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兎と龍がまぐわうだけのお話

  窓の外は雪がちらつき、道行く人たちは寒そうに手をこすり合わせ肩を竦めていた。

  風もびゅうびゅうと吹き窓ガラスがかたかたと悲鳴を上げる。

  「ふーっ、フーッ…!」

  そんな外の寒さなど露知らず。

  全身を覆う白い毛並み。真っ赤な瞳はその持ち主の元来の色。長い耳。

  毛並みを濡らす汗が滴り体を動かすたびに周囲へと飛び散るとつんと鼻を突く香りを立てる。

  むっちりとした胸板。適度についた脂肪と筋肉で谷間が出来ており、動くたびにばるんっ、ばるんっ、と弾ける。

  胸板に負けず太く逞しい腹はやはり脂肪を適度に纏っており見るものに威圧感を与える。

  子供の胴体ほどの太さと硬さと長さの、怒張した逸物を覆うコンドーム。

  鼻息荒く。腰を動かすのは兎。

  「ぁ”んっ、ぁ”ッ、ぁ”ぁ”っ♥おまんこっ、イっぢゃぅ”っ♥」

  そんな逸物を受け入れながら野太く低い声で喘ぐのは龍。

  ベッドの上で膝立ちをし、両腕を兎に掴まれ。自分の身を預けながら龍は蕩けた瞳で兎を見つめる。

  兎と正反対な引き締まった胸板。無駄な脂肪は一切なく、しかしそれでいながら谷間は出来ている。

  くっきりと部位毎に浮かび上がった腹筋。

  ぼごんっ、ぼごんっ、と兎が腰を動かす度にその腹部に逸物の形が浮かび上がる。

  …雄でありながら、雄を受け入れる。

  それも雄穴ではなく、スリットで。

  にょろりと伸びた尻尾を兎の腰に絡めて。行為に耽っていた。

  「んぅ”ぅ”ッ、ぅ”ッ…!!」

  龍のスリットが切なく締め付ける。肉壁がみっちりと絡みつき、兎の竿を扱く。

  その感触に兎は眉をしかめると腰を震わせ、背筋をわずかにのけぞらせた。

  どぶっ、どぼぶびゅるぅっ♥ぶびゅっ、ぶびゅぅ”っ♥

  「ぉ”っ、んぉ”ぉ”っ♥こいっ、ごいのぎらぁ”ぁ”っ♥ゴム越しッ、なのにッ♥はらむぅ”ぅ”っ♥」

  ぶしゅっ、ぶしゅぅぅっ♥ぶしっ、ぶしぃっ♥

  スリットと逸物の結合部から潮をほとばしらせながら龍は目を上に向かせガクガクと全身を痙攣させた。

  あっという間に龍の腹部が兎の迸る欲望で膨らみあがる。

  数秒の出来事。十数秒の出来事。

  兎の逸物から迸る精液をコンドームが受け止め…

  兎は腰を引いた。

  にゅぽぉ♥

  淫猥な音と共に龍のスリットから逸物が引き抜かれる。

  ぐぱぁ、と拡がったスリットはぐぱぐぱと蠢き、汁を垂らし、引くついていた。

  兎は慣れた手つきでコンドームを取り外し…

  口を縛ると枕元にコンドームの水風船を置いた。

  並ぶのは、十数個の同じ水風船。

  兎は無言で新しいコンドームのパッケージを開け、未だに怒張したままの逸物にコンドームを被せ。

  「まっ、はぁぁっ、ぁ”っ、ぉ”っ♥」

  ずぶぐぅっ♥

  再び龍のスリットに逸物を挿入する。

  「ぉぉっ、ォ”ォ”ォ”ッ…ふぅぅっ、フーッ、フーッ…!」

  「はぁ”っ、ぁ”ぁ”んっ♥あっ、ぁ”っ♥はぁ”ぁ”んっ♥」

  適度に締め付けるスリット。奥に存在する逸物。

  そこを小突くと龍の啼き声が部屋に響き渡り、兎の雄としての獣欲を満たしていく。

  ずんっ、どぢゅっ、ばぢゅんっ、ごぢゅっ、ごぢゅっ、ごぢゅんっ♥

  「はぁ”っ、ぁ”んっ♥ぁ”っ、ぁ”っ♥ぁ”っ、ほぉ”ぉ”っ♥ぉ”んっ、ぉ”ぉ”っ♥」

  兎に手を引っ張られながら。体を引き寄せられながら。

  龍は兎の腰遣いに合わせ喘ぎ、啼き、舌を突き出す。

  一突き毎に絶頂に達し、潮が噴き出し、ベッドと兎の下半身を濡らしていく。

  兎の腹と龍の尻がぶつかり合い、波が二人の皮膚を揺らし。

  凄まじい太さの逸物に肉壁を圧迫される。全部から前立腺をえぐられ、脳内をいっぱいに満たしていく幸福感。

  蹂躙される。征服される。

  全てを委ね、全てを預ける。

  「はぁぁぁッ、はぁぉっ、フーッ、フーッ!!」

  兎は何もしゃべらない。

  ただただ己の中に湧き上がる獣欲を満たし、発散するためだけに。

  腰を振り、荒く息を吐き、汗を流す。

  どぢゅっ、ごりゅっ、ごりゅぅっ♥ぐりゅぐりゅぐりゅぅッ♥

  「らぇ”っ、ぉ”っ、そこっ、ぉ”っ、っほぉ”ぉ”っ♥イぐっ、イぐイぐイぐぅ”ぅ”ぅ”っ♥」

  ぶしゅっ、ぼぶびゅぐりゅぶびゅるぅっ♥ぼぶびゅるぅっ♥

  肉の塊によってえぐられ続けた龍の逸物が爆発した。

  新鮮で特濃の精液が結合部から溢れ出す。

  雄と雌の快楽が合わさり、龍の全身を貫き、龍はより一層激しく全身を痙攣させ、背筋をのけぞらせた。

  龍の絶頂。

  それすらいとわず、兎は精液を潤滑油代わりに腰を動かす。

  肉壁がさらに逸物を包み込み、根元まで咥え込むと締め付け。

  「ぁ”っ、今ッ、イっでるッ、イっでるのぉ”っ♥そんっ、うごいっ、たらぁ”っ♥」

  「フーッ、フーッ…ぉぉっ、ォォォッ!!」

  じゅぶっ、ぢゅぶっ、ぢゅぶごっ、どぢゅっ、どぢゅっ♥

  肉のぶつかる音に粘液が泡立つ淫猥な音が混ざった。

  雄の臭い、不快なはずの臭いが部屋を満たす。

  「イぐぅ”ぅ”ぅ”ぅ”っ♥♥」

  「ぉぉっ、ぉ”ッ、ぉ”ぉ”ぉ”ぅ”ぅ”っ!!!」

  ぼびゅるっ、ぐぶびゅるぅっ♥どぶっ、どぶぶぼぶびゅるぅっ♥

  高らかな咆哮。

  どこまでも濡れた、恍惚に満ち満ちた咆哮。

  数秒の出来事。

  兎は腰を引き逸物を抜き取ると、また同じように。

  コンドームの口を縛り、新たなコンドームを装着した。

  「はーっ♥はーッ♥ほぉ”ぉ”っ♥」

  ベッドの上に仰向けになりながら両足を突っ張らせ、龍は間の抜けた表情を浮かべながら全身をびくびくと跳ねさせた。

  その横にちょこんと腰かけるのは兎である。

  先ほどまでの鬼気迫る勢いは消え失せ…どこか申し訳なさそうである。

  「えと、その…毎回なんだけど…ごめん…」

  「ぉ”ぉ”っ…ぉ”っ…んっ…ほぉ”っ♥」

  兎の言葉に龍は尻尾を揺らし、こくこくとうなずいた。

  なんとか言葉を紡ごうとしているのだが、それだけのリソースが脳に残っていないのだから仕方ない。

  「…えぇっと…その…なんとか発情収まったんだけど…」

  「ん”っ、ぉ”っ♥」

  枕元に並んだ、精液で出来たゴム風船。

  ―兎は龍の痴態にごくりと唾を飲み込んだ。

  むくむくと。逸物が膨らみ、べちんっ、と胸板をたたく。

  「…もう一回いい?生で。」

  「ぉ”っ…ぉ”ぉ”ほぉ”っ♥なんかいもっ、なんかいでもっ♥イぎだい♥」

  兎の言葉に龍はさらに破顔すると股を開き、スリットをぐちゅぐちゅと逞しい指でかき混ぜ、思い切り見せびらかすように拡げた。

  奥の奥に見える逸物は兎のモノと比べても遜色ない立派なものである。

  それが本来の役割を果たさずただ情けなく、快楽を示すだけのモノに貶めているという、優越感。

  その薄暗い感情が、発情期に入り、何度も何度も精を吐き出した兎をさらに欲情させる。

  「じゃあ、思いっきり中に射精すね。ボクの仔いっぱい孕んでいっぱい産んでいっぱいメスイキさせてあげるから。」

  兎はギラギラとした光を深紅の瞳に宿し、龍に覆いかぶさった。

  先ほどまでとは違う。獣でありながら、ただの獣ではない。

  龍を慈しむ様に、蹂躙する。

  龍の手首を掴むと兎は龍のマズルに何度も口づけを落とした。

  たぷ、たぷ、と枕元のゴム風船が揺れる。

  バキバキに怒張した逸物が龍の割れた腹に触れて。

  むちむちの胸板とほっそりと、しかし引き締まった胸板がこすれて。

  「はぁぁぁ”ぁ”っ♥」

  どくんどくんと互いの鼓動が心地よくリズムを刻む。

  ずんっ♥

  「っほぉ”っ♥」

  「んぅ”ぅ”っ…ぁ”ぁ”っ…ぉ”っ…おまんこッ…雄おまんこ気持ちいいッ…!」

  兎は龍を全身で圧し潰しながらうっとりと呟く。

  何度も達したスリットの中は精液と潮でぐちょぐちょに熱く濡れ、兎の逸物の存在を感知するとうねうねと蠢く。

  竿に、膨らんだ血管に触れると肉壁の襞一つ一つがきゅるきゅると絡みつき、扱き上げる。

  粘液は分泌されていないだろうが、先走りと精液で十分に濡れている。

  ゴム越しとも違う明確な快楽。

  逸物に与えられる快楽に酔いしれる兎に、龍は嬉しそうに。

  「おぉ”ぉ”っ♥チンポッ、チンポすげぇ”っ♥なかっ、いっしゅんっ、いっぱいっ♥ぐひっ、ふひぃ”っ♥」

  肉壁を圧迫され、熱い肉で満たされる。

  指では決して達することのない場所に肉の塊が触れている。

  脳内が焼けこげそうな快楽に満たされ、全身の震えが止まらない。

  全てを委ねる。それのなんたる充足感。

  ずっ、ぶぐるぅっ♥

  「ぉ”ぅおお”ぉ”っ♥」

  ずんっ♥

  「ぉ”ぉ”ぉ”~~~ッ♥」

  逸物を抜き取られる。

  肉壁を引きずり出されるのと同じだけ間の抜けた声を上げ、再び挿入される瞬間。

  龍は舌を突き出し、唾液を口の端からあふれさせながら有り余る快楽を示した。

  スリットの奥で逸物が悦びの印に液体をとろとろと滲ませ兎の逸物に触れると兎はブルブルと腰を震わせる。

  ずんっ、ずんっ、どづどづどづっ、どぢゅんっ、ばぢゅっ、ばぢゅんっ♥

  肉と肉がぶつかり合う。

  轟音が部屋を満たし、二人は互いを貪りあった。

  舌を絡ませ、水の音を立てながら口腔内の粘膜をこそぎ。

  「んぶっ、はぶぅ”っ♥」

  「んぼっ、ほぼぉ”ぉ”っ♥ぉ”っ、そこっ、いっ、イぐっ、ひぎぃ”ぃ”んっ♥」

  「ぁ”っ、ナカ気持ちいいッ、雄おまんこッ、ぼく専用ッ、雄おまんこッ!ぼくだけのッ、種付け奴隷ッ!」

  兎は上半身をぐいぐいと押し付け、腰だけを上下に動かし、龍を蹂躙する。

  苦しい。胸板を、首を、全身を抑えつけられ、龍はうまく呼吸できずにいる。

  それなのにどうしようもない快楽に全身が打ち震え、何度も何度も乾いた絶頂の鱗片を味わわされている。

  「おひぃ”っ、ひぃ”っ、ぃ”っ♥ぉ”っ、ぉ”~~ッ♥ぎでるッ、雌アクメッ、種付けされてぅ♥種付けされるッ、雌アクメッ、孕ッッ、はらんじまぇぅ”っ♥」

  「孕んでっ、孕んでッ!孕めッ、イけぇ”ッ!!」

  龍の蕩けた声が、兎の劣情を果てしなく煽り。

  煽られた兎は吼えると腰の動きを細かく、激しいものへと変えていく。

  泡立った液体が結合部から溢れ出し、ベッドを濡らし。

  どつっ…

  ごりゅごりゅりゅぅごりゅぅっ♥

  「ひぎぃ”ぃ”ぃ”っ♥らぇ”っ、そこっ、しょこっ、らぇ”っ♥ばかになるっ、チンポ馬鹿になりゅぅ”ぅ”っ♥」

  「いいよッ!ぼく専用ッ、肉便所にしてあげるからッ!イけっ、イけっ!!」

  龍の絶叫。

  感度のいい場所、前立腺を。

  さらにいっそう強く。

  ごりゅるりゅごりゅごりゅぅっ♥

  えぐると。

  「ぃ”ぃ”ぃ”~~~~ッ♥ぉ”っ、~~~~ッ♥」

  ぶしゅぅぅっ♥ぶしゅっ、ぶしゅぅっ♥

  龍は白目をむくと泡を吐きながら声にならない絶叫を上げ、兎の体の下で全身を悶えさせた。

  絶頂に達したことで肉壁が逸物に絡みつき。

  兎もまた。

  「ぁ”っ、射精るッ、射精るぅ”ぅ”っ…ォ”ォ”ォ”ォ”ッ!!」

  ごぼっ…

  どぼぶびゅるぅっ♥ぶびゅびゅぐぶびゅるぶびゅぶびゅるぅっ♥

  特濃の精液を吐き出した。

  その濃さも勢いも、量も。生半可なものではない。

  龍の美しく割れた腹筋が歪に膨らんでいく。

  ほとんど隙間のない結合部からぶりゅぶりゅと下品な音と共に精液が外へと飛び出し、びぢゃびぢゃと龍の脇に水たまりを作る。

  シーツにすら吸われず、ぶるぶるとまるでゼリーのように波打って。

  「ぉ”~~~♥ぉ”っ、ぉ”ぉ”っ、ほぉ”ぉ”~~~ッ♥ナマ、生で射精されっ、はらっ、ふひっ、ひひっ♥ナマ、きもちよすぎぃ”ぅ”ぅ”っ♥」

  「はぁぁぁぁッ…気持ちいいッ…まだ、まだ射精てるぅ…ねぇ、ねぇ、次、次はさ、ケツマンコ使っていい?まだまだ全然ヤれそう♡」

  兎の欲望に満ちた声に龍は期待の瞳を向け。

  「もち♥俺のおまんこもケツマンコもたっぷり犯して使ってくれよ♥俺はお前専用肉便所♥」

  淫らに囁く龍に、兎は嬉しそうに笑って。

  唇を軽くかわして。

  二人で過ごす、冬。

  それはまだまだ、長く続きそうだ。

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