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「ふむぅ…むぅぁ…」
両手に持った棒をがじがじと齧りながら唸り声を上げるのはレオ。いつもの赤い褌、いつものブーツ。
勇壮な鬣に盛り上がった全身は美しさと力強さに満ち満ちている。が。
「んむぅ…んにゃぁ…」
目はとろん、と蕩け、顔は真っ赤。時折ひっく、としゃっくりをしながら手に持っている棒を齧り続けている。
うっとりとした。酩酊状態である。時折漏れ出ている唸り声は決して苦悶から来ているものではないとすぐに判断できる程度だ。
レオは両手に握っている棒を決して離さず。ごろん、と床に寝転がる。
「んにゃ、んにゃぁ…」
ぐねぐねと全身をくねらせ、棒にかじりつく姿は…猫である。
獅子の頭になっているとはいえ体は人。であるはずなのだが。というかそれを示そうとした訳なのだが。
「れ、レオ国王?」
心配そうに話しかけるのは兵士である。ほんのり顔が赤く、アルコールの臭いが少々漂っている。
…酒場のステージの上でごろごろと愛猫を思わせる仕草を取っているレオに対して恥ずかしさもあるだろうが。
始まりはちょっとしたものである。酒を飲み、レオ国王は中々酔いませんね。…またたびではどうですか?
酔う訳が無いだろう、試してみてもいいぞ。
とレオが笑いながら、ちょっと挑発気味に言うもんだから。急ぎまたたびの枝と、またたびの実から取れた汁を塗りたくって出来た棒を手渡し。
数回齧り、臭いをかぎ。そんな事をしていたら。
「…にゃふ、んにゃぁ…」
この様である。
兵士の言葉も届いているんだが、届いていないんだか、といった様子。
ふわふわとした頭ではそれも仕方ないだろう。
がじがじ、ぺろぺろ。ふわふわして、いい気持ち。
言葉にしてないがそんな単語がぴったりくるぐらいに幸せそうである。
「ふにゃ、ふにゃ…にゃぁ…ん…」
「レオ国王、ちょっとこれ以上は…」
と、兵士が棒を取り上げようとすると。レオはグルルル、と喉を鳴らし、威嚇する。
兵士が手を引っ込めれば、すぐにまたまたたびに齧りつき。
「んにゃ、んにゃぁ…」
またたびに酔いしれるのである。困った。非常に困った。
兵士がどうするか本気で考え始める頃。水でもぶっかけた方がいいのかな、打ち首にされそうだけど。
とかそんな事を考える頃。
「ん…にゃぁ…」
レオは身をよじらせ、兵士に近付いた。
蕩けながら、どこか妖艶な笑み。んでもって赤い褌にはテントが張っている。
びくっ、びくっ、と時々震えてるのが見えるし、先端もしっとり濡れてるし。
「レオ国王?レオ国王??」
「んにゃ、んにゃぁ♥」
レオはまたたびを咥えると仰向けに寝転がった。ごろりごろりと転がり、腰をくねらせ…
両の太腿を掴み、拡げ、尻の谷間を見せつける。
「こっ、国王!?」
「ふにゃ、ふにゃぁ♥んにゃ、んにゃぁ”♥」
耳がピコピコと動いて。瞬きを数度すると、その瞳の奥には桃色の光が宿ってて。
ぐぱ、ぐぱぁ、と。ずらした褌の間で雄穴が蠢き、ひくつき、汁を垂らして。期待に胸が上下に動いていて。
ごく、と兵士は唾を飲み込む。
「うにゃ、うにゃぁ♥にゃ、んにゃぁ♥」
人の言葉を忘れてしまったのか疑わしい。そんな甘える声を上げるレオは両脚を拡げたまま、片手で尻を掴み、雄穴に指を這わせる。
くちくちと淫靡な音が響いて、レオは身を震わせた。快楽を感じているのだろう、褌の下で逸物が跳ね。染みを広げていく。
「国王…?」
「にゃ、んにゃぁ♥にゃ、んにゃぁぁ♥」
甘えるような鳴き声に。
兵士の理性の糸がぷちーん、と切れた。
「国王ッ、いいですよね、犯していいってことですよね!?」
「んにゃ♥」
「うぉぉぉぉぉ!!!」
ガッツポーズをすると兵士は即座にズボンを脱ぎ捨て、下着をずらした。
ずるんっ、とレオの上腕ほどはある、凄まじい大きさの逸物が外気に晒し出される。つん、と漂う雄と汗の臭い。
閉店間際で人がほぼ居ないステージ。いやまぁ酒場の店主や店員がごくり、と唾を飲み込み見守っているのだが…ともかく。
そんな所で行為を行うという背徳。そんでもって雄臭い雄を犯せる悦び。
兵士はレオに覆いかぶさるとレオの雄穴へ逸物を宛がう。熱を帯びたそれが触れるとレオは。
「んにゃっ、んにゃっ♥にゃっ、にゃぁ♥」
嬉しそうに笑い、体を震わせる。早く入れて、と言いたげに腰をかくつかせるとがじがじと咥えたままの棒を齧り、両脚を兵士に絡める。
「挿入れますよっ、国王ッ!…えいっしゃおらぁぁ!」
ずぶぅっ♥
「んにゃぁぁぁぁ”ぁ”っ♥にゃっ、にゃふぅっ♥」
挿入された逸物の感触にレオは何処までも嬉しそうな嬌声を上げた。褌に抑えつけられている逸物がびぐんっ、と跳ねる。
「おっ、ぉ”ぉ”っ…!国王の中、気持ちよすぎッ…!」
両手を地面に突き、ぶるぶると腰を震わせると兵士は絞り出すような声をあげた。
力強い肉体。しかし雄穴の中は柔らかく、適度な締め付けでもって快楽をもたらす。腰を少し動かしただけで腸壁は激しくぬたうち吸い上げる。
雁首や亀頭に絡みついた腸壁が扱き上げ。それは自らが自らを慰める時と全く異なり…
「国王ッ、国王ッ!!」
兵士は全身をレオに押し付けると腰を振り始めた。
筋肉と適度な脂肪で形作られた胸が顔を覆うと、兵士は口を開き、胸を貪り始める。
「にゃっ♥にゃぁ”っ♥にゃっ、んにゃっ、んにゃぁ”っ♥」
胸と同時に雄穴を貪る。
雄穴は逸物が引き抜かれると少し緩み、再び挿入すると今度は逃すまいと強く強く締め付ける。
じゅばんっ、じゅばんっ、と肉体がぶつかり合う音。
「ぶはっ、国王、こくおうっ!」
「んにゃっ、にゃ”っ♥んにゃぁ”ぁ”っ♥」
兵士の、獣のような呼び声と、レオの嬌声。溢れ出した腸液が先走りと混ざり、泡立ち、淫猥な香りを立ち込めさせる。
前立腺を兵士が突き上げる度に、兵士の腹にレオの逸物がぶつかる。にゅるりと心地よくぬめり。擦れる。
雄穴から駆け抜ける快楽と、逸物から与えられる快楽。咥えたまたたびから与えられる恍惚。
「にゃっ、んにゃっ、んにゃぁっ♥にゃっ、にゃぁっ♥」
「国王ッ、国王ッ!いいですよ、イって!イってくださいッ!イけっ、イけッ!」
兵士はレオの声が濡れていくのに気が付くと、腰を振りながらレオの逸物を褌の上から扱き始めた。
ずちゅる、ぐちゅる、と下半身から響く音が粘液と欲望に塗れて。
「ニャァ"ァ"ァ"ァ"ァっ♥♥んにゃっ、んにゃぁ”ァ”ァ”っ♥」
びゅぐぅぅっ♥びゅるっ、びゅるぅっ♥どぶっ、どぶんっ♥
白い欲望が褌から一気に溢れ出す。吸い込みきる事は到底叶わず、隙間から、布地から。びゅるっ、びゅるっ、と勢いよく噴き出す。
レオと兵士を汚し、それでも兵士は構うことなく、腰を振る。
「うぉぉぉっ!?国王っ、そんな締め付けッ、たらぁっ!?」
絶頂に達したことで、レオの雄穴は締め付けを強く、そして吸い上げる感覚を狭める。
きゅんっ、きゅんっ、と。前立腺が僅かに動き、亀頭を擦り上げると。びくっ、びくんっ、びぐんっ、と。兵士の逸物が跳ね、膨らみ。
「にゃっ、にゃっ、にゃ”っ♥にゃぁ”っ♥んにゃぁ”っ♥」
レオは両脚を兵士の腰に絡め、両腕を肩に回す。きゅっ、きゅぅっ、と腸壁が絡みついて。
「ウォォォォォォォッ!!!ぐぉぉっ!!」
兵士は吼えると。
びゅぐぅぅっ♥びゅるぅっ、びゅるっ、ぼびゅるぅっ♥
「んにゃっ…♥にゃっ、にゃぁ”っ…♥♥」
一滴も零すまいと腰を押し付け、レオの中に精液を注ぎ込んでいく。
消え入りそうなレオの声は、どこまで淫らで、恍惚の色に染まっており。
その表情は、蕩け切ったものだった。
「…酔う、のか…」
レオはステージの上で体育座りをしながらぼそりと呟いた。
全身精液と粘液塗れ。頭もすさまじく痛い。呪いにかかる前、人だったころの二日酔いに非常に似ている。
記憶があまりない。いやあるのだが。少なくとも隣で同じように体育座りをしている兵士に犯されている時の記憶は残っている。
その後はうっすらと。なんか兵士だけじゃなくて店員やら店主やらにも犯されたような記憶が残ってる。
んでもってそれに対して悦んでた自分も覚えていて…正直、思い出すと少々発情しそうになる。
「そう、みたいです…すいません、国王、俺…」
「あぁ…いや…俺のせいだしな…気にするな。」
それに、とレオはにっ、と笑い、続ける。
「恥ずかしいが、気持ちよかった。また、したいものだ。」
そんなレオの言葉に、兵士はぼっ、と顔を真っ赤にして…恥ずかしそうに、嬉しそうに。
にっこりと、笑った。
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