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奴隷の少年が狼に買われてとてもとても愛される話

  「あ、あの…その、ご主人様…?」

  大きな大きなベッドの上にちょこんと座らされているのはとても清潔とはいえない身なりの人種の少年だ。

  その身には大きすぎる首輪に、鉄球の連なった足枷。

  全身の至る箇所に痛々しい傷が刻まれており…太腿には消えない焼印。

  それは少年が奴隷-生きた道具である事の証。

  少年は戸惑っている。

  自分が売られ、そして使い捨ての道具の様に扱われ、壊れれば捨てられる。

  これからそんな、明るい未来など一欠片もありはしない日々が始まるのだと思っていたら。

  いきなり招き入れられたのは少年を買った、主人のベッドの上。

  一介の奴隷であればまず間違いなく入れない場所に連れられ。

  そしてベッドの縁には穏やかな笑みを浮かべ、少年を見つめる狼獣人。

  「なんだ?」

  少年のフワフワとした疑問に狼は太く、低く。そして聞くものの心を揺さぶる声で少年の疑問の続きを尋ねる。

  ドキリとしてしまう。自分より全てを上回る、圧倒的な雄に心臓を掴まれてしまった様な。今までに感じたことの無い、腹の疼きに。

  「いえ…ぼ、僕は、その…奴隷、です。こんなご主人様の…」

  少年の言葉に狼はふ、と笑うと少年の頭に手を置いた。

  硬めの肉球が少年の髪を撫でる。

  「奴隷の使い方を、主人である私が決めてはいけないかな?」

  「いっ、いえっ、そんなっ、ことは…」

  「君の仕事は…」

  狼は少年の頭をやさしく撫でながら、しかし肉食獣の光をその瞳に宿し。

  少年の目をまっすぐに見つめながら。

  「夜迦、だよ。」

  狼の言葉に少年はゾワゾワと全身の皮膚が粟立つのを感じた。

  だがそれと同時に、先ほど覚えた腹の疼きが全身に巡り、目頭を熱くさせるのも感じた。

  雄が雄を抱く事。それは何も特別な事では無い。

  だが夜伽専用の奴隷も多く売られている。そちらを買い、使い、そして娼館へと下ろすのが少年の知っている商人達だった。

  単純な労働用の奴隷として売られていた少年が夜伽の術を覚えている訳もない。

  「…フフ、そんなに緊張しないでくれ。私まで緊張してしまうよ。」

  狼はそう言うと少年から目を逸らしベッドの近くに置いてあった小さなテーブルからグラスを手に取る。

  くい、と中に注がれていた華麗な香りの琥珀色の液体を一度煽り。

  狼は身につけていた衣服を脱ぎ始める。

  外行用のスーツを。その下のシャツを。ズボンを。脱いで。

  その肉体に少年は視線を奪われた。

  スーツの上からでもはっきりと分かっていた肉体。それは少年の想像以上のボリュームを誇っていた。

  山脈を想起させる肩。谷間が出来上がり、ぴくっ、ぴくっ、と時折跳ねる胸。

  岩のような、鉄のような腹。下着は前面の逸物を覆い隠すだけの、布地が極端に少ないもの。

  隠されている逸物は恐らく萎えているはずなのに。くっきりとその形が浮かび上がり…少年の腕や、下手をしたら太腿よりも太く、長く見える。

  シャツがずれないようにガーターが括られている太腿は、木の幹。

  長めのソックスに包まれていても谷間が浮かび上がるふくらはぎ。

  大きな尻尾は丁寧に毛並みを整えているのだろう、部屋の灯りを艶やかに反射する。

  「ぁ…ぁ…」

  全身に刻まれた多数の古傷。

  衣服に覆い隠されて外に出ることもなく、濃縮された雄の臭いが少年を包み込む。

  脳天を揺さぶられる。

  「…おいで。」

  狼の言葉に少年は瞳を蕩けさせながらこくり、と頷き這う様にして狼の方へと近づく。

  指先が狼の太腿に触れて。

  狼はびく、と少し尻尾を震わせた。

  「良い子だ。…あぁ、良い臭いがする。」

  狼は少年の体を抱き寄せると自らの太腿の上に少年を座らせ、肩口にマズルを近付けた。

  暖かく、生臭い。密度のある吐息が少年の全身を撫で回す。

  黒く濡れた鼻が押し当てられ、空気が動く感覚。

  少年が体を硬直させるのとほぼ同時に。

  ぴちゃり。

  「んひゃぁっ!?」

  新たに与えられた感覚に少年は素っ頓狂な声を上げる。

  その声に狼は尻尾をびんっ、と立て、毛並みを逆立てた。

  「いたたっ…」

  耳が敏感な種族ゆえに、少年の甲高いその声は響くようだ。狼は少年からマズルを離すと少々情けない声を上げ、耳を押さえた。

  「すっ、すいません!すいません!」

  少年は狼のその姿にさぁっ、と青ざめると頭をぺこぺこ動かす。

  とはいえ無理もあるまい。

  マズルで肩を撫でられたと思えば太く、みっちりと肉の詰まった舌が少年の胸板を這う所だったのだから。

  「い、いや、いい。今のは私が悪かった。先に言えば良かったな…」

  謝罪する狼のしょぼん、とした表情。そしてしなびた尻尾が、なんだか心を解いた…ような。

  「…まずは準備をしたい。君の体を慣らすためにもね。…いいかな?」

  げふん、と咳払いをすると狼はあらためて、そう少年に問いかけた。

  新たに与えられる仕事に慣れるか、慣れないか。いや、慣れねばなるまい。

  とはいえ。

  少年の心の奥に小さな灯火が宿った。

  「はい…ご主人様。」

  少年の答えに、狼はうん、と頷くと少年の体を再び抱き寄せた。

  狼は少年の肩に再びマズルを乗せると数度呼吸を繰り返し。

  「いいかな?」

  少年に問いかける。

  「は、はい…その、えっと、僕はどうすれば…」

  「そのまま。力を抜いて。…私に体を委ねてほしい。」

  言われるがままに。少年は体の力を抜くと全てを狼に委ねた。

  暖かい。熱い。どくんどくんと心臓の音。

  少年の物と違い、力強く、大きく、激しく。そして小刻みに。

  完全に体の力が抜けているのを確認してから狼は少年の首筋に舌を這わせる。

  「ん"っ…」

  熱く湿った舌が触れると少年は声を漏らした。

  ぴちゃりぴちゃりと水の音。少年の首筋に、肩に、頼りない胸に。

  慈しむようにゆっくりと。舌が這いずり回る。

  恐怖だとか。そういう感情は湧き上がってこず、ただ、全身がくすぐったいような。

  これはきっと…

  「ぁ"っ、ぁ"っ…ん"っ、ごしゅ、じん、さまっ…」

  少年は自分でも驚くほどうわずった声を上げた。

  腹が疼く。頼りないペニスに血が集まっていく。乳首がぴん、と勃って。

  狼の毛並みが体を包み込み、汗と雄のフェロモンが少年を優しく埋め尽くす。

  少年の肉体を味わいながら狼は少年の尻に手を差し伸べた。

  軽く揉みしだいてから尻の谷間に指を這わせる。

  「最初は少し…いや、かなり痛いと思う。我慢出来なかったらすぐ教えてくれ。」

  谷間の間。固く閉まっている菊門に指の先端を押し当てながら狼は少年に囁きかけた。

  どく、どく、と鼓動が高鳴る。

  自分は奴隷で。彼は主人で。それなのに狼の言葉は、とても優しくて。

  少年はこくりと頷くと目をぎゅっと閉じた。

  硬く、熱く、太い指。その腹の部分が菊門を撫でた。

  ピクピクと尻が震え、菊門が蠢き。

  数度撫でられて。全身に汗が滲む。狼の唾液と混ざり、何とも言えない淫猥な香りが沸き立って。

  ぬちゃり、と。狼の指と少年の菊門が触れ合うと粘液の音が聞こえた。

  狼の唾液が尻にまで落ちてきたのだろう。そしてそれが触れると少年の菊門はぐぱぐぱと大きく蠢いた。

  その瞬間を狼は逃さない。

  みぢ。

  「〜〜〜ッ…ッ!!」

  少年は菊門を破り拡げる指の感覚に歯を食いしばり、狼の体に抱きついた。

  ほんの少し指が入っただけでもキツく、痛みを伴う。

  「…すまない。一度抜こうか?」

  その優しい問いに少年は力無く、しかし確実に。首を横に振った。

  痛い。痛くて、辛いはずなのに。この指が離れる事が、とても寂しく感じてしまう。

  狼は心配そうな表情を浮かべながら少年の僅かに開いている目を見つめた。

  少年もまた、その瞳を見つめ返す。

  奴隷としての自分に向けられたことの無い、とても穏やかで優しい瞳。

  どちらともなく。気がつけば二人は、唇を貪りあっていた。

  「んっ、んむっ、ぁぶっ…」

  ぴちゃぴちゃと唾液が交わされる。

  狼の太く長い舌が少年の口腔内を満たしていく。

  負けじと、少年は狼の舌に舌を絡め、濃密な雄の味を知る。

  くちゅくちゅと指が蠢き、少年の菊門を解して。キツく締め付けていたはずの菊門がやがて緩み始める。

  指が少しだけ奥に進むと少年は全身を跳ねさせた。

  「ぁ"っ、んっ、んっ、んぶぅ"っ…」

  どくんどくんと鼓動がどんどん早くなる。

  痛いという感覚が徐々に薄れ、指から伝わる熱が菊門を、腸を。

  作り替えていく。そんな錯覚。

  腸液がとぷりと溢れ出して。

  くちゅ、くちゅ、ちゅぷ。こりゅ♥

  「ぁ"っ、ぁ"っ…?ごしゅじ、ん、さまっ、ぼく…ぁ"っ♥」

  少年の腸壁-雄膣に狼の指先が触れると少年は唇を離し、二人の唾液が混ざった液体を口から溢れさせた。

  びりびりと全身に稲妻が駆け抜ける。

  雄膣が蠢き、雄穴が締め付けを強め、かと思えばすぐに緩み。狼の指を心地よく刺激する。

  狼は柔らかく微笑むと少年をベッドに押し倒し、覆い被さった。

  少年の胸板を舐めまわし、乳首を舐りながら雄穴に挿入した指の抜き差しを始める。

  くちゅ、くちゅ、ぴちゃ、ぴちゃ、くちゅくちゅ♥

  「ぁ"っ、ぁ"っ、ぁ"んッ♥ぁ"っぁ"っ♥ごしゅじんさまっ、ぼくっ、へんっ、なんかっ♥ぁ"っ、ぁ"っ♥」

  抜き差しをされる。舌先で乳首を引っ張り上げられる。

  少年はその動きに合わせて蕩けた声を上げながら身悶えし、目尻に涙を湛え、宙を掻く。

  ぴんとそそり立ったペニスから粘液が溢れ、狼の胸板を濡らす。

  狼は耳を動かし、少年の甘い声と鼓動を聞きながら。少年の雄穴を指で解し続ける。

  ビリビリと全身に走る稲妻は止まらない。収まらない。

  狼が指を動かし、少年の雄穴を捲るたびに大きさを増して。

  ごりゅっ、ごりゅっ♥

  「ぁ"っ、ぁ"っ♥ごしゅっ、ぁ"っ♥ぼくっ、なんっ、きちゃっ、ぁ"っ、ぁ"っ♥」

  雄膣の中。

  その中に収まっていた肉の塊に指先が触れると少年は何か大きな予兆を捉えた。

  予兆は確信に変わる。

  ごりゅ、ごりゅ、ごりゅ、ごりゅ♥

  狼の指先はその肉の塊を集中的に抉り、撫で、押し上げて。

  「ぁ"っ、ぁ"っ♥ぁ"っ、ぁ"っぁ"ぁ"ぁ"っ♥ぁ"…〜〜〜〜ッ♥♥」

  ぶしゅっ、ぶしゅぅぅっ♥

  少年は初めての絶頂に声にならない声をあげ、ペニスから透明な液体を噴き出させた。

  駄目だと分かっているのに、肉体が言う事を聞かない。

  全身が勝手に跳ね回り、潮が噴き出し、頭が真っ白になる。

  少年を甘く濡らす潮は狼の腹筋や胸板を濡らし…彼の頑強さをより際立たせた。

  「…大丈夫か?」

  指をゆっくりと抜きながら狼は少年の様子を伺いつつ少年の頬を舐めた。

  心配そうな言葉と、暖かな舌。獣臭と雄の臭い。

  狼の太い指が抜けた事を惜しむ様にひくひく、ぐぱぐぱと蠢く雄穴。

  「はい…ごしゅじん…さまぁ…ぁ"っ、んっ♥」

  少年は気が付く。

  夜伽。

  それを今、自分の体もまた、欲しているという事。

  本能が告げている。狼の欲望を、剛直を受け入れよと。

  少年は少年らしからぬ妖しく、魅せられた瞳を狼に向けた。

  どく、どく、と鼓動が早くなる。大きくなる。狼の肉体から伝わる熱が心地良くて、もっともっとと欲しくなる。

  宙を掻いていた両腕を狼の逞しい背中に回す。

  とろりと口の端から唾液が垂れて。

  蕩けていく、期待している。

  少年のその姿に狼は毛並みの上からでも分かる程に頬を紅潮させ、息を呑んだ。

  「ごしゅじん、さまぁ…♥」

  少年の、綿菓子のような言葉に。狼は絡め取られる。

  布地の少ない下着をずらす。

  ぼろんっ、と勢いよく飛び出した逸物は勃起しきっており…少年の細い太腿をべちりと叩いた。

  熱い。硬い。長い。太い。

  視線の下に見える逸物は禍々しく、少年のペニスとは比べるまでも無い。

  人種の逸物と形が異なっている。

  スラリとした先端。浮かび上がり、脈動するのはグルグルと竿に絡みつく血管。

  根本には亀頭球が存在感を示し出して。

  こんな凶悪なものが自分の中に入るのか。

  少年は疑問を抱きながら、しかし。期待もしている。

  指の圧迫感でも凄まじい快楽だった。それがあの太さと、肉密度と、熱さと。

  それで雄膣を満たされたら。

  「…君の初めてを頂けることを光栄に思うよ。」

  狼の囁く声。それに体をビクビクと震わせ。少年はこくりと頷いた。

  狼は少年の腕を優しく払い、上半身を起こすと少年の雄穴へと逸物を充てがう。

  「痛かったら、直ぐに言って欲しい。…挿入れるぞ。」

  「はっ…ぃっ…」

  くちゅくちゅと逸物の先端で雄穴を撫でられ。その熱で既に少年は達しそうになる。

  もどかしい。丹念に解しているのが伝わるが、もどかしい。

  少年は浅く早い呼吸を繰り返し、視線を狼の胸板へ向ける。

  ず…ぶ♥

  「〜〜〜〜ッ♥♥ッッ♥」

  衝撃。

  全身に稲妻が駆け抜け、頭の中が快楽の洪水で流されていく。

  背筋を折れんばかりに仰け反らせ、舌を突き出し。びぐんっ、びぐんっ、とベッドの上で全身を痙攣させる。

  許容を超えた快楽に、少年のペニスは逆に萎え、しかし暴れ回りながら潮をベッドの上で撒き散らし、甘い香りを立てた。

  「ぐぅっ…大丈夫…か…?」

  狼は眉を顰め、だが甘く熱い息を漏らしながら少年に尋ねる。

  少年を蹂躙したいという衝動を堪えているのだろう、かくっ、かくっ、と時折狼の腰が不規則に動く。

  まだ先端。まだ最初。ここからが本番であり、まだ快楽は大きくなる。

  「はっ、ぃ"っ♥ごしゅじんっ、さまっ♥ごしゅじんさまっ、のっ、おちんちんっ、きもちっ、いいっ…ぁ"っ、ん"っ♥」

  少年の途切れ途切れな言葉。甘く蕩けた言葉。雌の悦びを知った、雌の情欲の言葉。

  ぞくっ、ぞくっ、と狼は背筋を震わせ…

  「ゥ"ゥ"ゥ"ッ…ォ"ォ"ッ…」

  少年の腹を撫でながら。腰を突き進めていく。

  ずっ、ずっ…ずぶぅっ♥

  「んぁ"っ、ぁ"っ♥んひゃぁ"っ♥」

  きつい。くるしい。なのに、とても、きもちいい。

  頭の中に大量の火花が飛び散る。目の前のが真っ暗で、真っ白で。でも狼の姿だけが見える。

  その瞳は自分を案じている。でも、奥に雄と獣の情欲を湛えている。

  少年はシーツを掴みながら、浮いていた両足を狼の腰へと絡める。

  尻尾が揺れている。ぶんぶんと、大きく。振られている。

  自分で感じてくれているのだろうか。そうだとしたら。

  あぁ、これは、嬉しい。

  狼の逸物が腹の中で膨らんでいる。びくんびくんと跳ねて、先走りを注ぎ込んでいる。

  ぬるりとした先走りに腸液が混ざって。

  「ぅぅ"ぅ"ぅ"っ…ォ"ォ"ッ…ォ"ォ"ォ"ンッ!!」

  ずっ…ずんっ♥

  「んぁ"ぁ"ぁ"ぁ"っ♥ぁ"ぁ"ッ♥ぉ"っ、〜〜〜ッ♥」

  狼の遠吠え。少年の喘ぎ声。

  奥深く。指では到達しなかった場所を。

  狼の逸物は貫いた。

  竿部分が前立腺を抉り上げ、雄膣を満たす。

  少年は涙で顔をぐちゃぐちゃにしながら。有り余る快楽を全身で表現する。

  目は上を向いて。舌を突き出し。唾液を垂らしながら。胸を膨らませ。背中を反らせ。ペニスからとめどなく潮を迸らせ。両足に力を込める。

  その全てを、狼は受け止めて。

  「ォ"ォ"ォ"ォ"ンッ!!!」

  大きく吼える。雄の悦びに満ちた咆哮。

  狼は少年の腰をがっしりと掴むと腰を振り始めた。

  逸物が抜き取られる。

  締まった雄穴を破り拡げながら、絡みついた腸壁が引き摺り出される。

  排泄の快楽を何十倍にも高めたような快楽。

  そして再び逸物が挿入される。今度は先程よりもずっと早く、強く。

  拡がったままの雄穴を潜り抜ける肉の感覚。腸壁が圧迫される。前立腺を抉られる。

  挿入された瞬間よりも大きな快楽が少年の全身を満たす。

  肉の音。骨の音。狼の吐息。唾液。臭い。ベッドの軋む音。

  「ぁ"んっ♥ぁ"っ、ぁ"ぁ"っ♥ぁ"っ、ぁ"っ、はぁ"ぁ"んっ♥」

  「ォ"ォ"ッ!ォ"ォ"ォ"ッ!!」

  二匹の咆哮が混ざり合う。

  狼もまた、表情に余裕を無くし。舌をはみ出させながら腰を動かし、尻尾を大きく振り乱す。

  どづっ、どづっ、ぐぽっ、ぐぽっ、ぎゅぽっ♥

  粘液が擦れる事で結合部から泡立った液体が溢れ出し、ベッドを、少年の尻を、狼の太腿を濡らした。

  「ぁ"っ、ぁ"っ♥くるっ、ぎぢゃっ、ぐるっ♥」

  潤滑を良くした狼の逸物が少年の中をかき混ぜ続ける。

  一突きされるごとに少年の声は上擦り。

  そして快楽の波。その予兆を感じ取った少年は雄穴を自らの意志で締め付けた。

  腸壁が、雄膣が狼の逸物を包み込み、扱き上げて。

  びぐっ、びぐんっ、と狼の逸物が跳ねると。

  ごりゅっ、ごりゅぅっ♥

  「ぁ"ぁ"っ、ぁ"っ、〜〜〜〜〜ッ♥♥」

  少年は達する。

  指で達した絶頂が、おままごとのような絶頂。何も考えられない。

  腹の中を満たす狼の逸物の感触だけがはっきりと頭の中に叩き込まれる。

  絶頂に達した事で少年の肉体は過敏に反応し。雄穴が狼の逸物を締め付け、雄膣がぎゅるぎゅると蠢き絡みつく。

  先端を、竿を。雄膣の襞一つ一つで扱き上げられる。極上の快楽に。

  「ぉ"っ、ォ"ォ"ッ!ォ"ォ"ォ"ォ"ンッ!!!」

  狼は耐えきれない。腰を仰け反らせると天を仰いで。咆哮する。

  どぶびゅるぅっ♥びゅぶっ、びゅぐっびゅぅぅっ♥びゅっ、びゅるぅっ♥

  「〜〜〜〜ッ♥♥ッ、ッ♥」

  熱い欲望の塊が少年の腹を満たす。

  肉で満たされるのとはまた違う快感。少年はそれに酔いしれながら。狼をうっとりとした瞳で見つめて。

  狼は少年に精液を注ぎ込みながら上半身をゆっくりと倒すと、少年の首筋を甘く甘く噛んだ。

  牙の痕がうっすらと刻み込まれて。

  続けて首筋を少年に押し付け、擦り付ける。

  自分のモノであると示すための、マーキング。

  狼の臭いが、少年を塗りつぶして。

  ごりゅ、ごりゅっ♥

  「へぇ"っ…?!」

  「すまっ…ないッ…だめだっ…耐えられんッ…!ォ"ォ"ンッ…!」

  ごりゅぅぅっ♥

  「ひゃ"ぁ"ぁ"ぁ"ぉ"ぉ"ぉ"っ♥♥ぉっ、っほぉ"ぉ"ぉ"っ♥」

  狼の亀頭球が迫り上がる。少年の雄穴を更に、限界を超えて拡げながら。

  少年の雄膣へ侵入し。

  膨らむ。

  前立腺を肉の塊で圧し潰され。

  「ぉ"っ…♥」

  少年はとうとう限界を迎え。繋がったまま、意識を途切れさせる。

  だが、それは。

  とてもとても。幸福な感覚だった。

  「だ、大丈夫か?」

  水浴びを済ませた少年に狼は心配そうに駆け寄った。

  …あれから何時間か繋がり続けていたらしい。おかげで少年の全身はガビガビで、お腹はパンパンに膨らんでいて。

  「だ、大丈夫です、その、すいません、ご主人様…僕…」

  少年は意識を失っていたことに対して申し訳無さそうに謝罪するが…

  「いや、あれは私の方が悪い…すまない、初めてをあんな…もっとこう、自分を抑えようと思っていたのにその…うぅ…私は…ぅぅ…」

  それ以上に申し訳なさそうな言葉を並べる狼。

  耳は畳まれ、尻尾はしゅんと縮んで。瞼を伏せつつ全身の毛並みも気持ち萎れているような。

  とにかく、なんだか見ている方がいたたまれなくなる姿で。

  昨夜の猛々しく優しい姿は一切感じられない様子。

  「あ、あの、えと…その…ご主人様がよろしければ、ぼく、またご主人様の夜伽の相手をしたい…あ、えぇっと、させてもらいたいです…」

  「…本当かい?」

  「は、はい!その…凄く…凄く…き、きもち…良かった…の、で…ぁ"っ…」

  少年の辿々しく、恥ずかしそうな言葉に狼はたまらず少年に抱きつく。

  「…これからも宜しく頼む。私の可愛い…」

  暖かく、柔らかな毛並みが、言葉が。少年の頬を撫でた。

  陽射しが柔らかく暖かく。彼らを見守っていた。

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