この周辺の弱い魔物に危なげなく勝てるからといって己の力を過信するな。世界は広い」
「おまえはまだまだ子供。他の道もある。若い命をあたら散らすことはない。村を出て冒険者になりたいなど言わず、よく考えなさい」
だの何だのと、村長の奴はうるさくてしょうがなかった。
むしろあの説教のせいで余計に、村を出たい、冒険者になりたい、って気持ちが強くなるばかりだったぜ。
実際、村を抜け出した後も大して困ったことはない。
冒険者と一口で言っても、未開地を探索して安全な土地を確保したり、危険地帯の植物や鉱石などを収集して売買したりと様々なスタイルがあるが、ちまちましたことが性に合わないオレは当然のように魔物討伐による懸賞金稼ぎを生業の主軸とすることを選んだ。
そしてその選択は正しく、今までずっと全戦全勝で手傷すら負ったこともない。さすがに最初はオレも未知の魔物と戦うのは不安だったが、盗んできた武具が役に立った。
勇者のためのものとか言われてたが、実際この剣や鎧は凄ぇ逸品だ。
オレに合わせて作られたわけでもないはずなのに、着ようとすると何かいつの間にか大きさや形状が変わっているのか、オレの体格にあつらえたようにピッタリとよく馴染む。
触れていると力が湧いてきて、筋力も魔力も強まるみたいで、剣や鎧を持ってなかった時よりずっと力強く、素早く動ける。
とてつもなく頑丈で岩や他の金属がぶち当たっても傷一つついたことが無ぇ。
鎧は敵の攻撃をまったく通さないし……それに戦いの際にはこの剣や鎧は魔法によって電光を帯びる。
殴りかかってきたり斬りかかってきたりした相手を逆に感電させちまうんだ。金属鎧に覆われてない部分を狙った攻撃も雷光が弾き飛ばし、炎や氷を飛ばす攻撃魔法や弓矢といった飛び道具も、こちらに突き刺さるより先に、鎧から飛び出した稲妻が撃ち落として灰にする。
そんな鎧の万全な防御をもってして敵に近付いて、そしてこの剣で敵を斬り伏せる……この剣も雷を帯びていて、分厚い甲羅越しでも触れた相手を痺れさせるし、硬い岩でも鉄でも押し当てるだけでやがてスルスルと刃先が沈み込んでいくように切断できちまう。
何か時々甲高い音がするのが玉に瑕だが……何か偉い調査団一行を護衛した時にその切れ味を目の当たりにした学者さんが言うには、刀身が凄い速さで震えることでその切れ味を出してるんじゃないか、みたいなことを言ってたが、よくわからん。この剣を貸して研究させてくれとか食いついてきたが断ったし、同じような厄介ごとが起きるのも嫌なんでそれ以降は護衛任務も請けてない。そもそも誰かを守りながら戦うとか面倒だし。
オレ自身も、魔物との戦いの経験を積んできたし、今までの懸賞金で強化薬とか護符とかのアイテムも買い揃えて、もはや向かうところ敵なしって感じになってきた。
歯応えが無くてつまらなくなってきたのもあるし、どうせ魔物を倒して稼ぐならもっと懸賞金額の高い……もっと危険度の高い魔物も狩ってみたくなってきたところだ。
なになに? 討伐ランク・アンノウン? 行方不明者・未帰還者が多数出ている森林地帯の安全確保……魔物によるものの可能性が大きいが詳細は不明?
一説にはサキュバスではないかという推測もあるが、一般的なサキュバスとは被害度に大幅な差異があるため否定する意見も多い……?
うん、いいんじゃねぇかコレ。オレはサキュバスの直接の退治経験無いけど、戦闘能力や討伐難易度は高くないって話だし、斡旋屋でサキュバスと同等の討伐ランクとされる魔物なら今まで十数回も狩ってきた、楽勝と言っていいような相手ばかりだ。
その程度の魔物を狩ってこの段違いの報酬がもらえるなら非常に美味しい話だし、仮に別の魔物だとしてもそれはそれで、やりがいのある勝負が楽しめるんじゃないか? 負ける気はしないが。
よし、この討伐依頼を請けることに決めた。
今までに無い報酬額だ。この額が懐に入ったら買いたいものも色々と思い浮かぶが……オレももういい加減プロの冒険者なんだ。浮かれて無駄遣いしないようにしねぇとな!
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んぎぃいいいっ! んぉっ、おぅ、イ、イぐっ、イっぎゅうううぅぅぅ!?
「うーん……薄っすーい♡ 剣や鎧のおかげでそれなりの味付けにはなってるんだけど……コクとか奥深さとかぜんぜん足りてない感じ♡ よわよわで可哀想♡」
あ、あがっ、ひぎぃっ、な、なにこでっ、なにこれぇ!? オレ、こんなの、知らなっ……
「まあ、魅了の術への対抗手段も無しにサキュバスの住処に来ちゃうような子じゃ、この程度の薄さで当然かも? 確かにこの森の奥地まで来られるってことはそれなりの腕ではあったんだろうけど……道具頼りで実力が伴ってないんじゃね……単純な頑丈さだけじゃ勝てない相手がいることも知らなかったんだ。残念♡」
なんっ、なんなんだこれっ!? からだ、おもうように、うごかな……あひぃっ!
「フフっ♡ あなたはもう身も心もアタシのモノだもん♡ 魅了が精神の奥底にまで完全に浸透した手応えがあったよ。効き目が出て完全に堕ちるまでちょっと時間差があるけど、もう手遅れ♡ 見習いの魔法使いだってもうちょっと抵抗してくれるのに、あなたは魂の根本まで何の障害も無くスルッと力が届いて……簡単過ぎて、逆に驚いちゃった。クスっ♡ 今までよっぽどその鎧に頼り切って、自分自身で身を守る手段を疎かにしてきたんだねー」
なっ、が、んぁあっ! そ、そんな、この鎧で、防げない攻撃なんて……!?
「いっぱいあるでしょそんなの。んー、あなたの将来性を覗くと……『石化の視線を受けて終了』まあアタシでなくてもメデューサとかラミアとかそういうのにやられてたか……『底なし沼に沈んで死亡』あはは♡ そりゃ呼吸ができなかったらねぇ。『転送の罠や魔法で石の中』『深い谷底や落とし穴に落ちて傷自体は無いものの登る手段も無くて餓死』……ロクな末路が無さそうねー大成できる経路も無くはなさそうなんだけど、魔物退治の道じゃ無理なんじゃないかなっ。さすがの薄味さん♡」
しょ、しょうらい、せい……?
「そ♡ あなたはもうとっくにアタシの虜になってさっきから何度も射精しちゃってるけど……アタシの前で心身を無防備な絶頂に晒して精を捧げた者がどうなるか……ああ、ううん、もう口で説明するより自分で見た方が早いかな♡ 教えてあげたって、そんなに薄味なあなたは、どうせすぐバカになっちゃうだろうから♡」
な、にを……ンぁああっ! ふあ、フガァぁあっ……フガ? フゴッ!? な、なん……オレの、鼻がっ!?
「変わってきたね……可愛いブタさんの鼻に♡ あれっでもペース遅い……? あ、鎧くんが無理して維持しようとしてくれてるのかー。うーん、けなげ♡ もっとちゃんとした持ち主の手に渡ってれば力を完全に引き出してもらえたのにね? 不釣り合いな持ち主を守ろうと、鎧くんや剣くんが頑張って合わせてくれてたんだねぇ。力のロスも多いのに。もういいんだよーそんな無理しなくて♡ アタシのいうこと聞きなさい♡」
ブッ!? なんだ、鎧、が、ぐにぐにって……?
「所有権……っていうのかな? 剣くんと鎧くんのそういうものをアタシに移したの♡ 元の持ち主であるあなたの魂を掌握してるから移行処理も簡単だし、それにあなた身の丈に合わないのに一方的に頼り切ってばかりだったからね。接続というか絆というかそういうのが全然強まってなかったから、アタシなんかにあっさり奪われちゃう……恋人とかも寝取られちゃったりしてね♡ まぁ居ないでしょうけど♡」
ふ、ふざけたこと言いやがって……ブヒ!? 鎧が、柔らかくなって、変な形にっ!? な、なんだこの、股間丸出しなのっ……!
「だってそのままじゃ、あなたが出すびゅーびゅー出す精液で汚れ続けて鎧くんが可哀想でしょ? フフっ♡ それに、しっかり見やすいようにしないとね、ブザマに射精するところ♡ ほら、鎧くんのお股の部分が開いて、手が届くでしょ? 自分でその変わりかけおちんちん、しこしこして射精しちゃえ♡」
ブヒィイッ!? 体が……勝手に、動いて……!? ンゴッ!? フギュッ!? なんっ……変わった体が、ちんぽが、こんなに、感じッ……ブヒィィッ!
「ね♡ とっても気持ちいいでしょ? ブタさんってただでさえ繁殖力旺盛で性欲強いけど、あなたはそれよりさらにもっと快楽に敏感な体に、よがりっぱなしのブタになるの♡ 普通のブタ以下の、普通のブタ未満の、最底辺のブタさんに♡ ほら、また射精して♡ しこしこがんばれ♡ 今までがんばってなかったんだから、しこしこくらいはがんばって♡ がんばって精液出して♡」
ふ、ぎぃいいっ! ふざ、けっ……ンプギッ!? だ、だめだ……やめ、い、ブッ……ブヒュィィィ!!
「わー♡ とても立派な……ブザマな射精♡ ブタらしく量も多くなって、口ではだめなんて言いながらどんどんどんどん喜んでブタさんに近付いちゃってるね♡」
や、め……フガァア!? て、手がっ……足が……からだ、が……ブィィッ!? ブッ、ブキィ!
「ああやっぱり、鎧くんが守るのやめたら一回の射精だけでも一気にブタ化が進んじゃった♡ 薄味くんだもんね♡ 手足の蹄かわいいかわいい♡ ふとっちょの身体かわいいかわいい♡ 樹脂みたいに柔らかくなった鎧くんが太った身体にぴっちり貼りついて、余計にむちむちして見える感じが面白ーい♡ もう人の言葉よりブタの鳴き声出す方が得意になってきた口や喉かわいいかわいい♡ もう何度か射精したらすぐにでも完全なブタになっちゃいそうだけど、あー、でも蹄になっちゃったから自分の手でしこしこできない? どうしよっか……」
ブ、ブグゥ……や、やめ、ンゴッ、やめてくれ、これ以上ブゥ……!
「だーめ♡ ……あ、そうだ! 剣くんと鎧くん、雷を出すのが得意だったっけ、それなら……うん、ブタさんが鳴き声を上げるたびに、鎧くん、ブタさんの乳首に弱めの、痛気持ちいいくらいの電撃を流してあげて♡」
なっ……何を言ってブ……ブギュィィヒギィィ!? ブギヒィィ! ブィィィイイッ!?
「クスっ♡ やだー少しは声を抑えて我慢してくれないと♡ 簡単にイきすぎ♡ 鳴き声上げたら乳首責められて、乳首責められると鳴き声出ちゃって、その鳴き声でまた責められて……の無限ループがそんなに気持ち良いの? ん? 気持ちいいだけじゃなくて、何かおかしいって、疑問な感じの表情をして……ああ、そっか♡ 気付いてないの? 田舎育ちなら牧場とかでブタさんを近くで見たことない? ブタさんって人間と違って、乳首が二つ一対のペアだけじゃなくて、何対もたくさんあるの♡ たくさん産んだ分、同時にたくさんの子豚にお乳あげなきゃならないもんね♡ 母乳出さないオスブタの方も、そこのつくりはメスブタと同じで、たくさん乳首がある……今のあなたみたいにね♡ あなたの肉体はもうそんなにも人間じゃなくブタさんの体になっちゃってるの♡」
ンギィイイッ!? ブィッ! ブギュ……ピギイイィィイイッ!?
「そっかー♡ 乳首を刺激するよう命令したら、その全部の乳首を刺激しちゃってるんだー? 人間の二つ乳首だけならまだよかったのにね♡ その何倍も感じちゃってるんだ? ううん相互作用で何十倍? ひょっとすると何百倍? クスっ♡ ホントすごい顔♡ ただでさえブタさんの顔になっちゃってるのに、涙や鼻水やヨダレそんなに垂らして、ホントにブザマでかわいい♡」
ブヒャアアアッ! ブゴゴォ! ……ンゴッ、ゴオッ! ブガアアッ!
「……うーん、でも薄味くんだし、もうちょっと将来性を最後の一滴まで徹底的に搾り取らないと、こっちが満足できな……あっそうだ。剣くんも雷が得意技なんだっけ、あと振動? じゃあ、こうして……ぐにゃっと……鎧くんみたいに形を変えて……傷はつけないような、それでいて凶悪に責められるような形状に、っと……フフ♡ ブタさん、もう聞こえてない……聞く余裕無いかも知れないけど、教えてあげるね? 人間とかブタとか、動物のオスのお尻の穴の奥には、『前立腺』っていう射精に関係するトコロがあって……遠くの、技術が進んだ国では、そこを揉んだり弱い雷を当てたりして刺激することで、無理矢理射精させる技術があるんだってー♡ ……こんなふうに、ねっ!」
ずにゅっ
……ブギャアアアアッ!!? ヒギァ、ガ、フガッ……ゴガアアアッ!? ブヒィァアアアアアッ!!
「フフっ♡ すごいすごい♡ 出てる出てる♡ 出っぱなし♡ 剣くんも良かったね、持ち主さまをそんなにも気持ち良くさせてあげられて♡ 張形みたいになったその形を活かして尻穴を気持ち良くさせて、快楽電流と振動で前立腺を刺激し続けてあげてね♡ クスっ♡ くるんとした尻尾も生えて、完全にブタさんになりきっちゃったね♡ そのままずっと出しっぱなしにしておいて、時間が経てば薄味くんでもまあ満足できるくらいには……ッ!?」
[newpage]
「……わぁ♡……すっごくいい匂いの、とってもおいしそうな子が、この森に入って来た……! この感じは……魔術士? 若くて、それでいて才能があって……高名な大魔術士や、英雄にさえなるくらいの、可能性……! そっか、そっかぁ……」
「……ごめんね。あなたみたいな薄味くんで遊んでる場合じゃなくなっちゃった。時間も空間も関係ないアタシの『家畜小屋』に放り込んでおいてあげるから、勝手にイきっぱなしのまま永遠に過ごしてて? まあ……気が向いて思い出したらその薄味さを活かした口直しにでもしてあげるかも。何年後か、何十年後になるかわからないけど、ね……それじゃあ――」
「――おやすみなさい」
プツン
~終わり~