AdAd
  
犬のアレになったガロン×レオ

  「しっかし宿取るのも久しぶりだな―。」

  と、尻尾をゆらゆらと揺らしながら欠伸交じりに呟くのはガロン。

  普段は人の姿で居る事が多いが今は狼の姿だ。

  「それどころではなかったからな。…ふむ、慣れているが魔物退治も楽ではないな。」

  その横でごきごきと肩を鳴らし汗を手で拭うのはレオ。

  二人で旅をしている所、通りがかった街で。魔物の群れに時折襲われ被害が出て困っていたらしく。

  試しに話を聞いてみれば二人の腕を見込み、討伐依頼。

  それを見事に終わらせ、街に今しがた戻ってきたばかりなのだ。

  彼らにとって大した魔物ではないが、一般人からすれば脅威となりえる。

  なので報酬もたんまり。しばらく旅費に困る事もないだろう。

  「ここんところずっと野宿だったし、水浴びもろくにしてなかったからなぁ。早く行こうぜ。」

  「あぁ。」

  二人は少々大き目な宿へと歩いていく。

  大きめな宿。大き目な部屋。というかスイートなルーム。

  「普通の部屋で良かったのだがなぁ…」

  目を丸くしながらレオは苦笑し、手荷物を丁寧に置いた。

  体格の大きな二人ですらのびのびと過ごして差し支えない部屋の広さ。ベッドも大きなキングサイズ。備え付けられた家具やテーブルなども一流の一品。

  ガロンは拳法着を脱ぎ、一糸纏わぬ姿へ。毛並みはごわついているもののやはりふさふさと全身を覆い暖かそうである。

  「レオ、この部屋バスタブもあるみたいだぜ。しかもお湯出る。」

  「…なんだか申し訳ないな…」

  よっぽど困っていたのか。そしてその脅威に怯えなくて済む。そんな喜びからだろう。

  とはいえやはりここまで至れり尽くせりだと恐縮してしまう。レオは苦笑しながらソファにちょこんと座った。

  しかしガロンはあまり気にしていない様子で。

  「ま、飯の時間までまだ時間あるし、俺先にひとっぷろ浴びてくるわ。」

  「あぁ。」

  びゅんっ、と擬音が聞こえそうな勢いでガロンはバスタブのある部屋へと飛び込んだ。

  さて。

  毛並みがごわごわだ。別にそこまで普段から気を使っている訳ではないが流石にこれは気になるレベル。

  浴室もこれまた大きい。バスタブ。シャワー。アメニティも充実。貴族が泊まれる程度の部屋。

  「すげぇなぁ。」

  尻尾が思わずぶんぶん揺れる。…狼の姿だと感情がだだ洩れになるな。これも抑えられるようにならないと。

  そう苦笑し、ガロンはさっそくシャワーの蛇口を捻った。

  「うぉっ!?…ふぅぅぅ…」

  冷たい水が全身を濡らし思わず素っ頓狂な声を上げるガロンだったが…すぐにお湯へと変わり、心地よさに目を瞑り息を吐いた。

  わしゃわしゃと全身の毛並みをボディソープで洗い流す。石鹸の匂い。普段嗅ぎなれないそれは狼の鼻だとより一層気になる。

  が、嫌という訳ではない。むしろ安堵する。自分がまだ人であると認識できる。

  いつまで自分は、人で居られるだろうか。獣に喰われず居られるだろうか。

  打ち勝つ事が出来るか。いや、打ち勝つのだ。俺は。

  わしゃわしゃと毛並みを洗う。首筋、胸、腹、脇、腕。

  鍛え上げはちきれんばかりの肉体は狼になればさらに頑強な物へと変わる。

  そのまま下半身へ。…尻尾の周りは丁寧に洗うようにしている。変な声出る時があるし。

  毛並みが水に濡れて、ぺたんこになって。

  「…あれ?」

  ガロンは少し間の抜けた声を上げた。

  いや、何か違和感がある。マズル越しに見下ろす自分の視線に、違和感がある。

  下半身。腹部に太ももに股間に…

  「えっ?…え“っ?」

  そうだ、気が付いた。ようやく気が付いた。いや、人の脳というのは面白いものだ。目の前にその事実があっても、脳自身が認識しないと受け入れない。

  …無い。己のモノが、無い。

  「ぇ”っ…?」

  ガロンは驚きのあまりあんぐりと口を開いた。完全にアホ面になってんな、と自分で思える程度の顔である。

  いや、無いわけないだろう。少なくとも前に水浴びした時はそりゃあ立派な逸物があった。自分で言うなと言う話だが。

  恐る恐る、ガロンは股間に手を伸ばしてみる。毛並みの奥底に。

  あ、あった。

  「はぁ…ぁ“?」

  少なくとも逸物が無くなったとかそう言うわけではないらしい。一安心。

  だが。まだ違和感。いや、その、逸物の形が自分の触りなれたものではないというかなんというか。

  ごく、と唾を飲み込み…ガロンは毛並みの奥底に存在している逸物を指で摘むと…ぐっ、と持ち上げる。

  ずろっ、と飛び出た逸物は。

  「んな”っ!?…なんじゃぁ“ぁ”ぁ“!?」

  「どうしたガロン!」

  浴室から聞こえてきたガロンのなんとも言えない叫び声に、レオは浴室の扉を少々乱暴に開くとその中へと飛び込んだ。

  石鹸の香りと獣の臭い。シャワーの流れる音。もくもくと立ち込める湯気。そしてバスタブに立ちすくんでいるのは間違い無くガロン。

  「え”っ、え”っ…ぇぇ…?」

  「ガロン、おい、ガロン!」

  レオの言葉が聞こえていないのかガロンはただ視線を下ろしたまま口をパクパクと動かしていただけ。

  ズカズカとレオが近付こうとすると…ガロンははっ、とした表情を浮かべると顔を一気に真っ赤な物へ変え、毛並みを逆立てると股間を隠した。

  「れっ、レオ!?い、いやっ、なんでもっ、なんでもねぇ!ねぇから一旦出てくれ!」

  「…今更何を恥じらっている。別に裸を見られた所で何ともないだろう。」

  まぁひとまず体調がとか襲われたとかそういうものではないというのが確認出来た。

  レオはため息をつき、ガロンに近付く。

  そう、抱きもしたし抱かれもした。今更互いの裸を見る事に抵抗なんてないだろう。が。

  「いっ、いやっ、そのっ、そうなんだけども!そうなんだけども!!!」

  ガロンはわたわたと慌て、何か前が隠せるものが無いかを探しているようだ。

  …むらっ、とした。レオは自らの褌を押し上げる逸物の感覚ににんまりと頰を釣り上げる。

  「なんだ。そんな事されたら俺はむしろ滾ってしまうぞ。隠すな隠すな、俺に勃起チンポを見せろ。今から啼かせてやってもいいし。」

  「ちがっ、違うんだって!やめっ、レオ、やーめっ…!!」

  言うが早いか。レオはバスタブに近付くとガロンの体を抱きしめガッチリとホールドする。

  濡れた毛並みは酷く獣の臭いがする。あぁ、興奮してしまう。

  ガロンの両手を掴み、そのまま股間へ視線を下ろすと。

  「…うむ?」

  レオは首を傾げた。

  …いや、たしかに逸物は勃起している。うむ。だが。

  スラッとしてる。いわゆる亀頭はなく、鈴口は先端にちょこんとあって。肉で出来た竿、というよりも棒そのもの。睾丸が無く、明らかに人のモノと違う。

  「これ…は…」

  「みっ、みんなっ!見んなよぉ!」

  あぁ、犬の生殖器だこれ。

  羞恥から顔を真っ赤にし喚くガロンに…レオは全身を脱力させ、にんまりと釣り上げた頰のまま大声を上げて笑った。

  「くはははっ!いいじゃないか!別に俺は構わんぞ!犬のモノも悪くは無い!むしろ俺が抱く時邪魔じゃ無くて済むな!」

  「ばっ、バカ言ってんじゃねぇよ!!!だ、だって、これっ、これ!俺っ、どうすりゃあいいんだよぉ!?そこまで獣になんてなりたくねぇ!」

  「どうせ性処理する時は獣みたいなものだろう!今更何を!」

  「うるせぇ!!!」

  [newpage]

  「んぅ…?」

  眠りにつきそんなに時間は経過していないはず。だがガロンは意識を覚醒させた。

  大した魔物ではなかったとは言え疲れていないと言えばそれは嘘になる。フカフカのベッドは心地よく体を包み込み疲れを吸い上げていくようなのに。

  微睡みが、引いていくような。

  ぢゅぶぢゅぶと水の音が聞こえる。下半身がじんわりと暖かいような…?

  「んぶぅっ、んぶふぅっ…」

  ガロンはゆっくりと瞼を開く。暖かい下半身。ぢゅぶぢゅぶという音。

  視界に飛び込んだのは…

  「レオ…?」

  ぼんやりとしたガロンの言葉に、レオは上目遣いでガロンに視線を送る。

  しかし口と手は止まることが無い。顔を上下に動かし、頰を窄め、ガロンのペニスを責め立てる。手はレオ自身の雄穴へ伸び、ぐぢゅぐぢゅと掻き混ぜごぼごぼと音を鳴らしていた。

  「あぁ、ガロンっ、んぶっ、はぶぅっ❤︎んっ、んぐぅっ❤︎」

  互いに抱き、抱かれた。だがこのように浅ましく雄を求めるような事はあまり無かった。

  あっても、よほど発情している状態。自分を喪うレベルに発情した時だけだった。だから、ガロンは少し驚く。

  「はぁっ、はぁっ、起きたならっ、いいだろうっ…❤︎」

  そういうとレオは口からだらだらと唾液を零すと名残惜しそうにガロンのペニスを口から解放した。

  そしてガロンに背を向けるとベッドに上半身を倒し下半身を突き上げる。

  両手で尻を掴み、ぐぱぁ、と拡げる。拡がった雄穴は既に大量の腸液を零し、塞ぐものを求めるように激しく切なく蠢いて。

  顔を向けるとレオは目を蕩けさせながら。腰を振る。

  「お“っ、ぉ”ぉ“っ❤︎チンポっ、犬チンポっ❤︎俺のケツマンに犬チンポ突っ込んでくれぇっ❤︎メス犬にしてくれぇっ❤︎たのむっ、ガロンっ❤︎はやくっ、はやくっ❤︎俺のケツマンに犬チンポ突っ込んで種汁注いでくれぇっ❤︎」

  ガロンのペニスはいきり勃ち。そして目の前にはこの上なく扇情的な雌。

  汗でしっとり濡れた全身。ガロンよりもなお豊満ではち切れんばかりの肉体。香るのは雄の臭いと汗の臭いと石鹸の匂いと雄を求める雄の臭い。

  役満である。

  「グゥゥゥゥゥッ!!!」

  ガロンは唸り声を上げると体を翻し、レオに背後から覆い被さった。

  唾液が止まらない。ぼだぼだとレオの肉体に零れ落ち、熱く焼く。

  「ぁ“っ、ぁ”っ❤︎ガロンっ、ガロンッ❤︎」

  甘えるように喉を鳴らし、目を上に向かせるレオ。

  その上半身に肉体全てを押し付けるとガロンはレオの両腕を掴み、下半身を押し付ける。

  ペニスを雄穴にあてがい、がくがくと腰を振るとレオは悦びに甘い声を漏らした。

  「ゥゥッ!グゥゥゥッ!!」

  「ぁ“っ、ぁ”っ…がろっ…ォ“ォ”ンッ❤︎」

  ずぶごぼぉっ!

  肉の擦れる音が部屋の中に鳴り響き、レオは歓喜の嬌声をあげた。

  ガロンもまた、心地よくペニスを締め付けるレオの雄穴の感触に酔いしれ、ブルブルと腰を震わせる。だがまだ行為は。

  いや、交尾は始まったばかりだ。

  がつがつと腰を振り、ガロンはレオの中をペニスでかき混ぜる。

  「ぁ“っ、ぁ”っ、ぁ“ぁ”っ❤︎い“っ、い”い“っ❤︎いぬっ、犬チンポい”ぃ“っ❤︎」

  「ガゥゥゥゥッ!!グルルゥゥゥゥッ!!」

  レオの嬌声にガロンは頰を釣り上げるとレオの肩口に噛み付く。何度も何度も噛みつき、牙の痕を刻み込んで行く。

  ガロンのペニスはレオの雄穴の中をスムーズに通り抜け、どつどつとレオの前立腺を中心に的確に腸壁を突き上げていく。

  熱く、硬く。雄穴を捲りあげられる感覚はヒトのモノと違い、圧倒的で暴力的だ。

  頭が吹き飛びそうになる。…いや、もう吹き飛んでいる、か。

  「ぁ“っ、ぁ”っ、ぁ”ぁ“っ❤︎ぐるっ、いぐっ、お”っ❤︎ぁ“っ、メスイキッ、ぎでるぅっ❤︎い”っ、い“ぎイギイグゥぅ❤︎」

  びゅううっ❤︎どぶっ、どぶっ、どぶびゅるぅっ❤︎

  ガロンの激しい交尾を前に、レオはあっという間に果てた。

  触れてもいない逸物から大量の白濁液を吐き出し、ベッドを汚す。

  溜まっていたのだろう、ベッドに落ちた精液は濃さも量も、ヒトのモノと明らかに違う。

  布に吸われることはなく、ゼリーのようにその場に留まり、強い雄の臭いを放った。それがガロンを、レオを、昂らせる。

  絶頂に達したことでレオの雄穴は一層強く、ガロンのペニスを締め付け、絡みつき。撫で上げる。

  がくがくと、かくかくと。強く、小刻みに。ガロンは腰を振り、ペニスの抽送を続ける。

  レオの両腕に爪を立て、皮膚を傷付ける。

  「んっ、ぁ“っ❤︎ぁ”ぁ“っ❤︎もっとっ、もっとだぁ”っ❤︎」

  絶頂に達しながらもレオはさらなる絶頂を求め、はしたない雌獅子の芳香をあげながら腰を振る。

  二匹の動きが噛み合えば、レオの奥底まで。ガロンのペニスは侵入する。

  先端を熱くぬるりとした襞が撫で上げ。竿全体を腸壁が締め付ける。

  「がぁぁぁぁ“っ!!ぐぅぅぅッ!!!!」

  ガロンはレオの肩から牙を離し、心地好さそうに腰を震わせると天を仰ぎ、尻尾を大きく動かした。

  「ぉ”っ❤︎ぉ“ぉ”っ❤︎ぉ“ぉ”ぉ“ぉ”ぉ“っ❤︎」

  シーツをがっしりと掴み、レオは歓喜のあまり涙を流しながら目を上に向かせた。

  ガロンもまた、額に血管を浮かび上がらせ、激しく吼える。

  絶頂の向こう側へたどりつくために。ガロンはレオを抑えつけながら…一気に腰を突き出す。

  がごっ、がごぉっ!!

  レオの腹から突き上げる音が響くほど激しく。ペニスを抽送しそして。

  「アォォォォォォッン!!!」

  びゅうっ…どびゅううぅっ❤︎びゅるびゅるぅっ❤︎びゅるびゅるぼびゅるぅっ❤︎

  「んぁ”はぁ”ぁ“ぁ”っ❤︎ぎらぁ“ぁ”っ❤︎たねっ、種汁ぎらぁ“ぁ”ぁ“っ❤︎」

  注ぎ込まれる精液の感触にレオは再び果てる。白濁液こそ吐き出さないものの、快楽と恍惚は筆舌し難く。

  逸物から精液と先走りが混ざった液体がドロドロと滴り落ち。

  「ゥゥゥゥゥッ!!!グルゥゥゥッ!!」

  「ぉ“っ、お”っ❤︎いいっ、いいぞっ❤︎たまっ、球まで入れッ…あぁはぁ“ぁ”ぁッ❤︎」

  びゅううっ、びゅるぅっ、びゅるびゅるぅっ…❤︎

  ごりごりっ、ごりゅっ、ごりゅりゅっ❤︎

  ガロンのペニスの根元から、亀頭球がせり上がり…レオの中に入り込んで行く。

  絶対にこの雌を孕ませるという、体の機能。ごりゅごりゅと肉体を割り拡げ、結合部の密着をより強いものへとしていく。

  そうすれば行き場を失った精液は、レオの体内へ一つ残らず注ぎ込まれていく。

  「ぉ“っ、ぉ”っ❤︎んぉ“ぉ”っ❤︎」

  新鮮な精液がレオの腹を膨らませ。その恍惚に酔いしれる。

  恍惚に酔う雌は、この上なく蠱惑的で。ガロンは腰をかくかくと動かし、結合部の先のペニスでレオの雄穴を撫でてやる。

  良い子、良い子、と言わんばかりに。そしてそれは更に、幸福と恍惚を増して。

  「な、治ってた…」

  げっそりとした表情でガロンは絶え絶えに呟くとベッドに倒れ伏した。

  ベッドの上は正直精液と体液混じりで寝たくないがそうも言っていられないほどの疲労感。

  結局一度の交尾だけで終わる訳はなく。数度にも及ぶ種付けの末、ガロンもレオも意識を喪ってしまい、朝に至る。

  たしかに快楽と恍惚にみちていた。が。その分疲労も半端ではない。

  しかしもう一方のレオはというと。

  「ふぅ、良い朝だ。ガロン、お前も早くシャワーを浴びろ。また襲うぞ。」

  ツヤツヤテカテカ。満ち溢れるエナジーに雄の臭いと雌の臭い。普段だったら即襲うほどのフェロモン。

  だが今のガロンにそこまでの元気は無い。

  「やめろ…てか休ませろ…やっとチンポも戻ったんだし…」

  「ふむ、そうか。それは残念。孕むかと思うぐらい激しくて良かったんだがなぁ。犬チンポも悪くない。」

  愛おしそうに腹を撫でるレオにガロンははぁぁぁ、とため息をつく。

  「俺はもうしばらくいい…普通が一番だ普通が。」

  狼男に普通も何もあるのか、とレオは言いそうになったが止めた。

  なんというか、あまりにも今のガロンが情けないというか、可哀想というか。

  「まぁそう落ち込むな。気持ちよかっただろ?」

  「…まぁ…」

  「俺が抱いてやるから。ほれ、早くシャワー浴びろ。」

  「…わふっ…」

  見送る背中は、とてもとても頼りなくて。

  昨日の夜レオを抱いていた雄とは、狼とは到底思えなくて。

  レオは、笑った。

AdAd