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「音声登録中、しばらくお待ち下さい」
この暇な時間にアプリを入れた。【カラオケ Wolfy:歌えばあなたも虜に】「やった!これは当たりだな、ラッキ〜」「登録完了、メッセージどうぞ」「よし、何歌おっかな〜」曲を探してる突然AIが喋り始めた「鈴鳴さん(すずな)おすすめの曲かありますが、どうです。」カタコトな日本語で話してきた。 ○○○RUS、夜に○ける、ウタカタ○○バイ、○と狼などの有名な曲があった。鈴鳴は迷った。「うーーん、どうしよっかな〜、、よし。これで、」〔○と狼を選択〕『ピコン!』「○と狼を選択しました。始めます」
イントロが始まった「よーし」歌詞が出てきて歌い始める。
「心を巣くう、狼はまだ」鈴鳴はノリノリで歌う。「鉛のような光放つ 繋いだ鎖 解き放てば 愚かな僕の罪重なる」完全に歌うのに夢中。サビに突入。その時だった、『ビリビリ!』スマホから変な音がする。いやな予感を察知し、中断した。「ん?なんだろう?アプリのバグかな?」歌うのをやめスマホを見ると、指先から黒く狼のような肉球が出てきた。「え、?!なにこれ、、、、」突然の出来事に困惑していたAIが途切れ途切れで、喋ってくる。「エ、エラーが、はっ、、発生、、、しました。」「え、、、エラー?」困惑したまま。
すると、鈴鳴の身体に変化が、、、手から毛が生え始まり、胸に来た。背骨がボキッボキッっと、曲がり、胸から中心にボサボサと、毛が出てきた。「アガッ、、!な、、なに、、これ、、、」床に倒れ込み苦しそうにしてる。足も狼のような形になってきた『ゴキッ』彼女の足は狼の足にすると、彼女の身体は大きくなっていく、一回りも二周りも大きくなっていく「ガッ、、、グルルル、、」ついに人語も無理になり苦しそうにしてる。顔に髭が出てきた。その後マズルが形成されていく「グルルル、、、ハァ、、ハァ、、、、」歯も変わっていきさらに狼に近づき、最後にしっぽが出てきた、最初は2㎝くらいだったのが、伸びてきて30㎝くらいの長さになって、尻尾をフリフリしていた。「ガルル、、」顔を後ろに向け尻尾があるのを確認してしまいパニックになってる。またAIが喋る「狼化完了。新しい身体に生まれ変わりました。」「グルルル、、、」どうしたらいいか分からず部屋の中をうろうろしてる。
扉に手を掛ける音がした。
【ガチャッ】
「鈴、ちょっとうるさいわよ、、、キャーー!!」母が扉を開け、私の姿を見て驚き、腰を抜かした。「どうした!!」父が階段を登ってくる音がした。父が見たものは、黒くところどころに白が混ざった狼がいた。「あなた!この犬、首にペンダントがあるよ」そう、鈴鳴の首には母にもらった、ロケットペンダントがあった「そうだな、、、で、、でも、まさかこの犬が鈴鳴なんて信じられん」父が驚いている中、狼が「クゥゥゥン」助けを求めるかのように声を出し、そばに寄ろうとする。母は、「鈴鳴だよね?」『コクッ』狼は喋っている言葉がわかったのか頷いた。「・・・・ッ!!」二人とも言葉を失っていた。「クゥゥゥン」小さい声で鳴きそばに寄る。母は、片膝を着いて、「おいで、鈴。こっちにおいで、、、大丈夫。大丈夫だよ。私達がついているよ。だからね。」狼になった鈴鳴は母の安心する顔を舐めた「ほら、フフフッ、、くすぐったいよ鈴鳴」『ペロペロ』気づいてくれたのが嬉しいの尻尾、左右に大きく振った。
父はその光景を見て座り込んだ。「鈴鳴すまん、お前を追い出そうとして、こんな親最低だよな、ゴメンな。俺も、、、どうしたらいいか、、」父は自分がやったことに後悔し、泣いていた。「クゥゥゥン」父の側に寄り「大丈夫だよ」と言うかのように涙を舐めてあげる。あれ?今、鈴鳴の声が聞こえたような、「グルルル」甘えた声で、嬉しそうに尻尾を振り父に頭を擦り付けてくる。父は倒れ込む。「ほらほら、やめろwwくすぐったいよ。」
しかし、鈴鳴は自覚していなかったが、精神は狼に乗っ取られていた。「ガッ、、グルルル」目の色が変わり襲うとしだす。鈴鳴は狂ったように、腕に執着した。その様子を父は見た。「どうした、鈴鳴?」なんとか押しとどめたのか甘噛みで軽く手を噛む、甘噛みと言っても少し歯が食い込み、血が出る。部屋の床に溢れる父のもの。「やめろ、鈴鳴。どうしたんだ?」鈴鳴の頭を撫でながら、少し強く引き剥がそうとする。「クゥゥゥン」ハッと戻ったのかすぐにやめ離れる。
自分も戸惑ったのか、鈴鳴に怖がる父「どうした、俺は大丈夫だよ。おいで鈴鳴、、大丈夫だよ。」鈴鳴は、あと少しでいや、もうおそかった、「ガッ、、ガルルル」完全に呑まれたのか父の肩に噛み付く「うぐっ!!だ、、、、、大丈夫だよ、、鈴鳴、、、、はぁはぁ、、俺も狼になろう。そしたら、また鈴鳴の笑顔が見れる。」父は鈴鳴の頭を撫でながら気を失った。「ガルルル」獣と化した鈴鳴は、母の方へ目をやる。狼は威嚇していたが、母は、狼を抱きしめ、「大丈夫、大丈夫だよ。私は、鈴の味方だよ。だから、目を覚まして、」
母が父の方を見ると少しづつ白銀の狼に変化していくのが、見えた。何かを察したのか、鈴鳴にこう言った。「大丈夫、私も狼になれば、お父さんと鈴で一緒に暮らせるだから、私に噛み付いて、、」と、言い母は狼に腕を出した。「ガルルルル!」躊躇なく腕に噛み付く、「ゔぅぅぅ、我慢しないとね、愛してるよ、鈴。私はあなたの、、みか、、た、」抱きしめ、娘の口にキスをしてニコッと、笑い。気を失った。失っているうちに母も狼になっていた。「グルルル、、アオォォォォォォン」二人の側に寄り、遠吠えをした。そして、疲れたのか、横になり狼は眠りについた。
「起きて、鈴。私達も狼になったよ。だから、これからも、一緒だよ。」狼になった母は、鈴鳴にすり寄った。「クゥゥゥン」眠たそうに起き上がり狼になった二人を見る。「ほんと、、、、?」少し涙目で二人に聞く。「えぇ、本当よ。しかも、人間にもなれるから大丈夫だよ。よいしょっと、」すると、二人は、人間の姿になった。父は「鈴鳴が寝ているときに人間のイメージを浮かんだら人間になれたよ。鈴鳴もイメージすると、人間になれるから」「わかった、、、」心配だったが、想像してみると元の姿になれた。
「わっ!、、、ほんとだ、、、、、人間になれた、」元に戻れたのが嬉しそうだが本人は気づいてないが耳が残ったまま。
「鈴、耳が治ってないよww」手で頭を触って「あ、、、」気が付いた。咄嗟に耳を触り元の人間の耳に戻す。狼になった家族はいつまでも幸せになった。
[今は、誰も知らないがこれがのちのカラオケ獣化の始まりだった]
終
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