仕事終わり、駅前を通るといつになく人が多い。すれ違う人の多くがドラキャラやゾンビの仮装をして楽しんでいる。そういえば今日は10月31日…ハロウィンだ。
しかし、イベントに誘うような友達も彼女も居ない俺には縁の無いこと。俺は喧騒から離れるように路地裏へ向かった。
俺の人生はずっとこうだ。当たり障りなく、誰とも関わることなく…。本当はさみしかった。でも、成人してからというものどう心を開いていけばいいのかわからなかった。
「お兄さん!」
後ろから少年の声で呼び止められた。振り替えるとそこには、白い布を被ってお化けの仮装をした少年の姿があった。
「トリック・オア・トリート!お菓子をくれなきゃイタズラするぞ!」
少年は両手を上げてお化けの真似をする。
「わはは、かわいいおばけさんだね。おかし…おかし…持ってたかなぁ」
俺はカバンを開けてお菓子の代わりになりそうなものを探す。すると、会社でもらった飴がひとつ出てきた。
「ごめん、これくらいしかないけど…」
俺は少年にその飴を渡す。小さい飴だったが、それでも少年は嬉しそうに受け取った。
「ありがとお兄さん!」
「どういたしまして」
「これが飴かぁ…」
「食べたことないの?」
飴を食べたことないとは驚きだ。最近の子は食べないのかな?
「えっ、そんなことないよ!おいしいよね!」
そういうと少年は白い布の内側で飴食べはじめた。
クシャックシャッ
えっ!?袋ごとたべてる?
「甘くておいし~!!ちょっと固くてトゲトゲしてるけどおいしいよ!!」
「あ、うん、それならよかった…」
「ねぇ、お兄さん、どうして元気ないの?」
そう言われてハッとした。
子供の勘というのだろうか、子供はよく人を見ているなと感心した。
「うーん、そうだね…色々疲れちゃったのかな…」
理由が多すぎて言葉に出来ない。
モヤモヤした気持ちが胸いっぱいにあるのだ。
「ふーん、じゃあさ!一緒に遊ぼうよ!」
「遊ぶ!?俺と?」
「うん!ハロウィンって楽しい"らしい"よ!」
「で、でも俺はハロウィンって歳じゃないし…仮装も無いしさ…」
「大丈夫!僕がお兄さんを仲間にしてあげる!」
「うーん…」
面倒なことになっちゃったな。遊んでくれるのは嬉しいんだけど…
「お兄さん仮装が無いんでしょ?ならとっておきをあげる!」
「とっておき?」
すると、少年は白い布の下から手を出した。その手は動物の用に毛むくじゃらで、仮装にしてはやけにリアルだ。
「お兄さん後ろむいて~!」
「えーっとこう?」
俺は少年に背中向けた。
「もっとお尻突き出して!」
「えっ!こっ、こうかな?」
すこし恥ずかしいが仕方ない。少年の前でお尻を突き出した。
「最初はちょっとびっくりしちゃうかもだけど、すぐに気持ちよくなるから!」
「気持ちよくなる?」
「じゃあいくよ!ハッピ~ハロウィ~ン!」
少年はそう言うと毛むくじゃらの指先で、俺のお尻の上辺りをツンと小突いた。
小突いた瞬間だった。
お尻の辺りから全身に何かが駆け抜けた。
それに反応してピクンッと身体が震えてしまう。
「おあッ!?」
感じたことのない刺激に、思わず声を漏らしてしまう。
少年の冗談ではなく、本当に身体に何かされたと実感した。
力なくそのまま四つん這いに倒れる。少年を見るとキラキラした目で俺を見つめていた。
「な、なにこれ?」
「フフッびっくりした!?でもね~、も~っとびっくりするよ~!」
「どういうこと?」
お尻を小突かれて数秒が経ったが何ともない。
さっきのは気のせい?
それにしては、身体を弄くられたような不気味な感覚だった。その証拠にさっきから冷や汗が止まらない。
「そろそろかな?」
「そろそろ…?」
少年はなぜか俺のお尻を見ている。
不思議に振り返るが何ともなっていない。
少しだけ小突かれたところがジンジンするが…
「…んんっ…!?」
お尻のジンジンが収まらない…。
「始まったかな?」
「なんだ…これ…ケツが…くふぅ…」
まるで凄腕のマッサージ師にお尻をこれでもかと指圧されているような感覚。尾てい骨の辺りがドンドン気持ちよくなっていく。
「くぁぁ…?な、なにこれぇ…??」
もはやマッサージの粋を越えていた。感じるのは官能的な快感だった。それもグリグリと押し潰すような連続的な快感。
「きもちぃ、いい…!お、おかしく…なるぅ…!」
快感で腰が抜けてしまい、身動きが取れない。
このままじゃ、なんかやばい…。
「しょ、少年…!これは、いったいぃ…なん、なんだぁぁ…?」
吐息が漏れて上手く喋れない。そんな俺の様子を少年は嬉しそうに見ていた。
「大丈夫、だいじょぉぶ!」
「っ…ふぅん…ふぁぁ…が、我慢で…きな、いいぃ…」
人前にも関わらずズボンの中でムラムラしてしまう。
「ち、ちん…がっ…」
「フフッお兄さんかわいいね」
「か、かわいくっなんか…」
一度下腹部を意識すると、ムラムラは抑えられなくなっていた。呼吸をする毎にチンチンはビクンッと震え、今にも爆発してしまいそうだった。
「た、たすけ…て…気持ち…よすぎて…!!」
「気持ちいい?よかったぁ~!でもこれからもっともぉ~っと気持ちいいよ!」
ビクンッ!
その瞬間、尾てい骨に電流が走った。
「ひゃっ…ん!」
くすぐられているような、身体の芯を貫かれたようなその感覚に思わず声をあげてしまう。
ビクンッ…ビクンビクンッ!
「ひゃあぁぁ!?」
尾てい骨が勝手に動いているみたいなそんな感覚。動く度に何度も身体の芯を貫かれているようだ。
「だっだめぇ!?漏れちゃうっ!!」
ビクンッ!
ビュクッビュルル…
咄嗟に片手で抑えたが間に合わなかった。パンツの中に少し噴き出してしまった。
「クッ…ふぅぅ…はぁ…はぁ…」
「まだまだ続くよ!というかこれからもっともっと良くなるんだから!」
お尻が熱い…発熱しているみたいだ。どんどんお尻が敏感になっていくのがわかる。そして、尾てい骨がひとりでに
動いているのを感じる。呼吸をする度に、尾てい骨はジンジンとした痛みを伝えながら、ビクンと震えている。
「ま、また来るっ…!」
ビクンッ!ビクンビクン!
「んくぅ~ッ!!」
快感の周期がドンドン狭まっているようだ。
準備が整おうとしているんだ。
ビクンッビクンッ
ビクンッ!
「お尻ッ…熱い…!熱いぃ…!!んぁああ!!」
「がんばれ!がんばれ!!」
熱が最高地点に到達した。今、力を緩めたらきっとこの熱が溢れ出してしまう。
「んんっ!がまんっ…!!」
「お兄さん我慢強いね!!でも無理しちゃダメだよ!ほら、つーん!」
少年の指が、俺の今一番敏感な場所に触れた。その瞬間ビリビリッとした感覚が全身を駆け巡り、俺の最終防衛ラインを崩壊させた。
「ダメだぁあああああああ!!!」
俺の吐息混じりの咆哮と同時に、スーツのズボンがモリモリッと盛り上がった。俺の中から何かが這い出てきたのだ。慌ててそれを引っ込めようと我慢する。
「お尻がッ!グッ…!くううううううう!!」
勢いを一瞬抑えられたものの、我慢は続かなかった。
気を緩めたら瞬間、濁流のように俺から何かが生えてきた。
「なにこれっ!?出るッ!?出ちゃうううううう!!」
ズリュン!!
ズボンを引き裂き飛び出したのは、灰色の動物尻尾だった。
「尻尾!?んああああ!気持ちよすぎるッ!んんんんんんんんん!!」
尻尾は伸び続ける。メリメリと伸びる度に、官能的な刺激が全身を貫き、俺の身体を支配した。もう我慢なんてできなかった。尻尾の刺激にされるがまま、俺はチンポをビクンビクンと震わせて、パンツの中に吐き出し続けた。
「ふぅ…ふぅ…な、なんだよこれ…!?」
尻尾の成長が終わり、やっと呼吸が整った頃、俺は自分の身体から生えてきた尻尾を見て唖然とした。
確かめようと尻尾を掴むと、脳に尻尾が触られたという信号がダイレクトに届く。
「んんっ!?」
確かにこの尻尾は俺から生えているようだ。
「ダメだよ~生えたての尻尾をそんなに乱暴に触ったら。敏感なんだから優しくね!」
一通り見終えた少年がニヤニヤしながら近づいてきた。
「君は…何者なんだ!!俺はどうなったんだ!?」
「フフフッ!いいよ!教えてあげる!」
少年はそう言うと、白い布をバサッと払った。
すると、中から出てきたのは…
「狼…?」
そこにいたのは二足歩行の狼だった。一目見てそれが仮装なんかではなく、本物であることがわかった。
「狼…男!?」
「うぅ…やっぱり僕のこと怖いかな…」
少年は自信がなさそうにシュンとしている。
「…」
改めて少年の姿をみる、顔つきは狼のそのもの、でもよく見てみると動物らしくてかわいい。
「い、いや…怖くないよ!」
「ほ、本当?」
「うん…」
「よかった!!あ、あのさ…もしよかったら…僕と友達になってよ!!」
少年は恥ずかしそうに目をつむると、片手を伸ばして握手を求めてきた。その姿からは悪意を感じなかった。
「へへ、いいよ!でもちゃんと元に戻る方法教えてよ?」
俺は毛むくじゃらの手に自分の手を重ねた。
「友達になってくれるの!?やったあああ!!」
狼少年はすごく嬉しそうだった。狼少年はそのままの勢いで俺に飛び付いてきた。少年の毛皮は暖かくて、なんだか心が救われたような感じがした。
「僕ね!ルーガって言うんだ!よろしくね」
「俺の名前は…みちる。よろしく」
「わーいわーい友達だぁー!友達友達!!」
「お、おいそんなに抱きつくなよ…!スーツが毛だらけになっちまうだろ」
毛どころか尻尾で大きな穴が空いてしまったけど…
「それよりルーガ!この尻尾元に戻してくれよ!こんな姿じゃハロウィンは良くても、会社に行けない。」
「うーん、今日1日は元には戻らないんだ…朝の光を浴びれば自然と縮んでいくはずなんだけど…」
「まじかよ…先にいってくれよー」
少年は反省した様子でシュンとなっている。
「あ、でもね、変身はできるよ!」
「変身?」
「尻尾だけじゃなくて…狼になるのさ!みちるも一回狼になってみようよ!!」
少年は目をキラキラさせながらそう言った。きっと一緒に変身してほしいのだろう。
「…」
「嫌かなぁ?」
俺は振り返って尻尾を見てみる。尻尾は嬉しそうにユラユラと揺れていた。
恥ずかしい気持ちもあったけど、ルーガみたいに狼になれたら楽しいんだろうな。
「あのさ…ルーガ。」
「なに?」
「狼になるのって…どんな気分?」
「うーん、僕は狼だからわかんないよ」
「そ、そうだったな。」
「でも狼は楽しいよ!風を切って走ったり、月に向かって吠えたり、あと…」
「…なるよ!」
「えっ!?」
「俺、狼になるよ!」
「いいの!?やったぁー!みちる大好き!!」
ルーガは嬉しそうに僕に抱きついた。その気持ちが嬉しくて俺もルーガの頭を撫でた。
だがひとつ懸念もある。聞いておかなくては…
「ちなみにさ…狼になるのもさっきくらい…その…気持ちいいのか…?」
「あぁ…うん…さっきよりももっとすごいかも…」
「だよなぁ…」
尻尾だけであれだけ気持ちよかったんだ。全身ともなればきっと正気ではいられない。
「嫌…?」
「嫌じゃないよ!ただ、乱れてるところをあんまり見られたくないというか…」
「さっきのみちる、かわいかったよ!だから大丈夫!」
「かわいいって…」
まぁ仕方ない…ここまできたら最後まで付き合ってやる。
俺たちは路地裏から更に離れて人通りのほとんどない空き地に向かった。空には大きな月が浮かんでいる。
「ここなら人目もない、大丈夫だろ…」
「じゃあ早速はじめちゃうね!」
「おう、頼む」
俺が頷くとルーガは俺の鼻先を指でツンと押した。
変身の原理はよくわからないが、これだけで狼男は人を狼に変えることが出きるらしい。この方法だと効果は一時的なものらしいが、こんな不思議なことが現実で起こるなんて、夢でも見てるみたいだ。
「フフ、すぐ始まるよ!」
「うん…感じるよ…」
生えたての尻尾がゾワゾワする。胸の奥がざわつく。
さっきと同じだ。
「ルーガ…」
「大丈夫だよ、ちゃんと見てる」
ドクンッ…ドクンッ
心臓の鼓動を感じる。身体が熱くなってきた。
今になって不安な気持ちが湧いてくる。
「ルーガ…怖いかも…」
そう言うとルーガは黙って俺の手を握ってくれた。
嬉しくて尻尾を振ってしまう。
そうこうしていると、なんだか胸がモヤモヤとした気持ちでいっぱいになってきた。
「あぁ…なんか…溢れでてきそう…うぅ…」
「大丈夫…我慢しなくていいよ!」
「…うぅ…出したい…出したい…」
モヤモヤは更に沸き上がる。沸き上がるこの気持ちを口から吐き出したい。解放したい。心の底からそう思った。
「うぅ…出すぞ…」
俺は肺いっぱいに空気を吸い込んだ。そして腹筋に力を込めて月にめがけて解き放った。
「ウォ…アオオオオオオオオオオン!!!」
それは俺の人生初めての遠吠えだった。胸のモヤモヤが全て吐き出され、清々しい気持ちが沸き上がってくる。
気持ちがいい…もっとしたい…!!
「アオオオオオオオオオン!アォオオオオオオン!!」
まるで身体が楽器になったみたいだ。音が空間を身体を全てを震わして、ひとつになってるみたい。気持ちいい…!気持ちいい!!
「アオオオオオオオオオオン!」
「みちるの遠吠えカッコいいよ!!僕も!アオオオオオオオオオオン!!」
ふたりの遠吠えが共鳴する。
『アオオオオオオオオオオン!!』
遠吠えに夢中になっていて気がつかなかったが、いつの間にか俺の身体は少しずつ変わっていた。
顎や頬、胸からは茶色い毛皮が生えはじめていた。
空気を吸い込む度に、身体も大きくなり、スーツが悲鳴をあげている。
変身は俺だけではなかった。ルーガも同様に大きくなっている。
「みちる兄ちゃん…!変身が始まってるよ!アオオオン!!」
「ウオオオオオン!!ルーガも!大きくなってる!?」
気持ちいい。全身に力が湧いてくる。五感が冴えて、空気の振動すら感じ取れる。
「みちる兄ちゃん…いっしょに!」
「あぁ…ルーガ、一緒に狼になろう!!」
「「アオオオオオオオオオオン!!!」」
メキッメキメキ
やべぇ…全身が気持ちいい!!骨格が変わってるんだ…!
鼻が伸びてる…!牙が…伸びて…!俺狼になってるんだ!!
「アオオオオオオオオオオン!!」
ビリリッとスーツが破け、背中から毛皮が飛び出した。
背中からゴキゴキと音がなると、身体は猫背になり、首は前に伸びていった。
ルーガもかわいらしい見た目から獣らしい見た目へとどんどん変わっていく。
「みちる兄ちゃん…僕…我慢できナい…ィィかも…元に、戻っちゃウゥ…」
ルーガは頭を抱えて耐えているが、ルーガの身体は盛り上がり、あっという間に俺の背を越えてしまった。
ルーガの様子をみて、俺の肉体は本能的に反応していた。
全身がルーガの肉体を求めて火照り始めた。
「ルーガ…すげぇよ…お前…カッコいい…!!俺もルーガみたいに…なりたい!!グオオオオオ!!」
やばい…我慢できねぇ…!!チンコが…勝手に…!!
「アオオオオオオオン!!」
ビュルルルルル!!
射精と共に俺のチンポは根元までズルリと皮が剥けてしまった。するとチンポの根元には狼特有の瘤が作られていた。
「すげぇ!これが狼チンポ!!カッコイイ!!グオオオオオ!!」
ドピュッ!ビュルル!!
狼チンポから出た精液は人間の頃よりも粘度が高なり、臭いも強烈になっていた。射精する度に、金玉が膨らみ重みを増していく。
数回の射精で俺の臭いが空き地に充満した、それを嗅いだルーガがムクリと起き上がり、目の色を変えて俺に近づいてきた。
「ミチル…エロイ…!!オレノモノ…ニナレ!!グオオオオオ」
「ルーガ…!?」
ルーガから発せられる臭いで全てを理解した。これはフェロモンの臭いだ。ルーガは俺を雌として手に入れようとしているんだ。
その証拠にルーガの毛で覆われた股ぐらには、巨大な肉棒が反り立っていた。その姿は野獣そのものだった。
目の前に現れてた圧倒的な雄に、俺の身体は恐怖ではなく興奮を感じていた。
「ルーガァ…スッゲェ…」
「ガルルルル…!」
ルーガは獲物を狩るように俺をじっと見つめ外さなかった。俺もそうだった。
ルーガにめちゃくちゃにされたい。
ルーガに喰われたい。
ルーガのモノになりたい。
全身がムラムラして収まらない。ルーガのあの巨大な狼チンポを根元までグッポリ差し込まれたい。
「ワオオオオオオオオオオン!!」
ルーガが吠えた。その意味を何となく理解した。
俺はそれに答えるように頭を下げると、ルーガはゆっくりと近づき、俺の背後からマウントする形で背中に前足をかけた。
ルーガのチンポが後ろ足に当たってる…。これがいまから俺の中に挿るのか…?こんなデカイの挿入されたら…死んじゃうかも…
ルーガの息が荒い…ついにくるんだ。
俺は覚悟を決めて、出来るだけルーガの巨体を支えられるように前足を伸ばした。
ルーガの熱が俺の秘部に当たる。俺の期待は最高潮に達していてた。
「ウォン…」
ルーガは呼吸を整えると、息を止めて一気に腰を打ち付けた。
「ウオオオオオンッッ!!」
ルーガの熱は俺の腹を一瞬にして貫いた。
しかし、ルーガは腰を突き立てて更に俺に侵入してくる。
デカすぎる…息が出来ない…死ぬ…!死んじゃう…!!腹が熱い!!
ルーガの亀頭球がゆっくりと押し込まれ、グッポっと入るとルーガはやっと息を吐き出した。
「ウォーフゥッ…!フッ…フゥ…グォン!!」
ルーガの熱が、身体から、チンポから伝わり、俺の身体を包み込んでいく。その感覚がとても心地よくて、頭がクラクラした。このまま死んでもいい。そう思えた。
しばらく時間が止まったみたいに、俺たちはじっとお互いの温もりを感じていた。とても幸せだった。
「クゥーン…」
ルーガが小さく鳴いた。続き始めるようだ。
俺は頷くかわりに、ルーガの顔を舐めてやった。するとルーガはチンポをゆっくりと引き抜く。しかし、亀頭球のせいでなかなか抜けない。ルーガはイライラしたのか俺の身体をおさえつけて無理やり引き抜いた。
グッポン!
卑猥な音と共に一時的に俺からルーガが抜かれた。
ルーガのチンポが抜かれても俺のお尻はルーガの形を覚えていて、元には戻らなかった。
ルーガは再び俺の穴に自らをあてがった。
ついに始まるんだ。覚悟はもう決まってる。
「アオオオオオオオオオオン!」
俺の遠吠えを聞いて、ルーガは腰を引いた。そして釘を打つように、俺の身体を何度も突きはじめた。
ズンッ!
毛皮と毛皮が衝突し、鈍い音が響く。
それと同時に俺の意識が一瞬飛んでしまう。
「グオオオオオ!!!」
よろめく俺なんか気にもしないで、ルーガは快感に身を任せて腰を振った。
ズンッズンッズンッ!
最初は乱暴に振っていたルーガも、次第に小刻みなストロークに変えて、俺の一番奥のコリコリしたところをグリグリ刺激してくる。
「キャウンッ!?キャウウウン!!」
ダメだ!そこは…!頭が…!おかしく…なるぅううう!!!
プシャアアアアアア!!
強烈な責めに負けて、俺は潮を吹いていた。
しかしルーガの攻撃は止まらない。今度は長めのストロークで、亀頭球をグッポリ押し込んできた。
お尻がぁぁ!壊れるぅ!!キモチイイイイ!!!
「アオオオオオオオオオオン!!」
勝利を確信したルーガの遠吠えが空き地に響き渡る。
そこには、ニンゲンはおらず、肉欲を貪るケダモノ2匹しかいなかった。
もう、お互いに限界だった。
俺の中でルーガがいままでで一番大きくなっている。
俺もそうだった。ルーガがくれたものでいっぱいだった。
きっとルーガと最後まで行けば、俺は人間に戻れなくなるだろう。本能的にそう感じた。ルーガに俺の中まで獣に作り替えられるんだ。身体が武者震いしていた。本当は怖い。でもそれ以上に嬉しかった。
いままでの人生、こんなに求められたのは初めてだったから。不思議な出会いだったし、まだお互いのこと何にもわからないけど…ルーガとなら…。
「グオオオオオオオオオ!!!」
ルーガが吠えて限界を伝えてきた。俺はその時をじっと待つ。
その時だった。ルーガが当然動きを止めてチンポを引き抜こうとしたのだ。
「グルルル…」
ルーガの苦しそうな声が聞こえた。きっと最後の最後で理性を保って俺を完全な狼しないよう、我慢しているのだろう。
その気持ちが嬉しかった。でも俺の意識は決まっていた。
俺は前足でルーガの身体にしがみついた。
「ウォン!?」
ルーガは驚いていた。しかし、慌てて引き抜こうとする。
きっと、いつ射精してもおかしくないからだろう。
でも、俺は離れなかった。逆にお尻を突き出してルーガを体内に戻していく。
ルーガのほしいんだ!もう、戻れなくてもいい…!!ルーガのツガイにしてくれ!!!
俺はとどめとばかりに括約筋でルーガのチンポを絞りとる。
「クォオオン!?」
慌てた様子のルーガ、しかし俺の決意が伝わったのか、ルーガは離れるのを止めた。
そして、お互いアイコンタクトするとルーガは俺の首筋にガブリと噛みつき、俺の身体をロックした。
「アオオオオオオオオオオン!!」
ルーガの最後の追い込みが始まった。
ひと突きひと突きが俺の身体を作り替えていく。まるで俺自身がルーガのチンポになってしまったみたいだ。
「フゥーッ!!フゥーッ!!フゥーッ!!」
ルーガの息が荒い、血が出るくらい強く噛みついた。
そして、ついにその時がきた。
俺はふと月を見上げた。
月の光はまるで俺たちを祝福しているみたいだった。
ルーガの渾身の一撃で、俺の一番奥でルーガが果てた。同時に俺もルーガに押し出されるように射精をした。
「アオオオオオオオオオオン!!!」
射精と共に、ルーガの亀頭球は膨らみ、俺の尻に栓をした。余すことなく吐き出されたルーガの遺伝子は、俺の体内に行き渡り、俺を書き換えていく。その感覚がやばいくらい気持ちよくて、射精が止まらなかった。
それから小一時間ほど、俺たちは繋がったままキスをした。狼のキスは犬歯がかち合い生々しい。長い舌はお互いの喉の奥まで達する。こんな気持ちいいキス、人間じゃあ絶対に経験できないな。
「みちる…」
「ルーガ…」
それ以上言葉はいらなかった。
俺たちは結ばれたんだ。
落ち着きを取り戻したルーガは、恥ずかしそうだった。
「本当の僕の姿、怖くない?仲間からもお前は大きくて怖いってよく言われたんだ…。」
どうやらルーガは巨体な身体にコンプレックスを感じていたようだ。だから俺の前に現れたときは小さい姿になっていたのか。
「…すげぇカッコいいよ!!惚れちまったぜ!」
「ごめんね…みちるを狼男にしちゃった…」
「謝るなよ!自分で決めたんだ。狼になれて…ルーガと一緒になれて嬉しい」
「みちる…ありがとう!!大好き!」
ルーガは巨体のまま飛び付いてきた。
「グハァッ!」
「ご、ごめん…」
「たく…もう少し自分の大きさ考えろよな…へへ」
「あのさ…一応確認なんだけど…俺って狼男になったんだよな…?」
「うん、そうだよ」
改めで身体を見てみる。ルーガの精液を吸収したお陰か、さっきよりも筋肉が盛り上がっている。
「もう、人間の姿には戻れないのか?」
「みちるは純血の狼男じゃないから、練習は必要だけど戻れるはずだよ。でもいままでみたいにずっと人間のままでいるのは難しいかな…。」
「そうなのか…」
「うん…狼男に変身するきっかけは色々あるけど、月夜は絶対に変身しちゃうんだ。だから夜出歩いたりは出来なくなっちゃうね…」
「やっぱり月が変身のトリガーなのか…それなら日中仕事も出来るし…意外と人間らしい生活が出来るんじゃないか?夜自由に出歩けないのは残念だけど」
ルーガは申し訳なさそうに俯いている。
俺はそんなルーガの顔にキスをしてこう言った。
「じゃあ今夜は精一杯楽しまなきゃな!」
「えっ!?」
「今日はハロウィンだ!俺たちカイブツが主役だろ?」
「ルーガに教えたいこといっぱいあるんだ!美味しいものとか、楽しいこととか!」
「だから、次はルーガのこともっと教えてくれよ!」
俺はルーガの手を引いてハロウィンの街中へと繰り出す。
ルーガは俺に答えるようにぎゅっと手を握る。
ふたりで歩く町はとてもキラキラしていた。